あなたは、今の働き方に満足していますか?
理想的な働き方と言えますか?自分や家族を犠牲にしてませんか?
プライベートは、充実していますか?人生を楽しんでいますか?自分らしく生きていますか?
自分らしく生きるための仕事の条件とは何でしょう。
理想の働き方とは、大企業に勤めることですか?正社員になって、満足のいく収入を得ることですか?贅沢三昧できるほど、思い存分、働くことですか?
私は、長年、大企業に、正社員として勤めていました。外から見れば、恵まれているように映ったかもしれません。しかし、年々、抜け殻のようになっていく、自分がいました。
私が思う「理想の働き方」について、書いてみようと思います。
理想の働き方
人には、向き不向きがあります。好みや限界も違います。置かれている環境も違います。
また、同じ人物でも、時の経過とともに、ライフスタイルが変わります。
それらを無視して、同じ条件で働くのは、無理が生じます。
経営、管理する側としては、一括管理できるのは便利です。
しかし、少子高齢化が進み、労働人口が少ない現在、一人でも多くの人に快適に働いてもらうには、働く側への歩み寄りは必要ではないでしょうか。
また、自分らしく満足のいく人生を歩むには、人任せでは叶いません。
自分で、生き方、働き方を、取捨選択する必要があります。
あなたにとって、理想の働き方とは、どのようなものですか?
10人いれば、10通りの考え方があるかと思います。
ここでは、私が思う、理想の働き方の5つの条件をご紹介します。
あなたの仕事の仕方を、今一度、見直してみませんか。
1.自分を活かした仕事ができる
私が思う、理想の働き方の一つ目の条件は、『自分を活かした仕事ができる』です。
自分が好きなこと、得意なこと、あるいは、今までの経験を活かした仕事ができる。
これほど、幸せな働き方はありません。
自分を最大限に活用し、仕事する。
自分をブランド化した働き方とも言えるでしょう。理想ですよね。
しかし、「そんなのできないに決まっている」、「それで生計を立てるのは無理」と、多くの人が、思っているのではないでしょうか。でも、本当にそうでしょうか。
実際のところ、やってみないと分からないですよね。
世の中には、それを達成している人もいます。
一度だけの人生。やれることだけのことはやってみる。それでダメなら、潔く、諦める。
その方が、納得した人生を歩めるように思います。
2.楽しく仕事ができる
『楽しく仕事ができる』というのも、理想の働き方に外せない条件です。
好きな仕事、したい仕事ができる。これも、楽しく仕事するには、大切な要素です。
しかし、それだけでは、楽しく仕事できるとは限りません。
労働環境や条件に、不備や不満があっては、仕事を楽しむことはできません。
また、仕事仲間も重要です。ギスギスした関係では、楽しく仕事はできません。
納得のいく成果も出すことも難しいでしょう。
3.生活が成り立つ
『生活が成り立つ』。これも、無視できません。
いくら、理想の仕事に就けても、生活できるための収入がなければ、生活できません。
欲を言えば、生活を楽しめる余裕と、いざというのお金は確保したいものです。
かと言って、贅沢三昧できるほどのお金は必要ないとも思っています。
余るほどのお金を稼ぐよりは、人生を楽しむ自由な時間を確保したいと思います。
一つの仕事で、生計を立てられなければ、複数の仕事をする。
仕事をしなくても、十分なお金があれば、無理して、あくせく働く必要もない。
要は、生活さえできれば、どう働こうが、また、働かなくても自由です。
今の世の中は、フルタイムで働くことが、スタンダードとされています。
それ以外は、見下げた扱いをされます。
しかし、長時間、働こうが、働くまいが、人間的価値には、関係ないのではないでしょうか。
4.時間や場所を自由に選べる
私が思う理想の働き方には、『時間や場所を自由に選べる』というのもあります。
収入が高くても、仕事づくめでは、人生を楽しめません。家族との関係も、希薄になります。
日本のお父さんが、家庭で居場所がないのも、働き過ぎだからではないでしょうか。
また、育児や介護など、フルタイムで働きたくても、働けない家庭の事情を持つ人もいます。
体に障害を持っていたり、病気がちであったり、年齢的に、長時間労働に向かない人もいます。
職場に行き来するのが難しい人もいます。
個人に合わせ、在宅勤務や、出勤時間や労働時間を、もっと自由に選択できる社会。
それが必要なのではないでしょうか。
個人的には、一日に5~6時間、週3日程度の労働が理想です。
そうすれば、自分の時間や家族との時間も充実し、人生を豊かに過ごすことができそうです。
しかし、それだけで、生計が成り立つ人は、ごく一部の人になるでしょう。
また、今の世の中では、雇用形態も、パートやアルバイトにならざるを得ません。
そもそも、正社員、契約社員、派遣社員、パート、アルバイトなど、今の世の中は、雇用形態が複雑です。正社員の中にも、総合職、一般職などの区別もあります。
それにより、変な差別意識も生まれます。
雇用形態を排除し、個人の能力に合わせた時間給+成果により増減させる。
その方が、スッキリしてよいのかもしれません。
5.社会に貢献したという喜びが得られる
私には『社会に貢献したという喜びが得られる』ことも、理想の働き方の条件として重要です。
一生懸命、働いても、また、多くのお金を稼いでも、誰かの役に立った、社会の役に立ったとという実感が湧かない仕事は、モチベーションが上がりません。
人間、誰かの役に立ってこそ、自分の存在意義、価値を実感し、生きる喜びが得られます。
極端に言えば、例え、お金を得られなくても、誰かの役に立っていることは、生きる喜びに繋がります。自分を認めることができます。
まぁ、生活が成り立たないと、生きていけませんけどね。
でも、ただ、生活できるだけでは、人生を満足することは、できないのではないでしょうか。
いかがでしょうか。以上が、私が思う理想の働き方、自分らしく生きるための仕事の条件です。
あくまでも、私の理想なので、他の人に該当するとは言えません。
また、何事も、メリットがあれば、デメリットがあります。
しかし、少子高齢化で、労働人口が減っていく中で、個人に合わせ、もっと自由に、働き方を選択できる仕組みは、必要なのではないかと思います。
働き方改革で、今後、どのように世の中が変わっていくのか。改善されるのか、改悪になるのか、見守っていきたいと思います。
しかし、国を当てにせず、個人でできる所は、各々が進めていくことも必要かもしれません。
それが、結果として、世の中を変えることになるのではないかと思います。