愚痴ばかり言う人にうんざりしていませんか?
愚痴が多い人は、いつも、不満や文句ばかり言っています。
誰かに言うことで、一時的にスッキリするからです。
しかし、愚痴を言っても、何も解決しません。結局、不平不満を繰り返すことになります。
たまにならいいですが、毎回、愚痴を聞かされる方は、たまりません。
疲れる上、ストレスがたまります。できることなら、聞きたくないのではないでしょうか。
また、愚痴っぽい自分を直したい、不満・文句を言わない人になりたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
愚痴ばかり言う人の特徴を通して、不満・文句が多い心理と対処法(付き合い方・直し方)をご紹介します。
ストレスから解放され、楽しい人生を送るために、少しでもお役に立てたら幸いです。
愚痴ばかり言う人の特徴
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愚痴ばかり言う人の5つの特徴を、その心理も織り交ぜながら、ご紹介します。
男性・女性を問わず、愚痴っぽい人の多くが持つ特徴です。
自分、また、友達、親、彼氏、彼女、旦那さん、奥さんなど、身近な人に、心当たりのある特徴はありませんか。確認してみていただけたらと思います。
1.時間に余裕がある
愚痴ばかり言う人の特徴として、まず、『時間に余裕がある』ことが挙げられます。
生きることに精一杯だったり、目の前のことに追われていると、愚痴を言う暇はありません。
不平不満や文句を言えるのは、ある意味、恵まれています。
時間を持て余しているからこそ、あれこれと想像し、被害妄想に陥ったり、悲劇のヒロイン、ヒーローになるのです。
そして、自らを追い詰め、どうしようもなくなり、愚痴を聞いてほしい状態になるのです。
2.今の生活に不満がある
『今の生活に不満がある』のも、愚痴が多い人の特徴です。
今の生活に満足していれば、愚痴を言うようなことはしません。
満たされていないからこそ、不平不満を口にし、ストレスを発散させようとするのです。
それがエスカレートすると、自分が満たされていないものを誰かが持っていると、羨ましいのを通り過ぎて、妬ましく思い、その相手の文句や悪口を言うようになります。
相手を否定することで、上位に立ち、自分を納得させているのです。
3.現状を変えようとしない
愚痴ばかり言う人は、自ら『現状を変えようとしない』というのも特徴です。
その心理・背景には、劣等感、自信のなさがあります。
また、世の中を斜めに見るところがあり、やる前から、どうせ無理とあきらめます。
愚痴っぽい人は、怖がりな一面も持ちます。
未知の世界を嫌がり、不満に思いながらも、慣れた環境にいることに安心感を抱きます。
面倒なことやコツコツ努力することも嫌がります。怠け者という特徴もあるのです。
それでいて、他力本願で、周囲が動いたり、組織や世の中が変わることを期待します。
そして、思うようにいかないと、それらのせいにして、愚痴を言うのです。
結局、何も変わらない現状に不満を抱きながらも、自ら変える努力はせず、周りのせいにして、不平不満を言い続けます。
4.プライドが高い
愚痴の多い人の特徴には、『プライドが高い』というのもあります。
自己評価が高く、他の人が自分の思ったように動かないと不満を抱きます。
また、自意識過剰なくらいに、周りの目を気にし、失敗して恥をかくことを恐れます。
そのため、思い切った行動が取れません。
しかし、一方で、人の粗探しは余念がありません。
自分の愚かな所、気が小さい所を隠すために、周りの足を引っ張ろうとするのです。
人を悪く言うことで、自分を大きく見せ、安心感や優越感を得ているのです。
5.寂しがり屋
愚痴が多い人は、『寂しがり屋』という特徴もあります。
強がりを言っても、満たされない現状を前にして、何もできない自分に不安を抱いています。
この不安から逃れたいため、誰かに、自分を認めてほしいのです。かまってほしいのです。
そして、愚痴を聞いてくれる相手を探します。
愚痴が多い人への対処法(付き合い方)
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愚痴ばかり聞かせれて、「疲れる」、「うんざり」という方も多いのではないでしょうか。
そういう方のために、愚痴の多い相手への対処法(付き合い方)を、ご紹介します。
愚痴が多い人に、振り回されないよう、対処していただければと思います。
1.聞くことに徹し、アドバイスは軽く
愚痴が多い相手への対処法の一つ目は、『聞くことに徹し、アドバイスは軽く』です。
愚痴を言う人は、ストレス発散と共感を得ることを目的に、不満や文句、悪口を言います。
力になろうと、真剣に、いろいろアドバイスしても、効果は得られず、疲れるだけです。
それよりは、「大変だったね」「頑張ったね」など、相手を肯定しながら、話を聞きましょう。
なお、アドバイスをする必要がある際には、相手の批判や否定は避けるべきです。
落ち込ませたり、逆上させることになります。
肯定的な見方や、ちょっとした提案をする程度にしておいた方が賢明です。
親切や優しさが仇となり、責任を押し付けられたり、恨まれることもあります。
また、相手の依頼心を増幅させ、頻繁に愚痴を聞かされることになりかねません。
2.相手を褒める
愚痴の多い人は、劣等感が強い人が多いです。
そういう相手には、『相手を褒める』ことが、対処法としては効果的です。
他人からは認識できても、自分には気づかないこともあります。
相手の良い所、恵まれている所を教え、自信や希望、やる気、元気を引き出しましょう。
それが、愚痴を減らすことにも繋がります。
3.相手を頼る
