職場の上司や学校の先生など、えこひいきに悩んでいませんか?
えこひいきにより、不当な扱いをされてはいませんか?
周りから、嫉妬を買っていませんか?
えこひいきは、気に入った者だけを特別扱いするだけに、職場や学校、また、家庭などにおいても、雰囲気や人間関係を悪くします。
えこひいきする人は、なぜ差別や不公平な扱いをするのでしょう。
その心理や理由、対策を知りたいと思いませんか?
えこひいきする人の特徴と対処法をご紹介します。
えこひいきする人の特徴
えこひいきする人は、なぜ差別や不公平な扱いをするのか。
その心理・理由は、特徴に表れています。
えこひいきする人の5つの特徴を通し、その心理・理由をご紹介します。
男性女性問わず、共通する内容です。
えこひいきする相手に該当するものはないか、確認してみましょう。
1.劣等感が強い
えこひいきする人の、まず、一つ目の特徴は、『劣等感が強い』です。
自分に自信がある人は、えこひいきにより、部下や生徒、仲間、子供などを、むやみに差別や区別したりしません。その必要がないからです。
劣等感が強く、自分に自信がない人は、人を差別・区別することで、上位に立とうとします。
自分を褒め、立場を脅かさない者を周りに置き、優越感や安心感を得たいのです。
劣等感から、自慢、悪口、愚痴が多いという特徴もあります。
2.権力を振りかざす
えこひいきする人には、『権力を振りかざす』という特徴もあります。
自分の立場を利用し、それを誇示することで、自分より下の立場の者を押さえつけます。
自分に従うものを優遇し、歯向かう者、目障りな者を冷遇することで、権力を見せつけます。
自分に、実力や才能、人望がないことを自覚しているだけに、権力にモノを言わせるのです。
パワハラ上司の特徴とも言えます。
3.おだてに弱い
えこひいきする人の特徴には、『おだてに弱い』というのもあります。
劣等感が強く、自分に自信がないだけに、自分のことを褒める、頼る、従う相手に好感を持ちます。そして、えこひいきし、特別扱いをしようとします。
ずる賢い相手は、それを見抜き、利用します。
そして、利用価値がなくなると、あっさりと見捨てます。
えこひいきする人には、人を見抜く目がないことも多いです。
4.私利私欲が強い
『私利私欲が強い』のも、えこひいきが激しいタイプの特徴の一つです。
相手や周囲の気持ち・反応・状況よりも、私利私欲を優先させます。
物事を損得勘定や好き嫌い、欲望で判断します。
そして、それが、周囲や会社、学校といった組織に不利益なことでも、実行に移します。
自分のためなら、手段を選びません。こんな人が、権力を握ると、やりたい放題です。
5.視野が狭い
えこひいきが激しい人は、『視野が狭い』という特徴もあります。
自分の価値観や経験、人の言葉、表面的なもので、物事を判断します。
そのため、物事の本質を見抜けません。
仕事で成果を上げるとも、人望を得ることも少ないでしょう。
そのストレスが、余計、自分を認めてくれる相手へのえこひいきへと走らせます。
えこひいきする相手への対処法
会社の上司や学校の先生の不公平な扱い、親の兄弟間の差別など、えこひいきに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
えこひいきにより、自分が不当な扱いを受けた場合には、どうすればよいのでしょう。
えこひいきする相手への対処法を3つご紹介します。
1.おだてる
えこひいきする相手への、まず、一つ目の対処法は、『おだてる』です。
えこひいきするタイプには、劣等感が強く、自分に自信が人が多いです。
そのため、自分を褒める、認める、頼る相手に弱いのが特徴です。
どんなに嫌な相手でも、一つくらいは、良い所があるものです。
それをさり気なく、褒めましょう。
取ってつけたような褒め言葉は、見抜けれます。
もともと劣等感が強いので、性格がひねくれている場合ことも多いです。
さり気なく、褒め、できれば、相手に頼ってみましょう。
2.信頼できる相手に相談する
えこひいきする相手との関係をよくしようと努力しても、どうにもならない場合には、『信頼できる相手に相談する』ことも大切です。
自分一人で抱え込もうとすると、ストレスが溜まります。
しかし、相談相手は、選ぶ必要があります。
よかったら、下記、記事を参考にしてください。
3.距離を取る
どうしても、えこひいきする相手との関係を改善できない場合には、『距離を取る』ことも対処法の一つと言えるでしょう。
人には合う合わないがあります。親子など、血がつながった関係でも同じです。
合わない相手に無理に合わせようとすると疲れるだけです。
一度、こじれた関係は、なかなか修復するのは難しいですし、離れることで、時が解決することもあります。
また、その関係や環境を卒業する時期に来ている場合には、何かと嫌なことが起きるものです。
無理によくしようとするのが最善ではない場合もあります。
いかがでしょうか。以上が、えこひいきする人の特徴と対処法です。
えこひいきに、お困りの方に、少しでもお役に立てたら幸いです。