よく道を聞かれる人は、「なぜ、自分ばかり尋ねられるのだろう」と思いませんか？
「道を聞かれるような人になりなさい」と言われて育った方もいるかもしれません。
しかし、実際に、道を聞かれると、対応に困ることもあります。
よくわからない土地で聞かれたり、外国人に尋ねられたりすると、困りますよね。
また、方向音痴だったり、会話が苦手な場合には、ちょっとしたストレスになったりもします。
中には、道を聞かれたくない方もいるかと思います。
道を聞かれる人の特徴と、道を聞かれない方法をご紹介します。
よく道を聞かれる人の特徴
では、道を聞かれる人の特徴をご紹介します。男性女性問わず、共通した内容です。
どういう特徴を持つ人が、道を尋ねられるのか、ご紹介します。
１．声を掛けやすい状況にある
よく道を聞かれる人の一つ目の特徴は、『声を掛けやすい状況にある』というのがあります。
道に迷い、誰かに聞こうにも、「忙しそう」、「急いでいる」、「何かをしている」相手には、声は掛けにくいものです。
となると、近くにいる、「立ち止まっている」、「ゆっくり歩いている」人が、声を掛ける対象になります。
２．安心できる雰囲気を持っている
道を聞かれる人の特徴には、『安心できる雰囲気を持っている』というのもあります。
いくら、道に迷って困っていても、危ない目、怖い目には遭いたくありません。
「危害を与える」、「怒鳴る」、「睨む」可能性のある相手は、対象から外れます。例え、近くで、暇そうに立ち止まっていても、道を聞かれることはないでしょう。
それは、人相、服装、表情の他、醸し出す雰囲気から判断します。
無意識のうちに、オーラも感じているかもしれません。
「危害を加えそうにない」、「善良そうに見える」相手に、安心感を抱き、道を尋ねるのです。
３．無視や断ったりせず、対応してくれそう
『無視や断ったりせず、対応してくれそう』というのも、道を聞かれる人の特徴にあります。
いくら身の危険を感じない相手でも、声を掛けて、無視されたり、断られたりすると嫌ですし、困りますよね。道がわからないという問題の解決にもなりません。
そのため、「暗く見える」、「気が強く見える」人は、避けられるでしょう。
かと言って、必ず、「明るく見える」、「気が弱く見える」人が、道を聞かれるわけでもありません。
もちろん聞かれる機会は多いですが、それよりは、消去法で、身の危険を感じたり、無視したり断りそうな人以外が対象になります。
言うなれば、「人畜無害」な、「当たり障りのない普通の人」が、他に誰もいない場合は、道を聞かれることになります。
４．親切に見える
道を聞かれる人の特徴には、『親切に見える』というのもあります。
今までの特徴は、消去法で残った人が対象として残り、他に声を掛ける相手がいなければ、道を聞かれるというパターンです。
しかし、いかにも「優しそう」、「人が良さそう」、「誠実そう」、「世話好きそう」という親切そうな人は、道に迷って困っている人から、積極的に声を掛けられます。
少々、遠くにいても、「あの人に聞こう！」と駆け寄って、聞かれることも少なくないでしょう。
身の危険を感じるか判断する場合と同様、人相、服装、表情、雰囲気、オーラなどから、困っている相手の力になってくれる、思いやり深い相手と感じ取ります。
５．しっかりして見える
『しっかりして見える』というのも、道を聞かれる人の特徴にあります。
この特徴も、親切そうなのと同様、積極的に人から声を掛けられます。
「この人に聞いたら間違いない」、「信頼できそう」、「わかりやくすく教えてくれそう」、「テキパキしてそう」と、思われるのです。
道に迷っている人の中には、約束の時間があったり、時間に余裕がない場合もいます。
もしろ多いと言えるでしょう。
そんな時に、正確な情報を、素早く適切に教えてくれそうな人が現れると、誰よりも優先して、声を掛けたくなるのも必然だと思います。
道を聞かれない方法
よく道を聞かれる人が、尋ねられないようにするには、時計を見ながら早歩きするなど、急いでいるように振舞うのが一番ではないでしょうか。
音楽を聴きながら歩くのもよいかもしれませんが、安全面から、あまりオススメできません。
わざわざ、危険な雰囲気を醸し出したり、人間性に問題があるように見せるのは、自分にとってマイナスですし、現実的ではないですしね。
いかがでしょうか。道を聞かれる人の特徴と、道を聞かれない方法は、以上になります。
よく道を聞かれる人の特徴を５つあげましたが、すべてを持ち合わせているというよりは、状況により、取捨選択されていると思います。
しかし、見たからに、親切そうな人や、しっかりして見える人は、かなりの確率で、道を聞かれることでしょう。親切そうで、しっかりしてそうな人は、最強です。
道を聞かれるということは、ある意味、人間性を認められた人です。
嫌がらずに、なるべく、困っている相手を助けたいですね。
その親切は、きっと、別の機会で戻ってくると思います。
わからない時や、時間がなくて対応できない時は、素直に状況を説明すればよいかと思います。
