今の世の中、物質的には豊かになった一方で、心に闇を抱えている人が多いと感じませんか?
『自分の殻に閉じこもる』、『相手を認めない』、『誹謗中傷に明け暮れる』、『平気で嘘をつく』、『手柄を横取りする』、『人の不幸を喜ぶ』、『罪なき相手に危害を与える』等々…
そういった行為に走る人が、あまりにも多すぎる。そう感じませんか?
闇は病み。つまり、病気です。
心に闇を抱えている人は、心が病んでいるのです。
心が病み、自分の心のコントロールが利かなくなっているのです。
それが悪化すると、体もコントロールが利かなくなり、体に不調が現れます。
日本は和の国、調和の国です。
その日本でも、闇(病み)が浸透し、心身のコントロールが効かない人で溢れています。
競い合い、傷つけ合い、ストレスが蔓延しています。
私たちは、物質的・経済的な豊かさと引き換えに、心の豊かさや健康な体を失ったのでしょう。
この闇(病み)から抜け出すには、どうすればよいのでしょうか。
病んだ心・体にイライラし、誰かに八つ当たりしても、抜け出すことはできません。
自分を責め、殻に閉じこもっていても、抜け出すことはできません。
ますます、闇(病み)の世界に、どっぶりハマるだけです。
闇(病み)から抜け出す方法は、『闇』という漢字のなかにヒントがあります。
『闇』は、『門』を閉じ、真っ暗な状態。
しかし、その『門』の下に、小さく『音』があります。
『闇』から抜け出すには、この『音』が、『闇』の『門』を開けるキー(鍵)になるのです。
『音』は、『周波数』で表されます。
つまり、闇(病み)を抜け出すには、この小さく低く存在する『音』、つまり、『周波数』を高め、『愛』の『周波数』を放ち、門を開けるのです。
その愛とは、『真実の愛』であり、『無償の愛』です。
『愛』という漢字は、実に、よくできた文字です。
字の真ん中に『心』を宿し、『愛』とは『真心』だと言うことを表しています。
また、『心』と『受』で成り立ち、『愛』とは心を受け止めるものとも言っています。
さらに、『愛』という字の『心』の上は、頭をめぐらせ、心を振り向いて見る人の象形であり、『心』の下は、足の象形だそうです。
これは、『愛』とは、表面的なものや、ある一面から判断するのではなく、想像力を働かせ、そこに隠れた心を見て行動することだと言っているのでしょう。
闇(病み)から抜け出したいのなら、あなたが遭遇した出来事に対し、『愛』を込めましょう。
想像力を働かせ、そこに隠れた心を受け止め、言動に愛を込めましょう。
すべてのことに、真心で接するのです。
『愛』を込める対象は、目の前で困っている人だけでなく、自分に対しても…。
そして、嫌な出来事や相手に対しても、隠れた相手の心や、神の心を想像してみましょう。
望まない現実は、気づきをもたらす、自分へのメッセージであることが多いです。
また、不幸と思えたことが、後で幸せや喜び、生き甲斐をもたらすことも多々あります。
このことには意味がある、きっと、後で、自分に幸せをもたらすと想像してみましょう。
闇があるから光がある。
嫌な出来事や相手がいるから、幸福や、好きなことや好きな相手を自覚できる。
すべてのことは、自分へのギフトです。
闇(病み)の中に、気づきがあります。
そこから、何かを気づき、気づいた後は、手放しましょう。
闇(病み)から抜け出す方法は、どんなに小さなことでもいい、日々、愛ある行動を取ること。
遭遇した出来事に対し、想像力を働かせ、そこに隠れた心を受け止め、言動に愛を込めること。
この世の中は、自分が発したものが自分に戻ってきます。
愛の周波数を放てば、愛ある出来事が戻ってくるでしょう。
また、愛は光でもあります。
あなたの愛ある行動が、あなたの人生を輝かせ、闇から光へと導くことでしょう。