親切も、度を過ぎると、お節介な人になり、人の迷惑になります。
あなたの周りに、いい人なんだけど、お節介で、迷惑な人はいませんか?
自分では、良いことをしていると思っているだけに、責めにくいので困りますよね。
逆に、相手のためを思ってしたことになのに、迷惑がられたことはありませんか?
それも辛いですよね。
親切がお節介にならないためには、どうしたらよいのでしょうか。
親切がお節介にならない方法をご紹介します。境界線を守りましょう。
親切がお節介にならない方法
親切が行き過ぎて、お節介にならない方法をご紹介します。
1.本当に相手のことを思ってのことか考える
親切がお節介にならないようにするには、『本当に相手のことを思ってのことか考える』ことが大切です。
相手を思っての親切。でも、よく考えてみてください。
本当に、相手を思ってのことでしょうか?
自分の満たされなった欲求を相手に託していませんか?
また「相手の役に立ちたい」「相手に好かれたい」「いい人と思われたい」という、自分勝手な思いを押し付けていませんか?
嫉妬心や、「自分の方がよく知っているんだ」という自尊心からの行為ではありませんか?
相手のためと思っていても、本当は自分の欲求を満たすためにしていることも多いです。
ご注意ください。
2.自分の価値観を押し付けていないか確認する
お節介にならないためには、『自分の価値観を押し付けていないか確認する』ことも大切です。
価値観は、人それぞれ、100人いれば100通りの価値観があります。
あなたの親切は、相手にとっては迷惑なことかもしれません。
親切の押し売りではありませんか?相手は、それを望んでいるのでしょうか?
あなたに、救いの手を求めたのでしょうか?
早合点して、相手の迷惑にならないように気をつけましょう。
3.相手の自由を奪っていないか見極める
親切をお節介にしないためには、『相手の自由を奪っていないか見極める』のも重要です。
あなたがしようとしている親切は、相手の自由を奪っていませんか?
例え、間違っているように見えても、相手が、それを選択する自由を奪ってはいけません。
あなたに他の人の人生を束縛する権利はありません。
ただ、相手を自分の思い通りに動かしたいだけではありませんか?
よく見極めていただきたいと思います。
また、相手に、自分の意見を伝えたとしても、それを選択するかは、本人に任せてください。
自分の人生に責任を取れるのは自分だけです。
4.相手にとってプラスになるか判断する
お節介にならないようにするには、『相手にとってプラスになるか判断する』ことも必要です。
相手のためにと思って、あなたが行う行為は、本当に相手にとって、プラスになりますか?
相手を心配するのは、その相手を信用していないとも言えます。
自分が一番正しく、相手は間違っているのでしょうか?
例え、そうだとしても、手助けすることで、自立を妨げることにはなりませんか?
失敗も、貴重な経験の一つです。
そこから気づきを得て、一回り大きな人間へと成長できます。
そのチャンスを奪わないでください。
5.相手が受け入れないことを受け入れる
お節介をしないためには、『相手が受け入れないことを受け入れる』ことも必要です。
親切に、同意や見返りを求めないでください。
その時点で、それは、親切ではなく、単なるエゴです。
「自分が勝手に判断したこと」「自分が好きでしたこと」とし、はじめから同意や見返りを前提にしない方が、自分のためにもなります。
同意や見返りを期待して行うと、相手が受け入れない時に、自分が辛くなります。
気を付けましょう。
いかがでしょうか。以上が、親切がお節介にならない方法です。
上記5つに注意し、”親切な人”でいられるようにしましょう。