部下に嫌われる上司とは、どういう人なのでしょう。
「どうして、自分は部下に嫌われるのだろう」「なぜ好かれない?」「原因・理由は?」と悩んでいませんか?
上司にとって、直属の部下に嫌われるのは辛いものです。
できることなら、好かれたい、慕われたいと思う方も多いのではないでしょうか。
そういう方のために、部下に嫌われる上司の特徴をご紹介します。
部下に嫌われる上司の特徴
部下に好かれない、慕われない上司は、管理職として失格です。
部下は、そういう上司についていこうとは思わないでしょう。
仕事へのやる気も出ません。職場の人間関係、雰囲気も悪くなります。
部下に好かれる、慕われるには、日々の言動を見直すことが必要です。
部下に嫌われる上司の特徴を5つご紹介します。心当たりはないか確認しましょう。
1.思いやりがない
部下に嫌われる上司の、まず、一つ目の特徴は、『思いやりがない』です。
いくら仕事ができても、部下への思いやりがない上司は嫌われます。
出世のことばかり気にして、仕事や責任を押し付けたり、手柄を横取りしたり…。
そういう自分勝手な上司を慕うのは難しいでしょう。
部下の気持ちや状況は無視し、ひたすら、命令、指示をし、従わないと怒鳴り散らす。
そんな相手に尊敬の念を持てるわけはありません。
上司と部下の間に、パワハラやセクハラといった問題が、よく取り沙汰されています。
それは、自分のことしか考えず、相手への思いやりの欠如していることが原因しています。
部下のことを大切に思ってくれる上司には、好かれます。上司の期待に応えようとします。
2.劣等感が強い
部下に嫌われる上司には、『劣等感が強い』のも特徴です。
劣等感が強く、自分に自信がない上司は、必要以上に、自分を大きく見せようとします。
そして、部下に対し、高圧的です。
また、仕事ができる優秀な部下に嫉妬します。正当な評価をしようとしません。
中には、仕事だけでなく、容姿、生い立ち、学歴、性格など、自分にないものを持っている部下に嫉妬する上司もいます。
そういう上司は、自分が努力しても、目障りな部下に勝てないと思うと、卑怯な手段に出ます。イジメ、嫌がらせに走ります。
そんな上司は、嫌われて当然です。好かれようとすること自体、無理な注文です。
3.権力に弱い
部下に嫌われる上司の特徴には、『権力に弱い』というのもあります。
そういう上司は、部下に強く、上司に弱いのが特徴です。
上司の前では、ヘコヘコし、その鬱憤を部下に当たることで解消しようとします。
権力を振りかざすのです。
また、陰で、上司の悪口を並べ、自分を正当化します。
こういう上司は、出世のためなら、手段を選びません。平気で部下を悪者にします。
嫌われて当然です。
4.不公平
『不公平』というのも、嫌われる上司の特徴の一つです。
えこひいきが激しく、部下を公平に扱いません。損得や、好き嫌いにより部下を判断します。
中には、あからさまに部下を不公平に扱うことで、自分へ服従することを強いる上司もいます。
不公平に扱われて、好きになる人はいません。
自分に原因があるならともかく、そうでなれば、嫌いになります。
管理職であるなら、部下一人一人が気持ちよく仕事ができるように心掛けるべきです。
配慮が必要です。
5.優柔不断
部下に嫌われる上司には、『優柔不断』という特徴もあります。
部下は、上司の指示、意見のもと、仕事をします。
その指示や意見がコロコロと変わると、部下は、それに翻弄されます。
一度ならよいですが、何度も、そのようなことがあると、優柔不断な上司に嫌気が差します。
頼りない、信頼できないと思うでしょう。嫌われるのも仕方がないのではないでしょうか。
いかがでしょうか。以上が、部下に嫌われる上司の特徴です。
あなたは、部下に嫌われる特徴、原因をお持ちではありませんか。
部下に嫌われるのには理由があります。自分の日頃の言動を見直しましょう。
上司には、仕事の能力は必要です。しかし、それ以上に人間性がモノを言うでしょう。
少々、仕事ができない上司でも、思いやりがあり、信頼のおける上司は好かれます。
部下に好かれるには、人間性を磨くことが必要です。