なぜ、何もしていないのに、いじめられるのか、疑問に思ったことはありませんか?
いじめる側が、問題を抱えているのは、明白です。
しかし、いじめられる方にも、それなりの原因があります。
その原因をいじめられる人の特徴を通し、ご紹介します。
原因がわかれば、対策の打ちようがあります。さぁ、確認してみましょう!
いじめられる人の特徴
イジメの問題は、学校や職場、子供から大人まで、あらゆる所に存在しています。
そして、いじめる側と、いじめられる側。
これは、性格や態度、習慣などを変えない限り、どこに行っても同じであることが多いです。
イジメの被害者にならないためには、今の自分を見直しましょう。
いじめられる人の5つの特徴をご紹介します。
1.弱々しい
いじめられる人の、まず、一つ目の特徴は、『弱々しい』です。
いじめられやすい人は、周りに弱々しいイメージを与えていませんか?
いじめる方も、相手を選んでいます。明らかに、自分が負ける相手は選びません。
「こいつなら勝てる」、「後で問題にならない」と思うから、攻撃の対象にするのです。
そういう意味では、小柄、痩せている、病弱といった人は、対象になりやすいでしょう。
そうでなくても、いつも下ばかり見て、怯えているような印象を与える人も、要注意です。
太る、腕力を付ける、堂々とした態度を取るなど、弱々しいと思われないようにしましょう。
2.黙っていそう
いじめられる人の特徴には、『黙っていそう』というのもあります。
周りに言いつけないのは、いじめる側としては、好都合です。
大人しい、我慢強い、優しい性格の人は、気をつけましょう。
事を荒立てるのが嫌いな平和主義者や、反撃して同じレベルになりたくないといったプライドは、問題を大きくします。
「相手にしなければ、そのうち諦めるだろう」、「何もしなくても、周りは分かってくれる」という考えは危険です。
無反応だと、エスカレートする可能性があります。
周りも、意外と、他人のことは、無関心です。
気づいていても、厄介なことに関わらないようにすることも多いでしょう。
自分一人で抱え込ます、誰かに相談することも大切です。
3.目立つ存在
いじめられる人には、良くも悪くも、『目立つ』という特徴もあります。
容姿、服装、生い立ち、才能、能力、態度など、内容を問わず、目立つのは、イジメの原因になります。小学生では、名前も、その対象になります。
いじめる側の多くは、現状に不平不満を持っています。
劣等感が強く、思い通りにならない状況に、ストレスを感じています。
そんな時に、自分の劣等感や優越感を刺激する相手は、イジメの標的になります。
自分にはない羨ましいものを持っている相手、自分よりも明らかに劣る相手が、ストレス解消の標的になるのです。
4.空気が読めない
『空気が読めない』というのも、いじめられる人の特徴の一つです。
自慢話が多い、我を通す、正義感が強い、デリカシーがないなど、場の空気や和を乱すタイプは、イジメの対象になりやすいでしょう。あまりにも鈍感な人も要注意です。
特に、日本では、協調性という名のもと、皆が同じであることが望まれます。
和を乱すのは、嫌われる傾向にあります。
和を乱す相手を良く思わない相手が徒党を組み、仲間外れやイジメへと向かうのです。
5.いかにも善良そう
『いかにも善良そう』というのも、いじめられる特徴と言えるでしょう。
多くの人には好かれますが、一部の、ひねくれ者には、嫌われます。
相手に何をしたわけでもないのに、「何事も前向き」、「まじめ」、「親切」、「素直」「みんなに好かれる」、「いつも楽しそう」、「幸せそう」、といったことが気に障るのです。
その原因は、嫉妬です。自分には、ないこと、できないことだからです。
劣等感が強く、嫉妬深い相手には、嫉妬心を刺激しないことも大切です。
しかし、そのために、自分の良さ、自分らしさを失うのもよくありません。
付き合うと、そうならざると得ない相手とは、極力、距離を取りましょう。
いかがでしょうか。以上が、いじめられる人の特徴です。
いじめられやすい方は、これらの特徴に心当たりはありませんか?
心当たりがある方は、自分の良さ、自分らしさを失わない程度に、それらの特徴が相手を刺激しないように心掛けましょう。
イジメにお悩みの方に、少しでもお役に立てれば幸いです。