緊急事態宣言が全国に拡大されましたね。
これに対し、様々な意見があるかと思います。
私は、基本、自由人なので、制限や束縛がきつくなるのは苦手ですが、感染対策というよりは、世の中のシフトチェンジのためには受け入れるしかないなぁと思っています。
人って、余程のことがない限りは、生き方を見直そうなんて思わないですからね。
あの東日本大震災の時だって、しばらくは、絆だの節電だの自然エネルギーだの言ってましたが、喉元過ぎればなんとやら、すっかり震災前と同じ状況に戻りましたしね。
しかし、今回は、それは許されないと感じています。
桜の花も時が過ぎれば散りゆくように、私たちも不要なものを手放し、変化する時なのです。
また、状況に合わせ、臨機応変に対応したり、新しい時代に備えて準備する時と感じています。
森羅万象、変化するのが自然なこと。それを止めることはできません。
それなのに、流れに逆行し、現状を維持しようとすると、苦しくなったり、そうさせないために、また、新たな何かが起きるのではないかと思います。
私たちが、今までの生き方や社会の仕組みを反省し、本気で生き方や世の中を変えようと思わない限り、天は、お許しにならないでしょう。
と言っても、天は、私達に罰を与えようという訳ではなく、みんなが、もっと快適に暮らせる世界へといざなおうとしているのです。
しかし、それには、それ相応の痛みが必要です。
そうでもしないと、地球まるごと世界を変えることなんて、できないですからね。
この地球がこれから進もうとしている世界は、愛と調和の世界。
愛を基盤とし、人、生物、大自然など、すべての存在が調和する平和な世界です。
この世に存在するすべてを神と見なし尊重する、『八百万の神』の思想を根底とする世界です。
しかし、今の世界は、違いますよね。
真逆と言ってもいいのではないでしょうか。
人間同士はいがみ合い、生物は人間の都合で殺されたり、肩身の狭い思いをしています。
大自然だって、人間の都合で、破壊され続けています。
それにも飽き足らず、人間は、神様にお願いばかりしています。
しかも、私欲を満たすお願いばかり…。
金銭欲、物欲、出世欲、名誉欲、自己顕示欲、支配欲、独占欲、色欲、飽食欲…。
人間の行き過ぎた欲が、愛や調和を遠ざけ、地球上の様々な存在を不幸にしているのです。
そもそも、この世に存在するすべてのものは、大いなる天(宇宙)の神の分け御霊。
等しく尊い存在です。
私たちは、天の神から魂をもらい、地(地球)の神から身体もいただいて存在しています。
また、この地球上に生きるために、地の神のものを与えてもらっています。
それなのに、人間は、神様に感謝もせず、やりたい放題。
神からいただいた光輝く魂を包む心には、我欲、不安、怖れ、優越感、劣等感、嫉妬、常識、世間体、プライド、思い込み、依存心など、余計なものがはびこり、心を曇らせています。
その心の曇りが壁となり、本当の自分である魂は、本来の輝きを外の世界へと放つことができず、閉塞感を感じている方も多いのではないでしょうか。
また、身体も、酷使、自傷、暴飲暴食や偏食、添加物の摂取などにより、弱らせていませんか。
「もう、いい加減に、目を覚ましなさい」
近年、増加する災害や、今回の新型コロナウイルスも、そういう人間達への天からの警告であり、変化の時を知らせているのです。
しかし、それは、この世界に疲れ果てている人間達への神の愛でもあります。
「もう、そんなに無理しなくてもいいよ。ありのままのあなたでいいのです。」
「あなたがありのままでいられる仲間と暮らす世界が、もうすぐ来ます。準備しなさい。」
今は、今までの自分や世界への執着や依存を手放し、軽やかに変化する時。
愛と調和の世界への移行に向けて、常識、心配、怖れ、安定志向、固定観念など、自分を縛り付けているすべてのものを取り払い、自由に羽ばたく時なのです。
私達は、今、自由なようで自由ではありません。
カゴの中の鳥のような状態です。
しかも、そのカゴは、何重にもなっています。
それでいて、扉が開けっ放しで、いつでも出ようと思えば、出ることができるカゴです。
鳥カゴの中の世界に嫌気が差しているのなら、思い切って、カゴの外へと羽ばたきませんか?
そして、魂の川に身を委ねながらも、しっかりと舵取りして、希望する岸へと行きませんか?
今回のコロナ騒動で、今まで築いたものや依存していたものをなくしてしまったあなた。
それは、不幸なことではありません。
天は、さらにグレードアップしたあなたを期待しているからです。
あなたにはそれができると。
だから、これから来る新しい世界を見据え、自分を変化させませんか?
八方塞がりのように思えても、明るい未来へと続く道が必ずあります。
それを見つけませんか?
未知なる世界へ飛び込むには勇気が必要ですし、責任も伴います。
思いもしないハプニングもあることでしょう。
しかし、カゴの中では経験できないことができます。もっとスケールが大きなこともできます。
困ったことがあれば、同志と助け合えばよいのです。
一人一人が自立しながらも、他の人と繋がり合って、みんなが笑顔になる世界をつくる。
それが、これから、この地球が目指す、愛と調和の世界です。
あなたも、その住人になりませんか。
今までの自分や世界への執着や依存を手放し、軽やかに変化しませんか。
安心・安定のカゴの中から出るのです。
それが、あなたの岩戸開きとなり、世の中の岩戸開きへと繋がり、この世が光の世界(弥勒の世)へと変わることに繋がることでしょう。