自己紹介する男性

あなたは、自己紹介をする時に、どのように自分を紹介していますか?

同じように自己紹介しても、印章に残る人と残らない人がいます。

せっかくなら、名前を覚えてもらいたいですし、好印象を持ってもらいたいですよね。

そういう方のために、「印象に残る自己紹介」のポイントを5つご紹介します。

第一印象は大切です。
その場の勢いでするのではなく、事前に準備し、相手の記憶残るようにしましょう。

その仕方をシェアさせていただきます。

印象に残る自己紹介

では、「印象に残る自己紹介」のポイントを5つご紹介します。

1.自分の名前について語る

自己紹介で、自分の名前について、話をすると、名前をよく覚えてもらえます。

例えば、名前に込めた親の思い、名前に使われている漢字の成り立ち、どの地域に多い名字か、全国で何人位いる名字か、姓名判断での傾向について、話をしてはいかがでしょうか。

その他、今までの人生における名前に関するエピソードなど、事前に、名前に関する情報を収集・整理して、インパクトがありそうなものをチョイスするとよいかと思います。

漢字の由来や、名字に関する情報、姓名判断などは、専門のサイトや書籍もあります。
事前に調べて、準備しておきましょう。

自己紹介の他、飲み会の場や、普段の会話にも使えますので、調べて損はないと思います。
私からも、いくつかご紹介します。

【参考になるサイト】

  • 漢字・漢和・語源辞典
  • 漢字の成り立ちがわかるサイト。成り立ちの他、意味や読み、画数、部首、書き順など、漢字に関する様々な情報もあります。

  • 名字由来net:
  • 名字に関する様々な情報が得られるサイト。名字を入力し、検索すると、全国順位や全国人数、都道府県での分布、ルーツ、同じ名字の有名人一覧などの情報が得られる。同姓同名の全国人数もわかる。

  • なまえさあち
  • 名字を入力して検索すると、漢字の意味や、推定人数、多い都道府県(5位まで)などがわかる。姓名判断もできる。

【参考になる書籍】

子供にもわかるように、漢字の成り立を図説した本。漢字の起源を知ることによって、知識も広がり、話題も豊富になります。

わかりやすく気軽に読める漢字の辞典。漢字の意味や読み方、成り立ちなどを漢字に関する様々な知識が得られる。辞典として、読み物としも、十分に楽しめる一冊。

名字で、古代豪族の末裔か、先祖が生きてきた土地や生業などが推測できる。2500の名字のルーツを解説。

2.その場・人に関連した内容を語る

会社相手の場合は、その会社に、どんな縁があるか、語るとよいかと思います。

その会社のある地域への縁でもよいですし、その会社の製品やサービスに関連した内容でもよいかと思います。

知人が、その会社に勤めていることでも良いかと思います。自分や身近な人とつながりがないか、事前に整理しておきましょう。個人の場合は、その人との共通点を語ると良いでしょう。

と言っても、初めての相手との共通点は、なかなか事前にはわかりません。

会話の中で、出身地や、趣味などを質問して、共通点を探すとよいかと思います。
知人を介して、その相手の情報を収集できる場合は、事前に情報収集しておきましょう。

その場・人に関連していることを話題にすると、親近感を持ち、記憶に残りやすいです。

3.自分の意外な一面を語る

性格や趣味、特技など、自分の意外な一面を語るのも、印象に残ります。

その際、外見とギャップのあるものや、世間的に珍しいものを選ぶと、インパクトがあってよいかと思います。

但し、あまり自慢気なのは、嫌われます。
資格や受賞歴がある場合は、自慢気に語るのは止めておきましょう。

控えめに少し触れるくらいの方が印象がいいですし、自己アピールにもつながります。

他には、誕生日が同じ有名人や、同郷の有名人、また、有名な人と知り合いといったことも、記憶に残りやすいです。その際も、自分とギャップのある人の方がインパクトがあります。

4.笑える失敗談を語る

笑える失敗談を語るのも、効果的です。

親しみを持ってもらえますし、印象にも残ります。
その後の付き合いで、同じ失敗をしないように、目を配ってくれるという親切な人もいます。

但し、仕事上の自己紹介の時は、今後、仕事を任せたり、一緒に行う上で、不安を与えるようなエピソードはしないように、気を付けましょう。

例えば、遅刻しそうな時に失敗をした話とか、締め切りを忘れて失敗をした話など、いくら笑えても、仕事に影響がありそうで、相手に不安を与えます。

普段の生活上の話や、学生の頃の話や、子供の頃の話などで、仕事に不安を抱かさないような内容にしておきましょう。

5.はまっていることを語る

自分が、今、はまっていること、マイブームについて、話すのも印象に残りやすいです。

今、特に、はまっていることがない人は、過去にはまっていたことで、何か、面白いエピソードがあったら、それでもよいかと思います。

特に、あまり一般的には知られていない、マニアックなネタは興味をそそります。

そうでなくても、自分のこだわり具合などを披露したり、そこから、他の人にも使える小技などを紹介すると、尊敬と同時に、記憶にも残りやすいです。

結びに、「はまりやすい性格なので、仕事にはまって頑張ります。」と言うと、喜ばれるかもしれません。

いかがでしょうか。

全体的に言うと「この人、なんか面白いな」と思われるのが、印象に残るポイントです。

『面白い』と言うのは、爆笑ネタなど、”笑える”ような内容でもよいですが、”感心”させるような内容や、意外性や独自性があって、”興味”をそそられる内容も良いかと思います。

自己紹介で、印象が残っても、普段の自分と、あまりかけ離れていると、後からガッカリされる可能性もあります。『自分の合った面白さ』でチャレンジしていただけたらと思います。

他に、自己紹介する時の注意点としては、目線は相手の方に向け、はっきりとした声で言うのが、基本中の基本です。

うつむき加減で小声で話すと、それだけで、あまり良い印象はないですし、話している内容も、聞き取りにくいです。

背筋を伸ばし、いつもより、声もトーンも高め、ボリュームも大きめにして、明るく元気に言いましょう。

なお、自己紹介中に、個人を指す場合などには、なるべく、名前を言うようにした方が、名前を覚えてもらいやすくなります。

自分の名前を言われると、印象に残りますし、自分も覚えておこうという気になります。
ぜひ、お試しください。