感性豊かな人って憧れますよね。
同じものを見て、同じことをしても、人とは一味違った、それでいて、感動を与えるようなものを創り上げる人って、素敵です。
人マネではなく、自分が感じたものを表現する能力は、新しい文化や技術、時代を創り出す能力といっても過言ではありません。
しかし、便利でシステム化した現代社会では、感性を磨く機会も減ってきています。
充実した人生や、豊かな社会を創造するのに、感性は重要です。
感性豊かな人に共通する7つの特徴と感性を磨く3つの方法をご紹介します。
あなたも、感性豊かになって、自分らしい人生や、喜びや感動に満ちた社会を創造しませんか。
感性豊かな人の特徴
では、感性豊かな人の7つの特徴をご紹介します。男性女性問わず、共通した内容です。
自分は、感性が豊かな人間なのか、診断にも使用できます。
7つの特徴のうち4つ以上該当される場合は、感性が高いと言えるでしょう。
1.好奇心旺盛
感性豊かな人の、まず、一つ目の特徴は、『好奇心旺盛』です。
世の中の様々なものに、興味を持ちます。そして、興味の赴くままに、それを知ろうとします。
小さな子供が、「あれは、なあに?」、「これは、なあに?」と、目を輝かせるのと同様に、感性豊かな人は、好奇心で満ち溢れています。
大人になっても、少年・少女の心を忘れない純粋な人です。
そして、様々なものに触れる中で、新しい知識や発見、また、自分に合うものと合わないもの、好きなものと嫌いなものを認識します。
好奇心は、感性を磨く素地、基盤とも言えるでしょう。
2.固定観念や既成概念に囚われない
感性豊かな人は、『固定観念や既成概念に囚われない』というのも、特徴です。
世の中の常識や前例など、枠にはまった捉え方や考え方はしません。
自由で柔軟な心を持っています。
物事を様々な角度から見れるので、一つのことから多くのことを感じ、また、学びます。
しかし、一方で、決めつけられたり、型にはめられるのを、極端に嫌がります。
自分の行動や可能性を制限されるのが苦手なのです。
そのため、変わり者、わがまま、社会不適合者といった扱いをされることも多いでしょう。
3.自分を大切にしている
感性豊かな人は、『自分を大切にしている』というのも、特徴です。
世の中の常識や他の人の意見といった外からの情報よりも、自分の感覚・考えを重視します。
自分に正直というか、素直、心に嘘がつけない性分なのです。
他人と自分を比較するようなことも、あまりしません。
また、自己を表現することも好きで、個性、オリジナルにこだわります。
自由を愛し、自分らしさにこだわります。オンリーワンであろうとします。
4.理屈よりも、直感や心に響いたものを大切にする
『理屈よりも、直感や心に響いたものを大切にする』というのも、感性豊かな人の特徴です。
左脳と右脳のバランスが良い、もしくは、右脳が発達しています。
それと同時に、五感が敏感で、第六感、直感もきくタイプです。霊感がある人も多くいます。
あらゆる感覚をフル稼働して、様々なことを感じ、心に響いたものを大切にします。
インスピレーションを受けることも多いです。
しかし、感受性が豊かなだけに、繊細で傷つきやすい一面を持つ人も多いです。
5.創造力がある
感性豊かな人は、『創造力がある』というのも、特徴です。
想像力が豊かであると同時に、何かを作り上げる創造力にも恵まれています。
世の中にないものを作り出したり、既にあるものを創意工夫して、改善するのが得意です。
逆に、決まりきったこと正確に続けることが苦手な人も多いのも特徴です。
感性豊かな人にとって、創造力は、自己表現であり、自分が自分であるために不可欠なこととも、言えるでしょう。
感性豊かな人は、生まれ持ったクリエイターです。想像力や創造力を発揮できる職業に就くと、充実した人生を送れると同時に、社会に貢献することができるでしょう。
6.集中力が高い
感性豊かな人は、『集中力が高い』という特徴もあります。
自分が好きなもの、興味を持ったものには、時間を忘れるほど、集中します。
集中するあまり、周りが見えなくなったり、聞こえなくなったりすることも少なくありません。
逆に、興味ないものに対しては、関わろうをせず、無頓着な面も持ち合わせます。
7.こだわる・追求する
『こだわる・追求する』というのも、感性豊かな人の特徴です。
自分が興味関心を持ったものには、とことん、こだわります。
そして、あらゆる情報を収集し、研究して、そこから、新たなものを見出します。
そのため、自分が興味関心を持って追求したものに対しては、自信を持っています。
第三者が思いつきで批判や否定をしても、信念を曲げないため、頑固と映ることも多いです。
その道の一人者や、何かを成し遂げる人には、頑固さも必要なのかもしれません。
感性を磨く方法
次に、感性を高めるにはどうしたらよいか、その方法をご紹介します。
素質やセンスは、生まれ持ったものが大きいですが、感性は、生まれ育った環境による影響が大きく、努力次第で高めることは可能です。
小さなお子様なら、育て方により、感性豊かにすることは、容易なのではないでしょうか。
大人の方でも、遅くありません。今からでも、感性を高めてみませんか。
感性を磨く方法を3つご紹介します。
1.様々なものを見る・経験する
感性を磨くには、『様々なものを見る・経験する』ことは重要です。
自分の知らない世界を多く見る・経験することが、感性を育てるのに役立ちます。
ジャンルに囚われず、五感を刺激する、また、心に響く、様々な経験をすることが、感性や感度を研ぎ澄ませます。
また、一見、何の関係もないものが結びつき、新たなものを生み出すことも、多々あります。
一度切りの人生です。後悔のないように、様々な経験をして、感性を高めませんか。
お金やモノは盗めても、経験や感性は、人から盗まれることはありません。
人生を豊かにしてくれることでしょう。
2.自主性・個性を大切にする
感性を磨く方法として、『自主性・個性を大切にする』ことも重要です。
何でも指示したり、型に嵌めてしまうと、自分で感じ、表現する能力を養う機会が失うことになります。それでは、感性が磨かれません。
感性が鈍り、何も見ても感じない無機質な人間になりかねません。
自分らしく、伸び伸びしていられる環境にいてこそ、感性は機能します。
自主性や個性、つまり、自分らしさ、その人らしさを大切にしていただければと思います。
3.何かを作り上げる経験を積む
『何かを作り上げる経験を積む』ことも、感性を磨く方法として有効です。
今は、欲しいものは、何でも簡単に手に入る便利な時代です。
しかし、敢えて、自分で作ることをオススメします。
自分で感じ、想像し、創造する。その繰り返しにより、感性を高めることが可能です。
最初は、簡単なものからチャレンジし、徐々に、難易度を高めていけば、途中で挫折することもなく、楽しみながら、感性を磨くことができます。チャレンジしてはいかがでしょうか。
以上が、感性豊かな人に共通する特徴と感性を磨く方法になります。
感性豊かになって、自分らしい人生や、喜びや感動に満ちた社会を創造していただけれることを願っております。