あなたは、見栄っ張りですか?
見栄っ張りな自分を直したいと思いませんか?
人は、なぜ、見栄を張ってしまうのでしょう。
見栄を張り、本来の自分よりも大きく見せたり、無理をしても、疲れるだけです。
また、人から嫌われることも多いでしょう。
直すにはどうすればよいのでしょうか。
見栄っ張りな人の特徴を通し、その理由と直し方をご紹介します。
見栄っ張りな人の特徴
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なぜ見栄を張るのか。それは、その人の性格、習慣、価値観などに起因します。
見栄っ張りな人の特徴を通し、その理由を把握しましょう。
男性女性問わず、共通の内容です。
あなたは、以下の特徴を持っていませんか。確認してみましょう。
1.他人と自分を比較する
見栄っ張りな人の特徴には、まず、『他人と自分を比較する』というのがあります。
常に、自分と周囲を見比べ、勝っていれば優越感に浸り、負けていれば劣等感に苛まれます。
自分への評価が、常に相対評価なのです。
人と比べることで、自分の価値を評価するのです。
そして、勝っていれば、安心したり、自慢したりします。
負けていれば、不満を募らせます。
2.劣等感が強い
見栄っ張りな人は、『劣等感が強い』のも特徴です。
自分に自信がありません。それでいて、そんな自分を隠そうとします。
自分のみじめな状況を、周りの人や環境のせいにするのです。
そのため、不平不満が多く、いつも、愚痴や悪口を言います。
自分以外のことを悪く言うことで、自分をよく見せようとするのです。
また、劣等感からくるストレスを発散させようとします。
3.負けず嫌い
見栄っ張りな人は、『負けず嫌い』でもあります。
自分が誰かに負けることが許せません。常に一番でありたいのです。
自分よりも勝っている人、目立つ人に嫉妬し、敵対視します。
自分が勝てないとわかると、相手の価値を下げたり、排除することで、勝とうとします。
中には、自分が勝つためなら、手段を選ばない人もいます。
4.世間体を気にする
『世間体を気にする』のも、見栄っ張りな人の特徴です。
「自分がどうしたいか、どうありたいか」よりも、「人からどう思われるか」を重視します。
そのため、地位、名誉、お金、学歴などに固執します。ブランド物が好きな人も多いでしょう。
それは、優越感を示すのに、便利なアイテムだからです。
自分が持っていない場合は、家族や知り合いを持ち出し、自慢します。
また、「いい人と思われたい」、「惨めに思われたくない」など、他人の目を気にするばかりに、本心を偽ることも多いと言えるでしょう。
5.嘘つき
見栄っ張りの特徴に、『嘘つき』というのもあります。
自分を良く見せるために、平気で嘘をつきます。
都合の悪いことは隠し、一方で、上辺を繕い、本来の自分よりも、大きく見せようとします。
日常茶飯事、嘘をついているので、嘘をつくことに、あまり罪悪感がありません。
また、自分の中でも整理がつかず、つじつまが合わないことを平気でします。
都合が悪いことは、忘れた振りをするのも得意です。
見栄っ張りを直す方法
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あからさまに見栄を張ることは、周囲に、あまり、よい印象を与えません。
嫌われることも多いでしょう。
しかし、「見栄っ張りを直したい」と思っても、長年しみついた性格は、簡単には直りません。
では、どうすればよいのでしょうか。以下のことを意識することをお勧めします。
見栄っ張りを直す3つ方法をご紹介します。
1.羨ましい人を観察する
見栄っ張りを直す、一つ目の方法は、『羨ましい人を観察する』です。
羨ましい人がいると、人は、ついつい、羨ましい所だけを見て、嫉妬してしまい、それを悟られないように、見栄を張ってしまうものです。
しかし、それでは、同じことの繰り返しです。
見栄っ張りを直すには、表面的なものだけに囚われないことが大切です。
羨ましい人の努力や苦労を見るようにしましょう。
光があれば影があります。光の当たった見える部分のみではなく、見えない所も見るようにしましょう。そして、吸収できる部分は吸収し、自分を高める努力をしましょう。
そうすれば、嫉妬心や見栄っ張りな自分を抑えることができるのではないでしょうか。
敵対視するのではなく、見本として、得られるものを吸収しましょう。
2.強味を持つ・活かす
見栄っ張りを直す、二つ目の方法は、『強味を持つ・活かす』です。
自分に自信がない、足りないものがあると思うから、見栄を張るのです。
見栄っ張りな人は、自分のマイナス面に目が行きがちです。
そうではなく、プラス面に目を向けましょう。
誰にでも、長所・短所、強味、弱味があるものです。
自分のよい所を見つけ、伸ばしましょう。そして、世のため、人のために活かしましょう。
自分に自信を持てる、見栄を張らなくてもいいような人間になりましょう。
3.弱味を生かす
見栄っ張りを直すには、『弱味を生かす』という方法もあります。
短所や弱味を隠そうとするから、見栄を張ることになるのです。
そうではなく、短所や弱味を利用しましょう。
人間、どこか欠けていた方が、人からは愛されます。
失敗を面白話にする、また、自分にできないことを、人に相談・頼ることで味方につけるなど、短所や弱味を利用しましょう。
欠けた部分があった方が、人間味があって、親しみが湧きます。
また、頼られることで、相手に好意を持ちます。
但し、短所や弱味を見せる相手を選びましょう。それに付け込む人もいるので、ご注意を。
いかがでしょうか。以上が、見栄っ張りな人の特徴と直し方です。
「見栄っ張りな自分を直したい」、「見栄っ張りな相手に困っている」という方に、少しでもお役に立てたら幸いです