『相手を頼る』のも、愚痴が多い相手の付き合方としては、良い方法です。
誰かに頼られると、自分に自信が持て、自立心も育まれます。
そして、愚痴を言って頼るのではなく、頼られたいという意識が芽生えます。
また、愚痴が多い人は、時間を持て余していることが多いので、頼み事をこなすことで、ネガティブなことを思いめぐらせる時間を減らすこともできます。
重い内容だと負担になるので、簡単な相談や頼み事をしてみてはいかがでしょうか。
4.気分転換をすすめる
愚痴が多い人の対処法として、『気分転換をすすめる』のも有効です。
ネガティブなことを思いめぐらせる時間を削減したり、意識を違う所に向けることができます。
趣味や習い事、旅行などを勧めてはいかがでしょうか。
ボランティア活動に参加しても、よいかもしれません。
ポイントは、普段は経験できないことや、違う環境に身を置けることがよいかと思います。
愚痴ばかり言うと、血の巡りも悪くなり、体調にも悪い影響を与えます。
もっと外に出て、体を動かしたり、笑ったり、楽しい時間、充実した時間を過ごすことをお勧めしましょう。
5.距離を置く
何もしても、愚痴が止まらない相手には、『距離を置く』ことも必要です。
人生の貴重な時間を、人の愚痴に使うのはもったいないです。
あれこれ対処しても、本人が意識や言動を変えない限りはどうしようもありません。
ある程度、愚痴に付き合ったら、それ以上は、本人に任せましょう。
愚痴を言い出したら、話題を変えたり、適当に理由をつけて、その場を立ち去りましょう。
呼び出しにも、断ることも必要です。
愚痴を言わない人になるには(直し方)
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愚痴をやめたくてもやめれない方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
そういう方のために、愚痴を言わない人になる5つの方法をご紹介します。
1.幸せ探しをする
愚痴を言わない人になる方法の一つ目は、『幸せ探しをする』です。
プチラッキー日記をつけ、毎日、どんなに小さなことでもいいので、良かったこと、嬉しかったことなどを綴りましょう。
「電車を待たずに乗れた」とか、「ランチが美味しかった」でも、何でもいいです。
良かったことに目を向けましょう。
また、何か嫌なことが起こった場合には、その経験で、得られること・気づかされたことを考えてみましょう。
気が合わない人と一緒にいないといけない場合には、相手の良い面も探してみましょう。
自分に対しても同様です。良い面に目を向け、それを伸ばすこと、活かすことを考えましょう。
2.ポジティブ言葉を使う
『ポジティブ言葉を使う』のも、愚痴をなおす方法としては有効です。
愚痴が多い人は、「ついていない」、「腹が立つ」など、ネガティブな言葉をよく口にします。
”言霊”という言葉があるように、言葉には霊力があります。
ネガティブな言葉を使っていると、ネガティブな現実を引き寄せます。
自らを追い込まないように、「嬉しい」、「楽しい」、「ありがとう」など、ポジティブな言葉を使うようにしましょう。
そう言われても、ネガティブな言葉が出てしまう方は、その3倍、ポジティブな言葉を言って、取り消しましょう。
3.夢中になれることを見つける
『夢中になれることを見つける』も、愚痴を言わない人になる効果的な方法です。
ボーっとした時間があると、ついつい嫌なことを思い出し、不平不満を言いたくなります。
好きなこと、興味があること、以前からしてみたかったことなど、何でもよいので、夢中になれることを見つけましょう。そして、それを究めることに専念してください。
その間だけでも、嫌なことを思い出さないですみます。
また、続けることで、思考回路が切り替わり、嫌なことが気にならなくなります。
4.改善 or 解決策を考える
愚痴を言わない人になるには、『改善 or 解決策を考える』ことが有効です。
嫌なことを思い出して、不平不満を言っても、何の解決にもなりません。
不愉快な時間を過ごすだけです。
改善・解決の余地がある場合は、その実現に向けて、できることから取り組んでください。
愚痴に使っていた時間を、改善・解決の時間に使いましょう。
また、自分では解決できない時は、天にお任せしましょう。
5.愚痴を聞いてもらえることに感謝する
愚痴を言わない人になるには『愚痴を聞いてもらえることに感謝する』ことも、大切です。
愚痴を聞いてもらうことは、相手の貴重な時間を奪うことです。
そして、その貴重な時間を、不満、文句、悪口と言った、楽しくない時間にされているのです。
そのことをもっと意識してください。そして、愚痴を聞いてくれる相手に感謝しましょう。
そうすれば、自分の不平不満に、周囲を巻き込むのは申し訳ないという気持ちになり、愚痴も減るのではないでしょうか。
それでも減らない場合は、せめて、愚痴を言う相手を変えるくらいの気遣いはしましょう。
以上が、愚痴ばかり言う人の特徴・心理と対処法(付き合い方・直し方)です。
年を取ると愚痴っぽくなると言いますが、上記5つの特徴を持つ機会が増えるからでしょう。
親から愚痴を聞かされて困ると言う方は、食事に行ったり、旅行に連れ出すなど、気分転換を図るだけでも、随分、違うかもしれませんよ。
年を取ると、時間を持て余し、寂しい思いをすることが多いですからね。
自分で何とかしようという、気力も体力もあまりないでしょうし…。
まだまだ、若い方は、自分の不平不満に、他の人を巻き込まないように気をつけましょう。
巻き込まれて困っている方は、上記、対処法を参考にしていただければと思います。
皆様が、ストレスから解放され、楽しい人生を過ごせることを願っております。