今の世の中、心が病んでいる人も珍しくありません。
しかし、心の病は、意外と本人や周囲も、気が付きにくいものです。
また、心が病んでいる人の対処にも悩みます。
心が病んでいる人には、どのような特徴があるのでしょうか。
心が病んでいる相手に対し、どのように接すればよいのでしょう。
心が病んでいる人の特徴と対処法(接し方)をご紹介します。
心が病んでいる人の特徴
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では、早速、心が病んでいる人の特徴をご紹介します。
男性女性問わず、共通の内容です。
あなたや、周囲の人は、以下のような特徴を持っていませんか。確認してみましょう。
1.外見の変化
心が病んでいる人の、まず、一つ目の特徴は、『外見の変化』です。
急に、「太る」、「痩せる」といった変化の他、「顔色が悪い」、「老ける」、「毛が抜ける」など、外見に、様々な変化が出ます。
急に、外見に変化がある場合は、心が病んでいる可能性があります。注意しましょう。
2.笑顔が少ない
心が病んでいる人の特徴の二つ目は、『笑顔が少ない』です。
もともと、笑顔が少ない人もいますが、本来、明るく、笑顔が多い人が、笑わなくなった場合には、心が病んでいる可能性があります。
笑顔がないばかりか、目がうつろで、覇気がない、また、何事も億劫に感じ、やる気が出ないなどは、要注意です。
3.躁鬱が激しい
心が病んでいる人の特徴には、『躁鬱が激しい』というのもあります。
ハイテンションで、妙に、浮かれているかと思えば、ローテンションで、ひどく落ち込むなど、躁鬱が激しい場合は、精神的に病んでいる可能性があります。
喜怒哀楽が激しく、情緒不安定な場合も、心が病んでいる可能性があります。
4.ネガティブ思考
『ネガティブ思考』というのも、心が病んでいる人の特徴の一つです。
被害妄想が激しく、何事も、悪いように受け取りがちです。
相手は、そういうつもりはなくても、悪いように解釈します。
そして、自信をなくして、落ち込んだり、相手を敵対視し、攻撃したりします。
また、起きてほしくない未来を想像しがちです。
そして、心配したり、不安になります。
視野が狭くなっていると言えるでしょう。
5.体調不良が重なる
心が病んでいる人は、体調不良が重なるという特徴もあります。
食欲がない、下痢が続く、咳が止まらない、めまいがするなど、あらゆる症状が出てきます。
そして、病院で、検査をしても、特に異常がなく、原因がはっきりしない場合が多いです。
体調不良が長く続く場合は、心の病を疑うことも必要です。
心が病んでいる相手への対処法(接し方)
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心が病んでいる相手には、どのように接すればよいのでしょうか。
考えなしに対応すると、相手を傷つけ、余計、精神的に追い込むことになりかねません。
特に、相談を持ちかけられた場合には、慎重な対応が必要です。
心が病んでいる相手への対処法(接し方)をご紹介します。
1.聞き手に徹する
心が病んでいる相手には、『聞き手に徹する』ことを心掛けましょう。
自分の意見を押し付けるのではなく、まずは、相手の話をよく聞きましょう。
人に話すことで、スッキリし、精神的に落ち着くこともあります。
また、話すことで、気持ちの整理がつくこともあります。
病んでいる相手が、気持ちよく話せるように、共感を表情で表す、相槌を打つ、軽く質問するなどしましょう。
まずは、聞き上手になることが大切です。
2.相手を肯定する
心が病んでいる相手には、『相手を肯定する』も大切です。
例え、相手に非があっても、責めたてられると、心が委縮します。
また、頑張るように促すと、これ以上、頑張らないといけないのかと、失望します。
「大変だったね。」、「よく頑張ったね」と、相手に寄り添いましょう。
「優しいね」、「~が上手」、「その~素敵!」など、褒めることも良いでしょう。
但し、明らかに相手が間違ってことに、肩を持ちすぎるのも考えものです。
変に自信を持ち、間違った方向に突き進む可能性があります。
3.相手の状態を前向きに捉える
心が病んでいる人への対処法として、『相手の状態を前向きに捉える』のもよいでしょう。
心が病んでいる時は、視野が狭くなり、悪いように物事を捉えがちです。
「~という意味かもしれないよ。」と、、「大丈夫。心配しなくても、きっと神様は見ているよ」と、相手が安心や希望が持てるように、物事を解釈してあげましょう。
但し、相手を否定していると受け取られないように、言葉には注意しましょう。
いかがでしょうか。以上が、心が病んでいる人の特徴と対処法(接し方)です。
どなたかに、少しでもお役に立てれば幸いです。