何度も騙されたり、付き合う相手に失敗したことはありませんか。
見る目がない人は、同じ過ちを繰り返しがちです。
それでは、いつまで経っても、納得のいく、幸せな人生を送ることはできません。
仕事、恋愛、結婚、友達選び、また、日々の日常生活を送る上でも、人を見る目があるか・ないかで、人生は大きく変わります。
見る目がない人の特徴と、人を見抜く力をつける方法をご紹介します。
適切な判断を行い、失敗や後悔がないようにしましょう。
見る目がない人の特徴
では、見る目がない人の5つの特徴をご紹介します。男性・女性を問わず、共通した内容です。
人を見る目があるか・ないかの診断にも使えます。3つ以上、当てはまる場合は、要注意です。
もっと、見る目を養う必要があるのではないでしょうか。
1.外見で判断する
見る目がない人の、まず、一つ目の特徴は、『外見で判断する』です。
人は、ついつい、外見で判断しがちです。
まじめそう、優しそう、きちんとしてそうなど、第一印象を信じ込みます。
しかし、初対面から、本性を出す人は、そうそういません。
大抵の方が、いい人を演じているのではないでしょうか。
また、美男美女だったり、自分好みの顔やスタイルだと、ひいき目で見てしまいがちです。少々、引っかかる所があっても、見ないよう、気にしないようにしていまいます。
容姿や、よそ行きの態度に騙されないようにしましょう。
2.身分・肩書きで判断してしまう
『身分・肩書きで判断してしまう』というのも、見る目がない人の特徴です。
学歴、職業、地位などにとらわれ、内面を見るのを疎かにしがちです。
身分・肩書きが立派でも、内面に問題がある人は多くいます。
また、逆に、そういったものはなくても、人として、立派な方もいます。
身分や肩書きに、惑わされないようにしましょう。
見る目がある人は、そんなことには惑わされません。
3.偏見・思い込みが強い
見る目がない人は、『偏見・思い込みが強い』のも、特徴と言えるでしょう。
「美人は性格が悪い」、「金持ちの子は、わがまま」など、勝手な物差しで判断します。
また、「自分なら、あの性格を変えることができる」、「あいつに付き合えるのは自分だけだ」など、思い込みから、いばらの道に挑む勇者もいます。
そういうタイプは、勘違いも多く、失敗も多いでしょう。
4.人の言葉を鵜呑みにしやすい
『人の言葉を鵜呑みにしやすい』のも、見る目がない人の特徴です。
ある意味、疑うことを知らない純粋な人かもしれません。
しかし、事実関係を確認もせずに信じ込むのは、愚かとも言えます。
世の中、いい人ばかりではありません。何でも真に受けるのは危険です。
自分を良く見せるために、また、誰かを陥れるために、平気で、嘘をつく人もいます。
学校の先生や会社の上司など、上に立つ人は、特に、一部の言葉を鵜呑みにしないように気をつける必要があります。お金が絡んだり、利害関係がある時も、要注意です。
5.持ち上げられたり、優しくされるのに弱い
見る目がない人は、『持ち上げられたり、優しくされるのに弱い』という特徴もあります。
誰でも、持ち上げらたり、優しくされるのは、嬉しいものです。
しかし、中には、自分を目的を果たすために、意図的に、相手を喜ばせる人もいます。
特に、劣等感を持っていたり、愛情に飢えている人などは、褒められたり、ヘイヘイされたり、優しくされると、相手をいい人と思いがちです。
本当にイイ人は、何の目的もなく、心が感じるままに、褒めたり、親切にします。
裏表がありませんし、褒めたり、親切にする相手を選びません。
日頃の行動、周囲への接し方など、あらゆる角度で、相手を見る必要があります。
人を見抜く力をつける方法 ~ 見る目を養うには
では、見る目を養うには、どうしたらよいでしょうか。
それには、長年の経験が必要かもしれません。
しかし、ポイントを抑えれば、短期間で身に付けることが可能かと思います。
その方法をご紹介します。
1.直感や、心・体の反応に注意を払う
まず、一つ目の方法は、『直感や、心・体の反応に注意を払う』です。
見た目や言動に意識が行きがちですが、直感や、心・体の反応への注意も大切です。
「気が合いそう!」、「なんか、嫌な感じがする」など、直感は、意外と当たります。
また、一緒にいると、「ホッとする」、「楽しい」などの心の反応や、「寒気がする」、「鳥肌が立つ」などの体の反応にも、注意を向けた方が、相手を適切に捉えることができます。
波長が合わない、危険を及ぼす相手などは、心や体が反応することも、少なくありません。
2.言葉より行動を見る
見る目を養う方法として、『言葉より行動を見る』ことも重要です。
優しい言葉や、相手を喜ばせる言葉は、口で、いくらでも言えます。
口のうまい相手に騙されないようにしましょう。
また、話している時には、言葉の内容だけでなく、表情や声のトーンにも注意を向けましょう。
目線が合うかどうかも、言葉を信用してよいかの判断になります。
なお、言葉よりは、相手の行動を見た方が、信用を置けるか、判断しやすいです。
言葉と行動が伴わない人は、信用できません。ご注意ください。
3.話の整合性に気を留める
『話の整合性に気を留める』ことも、見る目を養うには必要です。
嘘つきは、その場の思いつきや勢いで、ものを言います。
そのため、平気で、つじつまの合わない話をしたり、言ったことがコロコロ変わります。
話の整合性が、あまりにも合わない相手は、要注意です。
嘘つきについて、詳しく知りたい方は、「嘘つきの見分け方」をご覧ください。
4.人により態度が極端に異なる場合は警戒する
『人により態度が極端に異なる場合は警戒する』ことも、見る目を養う方法と言えます。
人により態度が極端に異なる人は、あなたに見せている姿が、真実の姿とは言い切れません。
特に、仕事相手や結婚相手など、重要な関係においては、注意が必要です。
自分以外の人に接している時の言動にも目を向けましょう。
なお、立場的に弱い相手と接する時の態度に、本性が現れやすいです。
5.ふとした時の目つき・仕草・言葉づかい敏感になる
人を見る時は、『ふとした時の目つき・仕草・言葉づかい敏感になる』ことも大切です。
誰でも、意識して、話している時、行動している時は、良く見せようとします。
しかし、ふと気を許した瞬間に、本性が出てしまいます。
ふとした時の目つき・仕草・言葉づかいには、本性や日頃の生活態度が出てしまうのです。
ふとした時の態度こそ、見逃さないようにしましょう。
いかがでしょうか。
以上が、見る目がない人の特徴と、人を見抜く力をつける方法になります。
見る目を養い、失敗したり、後悔のないようにしていただければと思います。