学校や職場、友達同士など、集団の中で、なぜか仲間外れにされる人っていませんか。
どうしてなのでしょう。
特に、何か悪いことをした覚えはないのに、気が付けば、独りぼっちってさみしいですよね。
仲間外れにされた時には、どうすればよいのでしょうか。
仲間外れにされる人の特徴と対処法をご紹介します。
仲間外れにされる人の特徴
仲間外れにされる人には、それなりの理由があります。
グループに入れたくない、一緒にいたくないという原因があるのです。
それは、何なのでしょうか。
仲間外れにされる人の5つの特徴をご紹介します。
1.目立つ
仲間外れにされる人の、まず、一つ目の特徴は、『目立つ』です。
外見、行動、存在など、良い意味でも悪い意味でも、目立ちやすい人は、仲間外れになりやすいと言えます。
人間、特に、日本人は、周りと同じ、みんなが一緒であることに、安心感を持ちます。
そこに、一人だけ浮いているのは、和を乱す存在とみなされます。
そのため、異質な存在を仲間外れにし、同じような者同士で、固まろうとするのです。
2.空気が読めない
仲間外れにされる人には、『空気が読めない』という特徴もあります。
その場の雰囲気や、話の流れ、周りの人の置かれた状況、言われた相手の気持ちなどを無視して、思ったこと、思いついたことを、そのまま言う人は、嫌われます。
自分では悪気はなく、正直に言っただけでも、相手や周囲への配慮がない、デリカシーがないと思われるのです。例え、それが正論でもです。
周りが見えず、自分のことしか考えていない、自己主張が強い人間と判断されます。
こういう人がいると、雰囲気が悪くなる、また、しらけるため、仲間外れにされます。
3.何かに優れている
仲間外れにされる人の特徴には、『何かに優れている』ということもあります。
美人、イケメン、モテる、金持ち、育ち、学歴、仕事の能力など、何かに優れる人は、嫉妬から仲間外れにされることも多いでしょう。
それを持たない人とにとっては、羨ましくもあり、目障りな存在だからです。
その相手を見ることで、自分に劣等感を感じます。
周囲も、自分と同じ状況であれば、同類同士で固まり、優れた相手をけなすことで、安心感を得ようとします。
また、仲間で結束し、優れた相手を仲間外れにすることで、優越感を得ようとするのです。
4.何かに劣っている
仲間外れにされる人の特徴には、『何かに劣っている』というのもあります。
競争社会である現代、不平不満、ストレスを抱えている人は、多くいます。
また、周りの目を気にする人も多くいます。
そこに、見た目が悪い、不潔、貧乏そうなど、明らかに、周囲よりも劣っていると解釈できる存在がいると、仲間外れにすることで、自分の欲求を満たそうとするのです。
相手を落とし入れることで、ストレスの発散や優越感を得ようとします。
また、一緒にいて、仲間に思われたくないという意識が芽生えます。
自分を守るために、仲間外れにするのです。
5.反撃に出ない
仲間外れにされるには、『反撃に出ない』という特徴もあります。
文句が言えない、我慢強い、プライドが高く、仲間外れにされていることを口外しないなど、反撃に出ないタイプは、仲間外れにされやすいと言えます。
面倒なことにならないので、相手をイジメて優越感に浸り、ストレスを解消するのに、丁度いいのです。
誰しも、面倒なことにはなりたくないですからね。
仲間外れにする人も、相手を選んでしています。
仲間外れにされた時の対処法
では、仲間外れにされたら、どうすればよいのでしょう。
ただ、我慢し、寂しく独りぼっちでいればよいのでしょうか。
仲間外れにされた時の対処法をご紹介します。
1.原因の究明と対処
仲間外れにされた時の、まず、一つ目の対処法は、『原因の究明と対処』です。
グループである時に、また、グループの誰かに、配慮にかけた言動をしませんでしたか?
自慢とも取れるような発言をしませんでしたか?
自分の発言や行動を振り替えましょう。
また、仲間外れにする人達と、自分との間に、何か違いはありませんか?
外見、中身、境遇など、様々なことを思い返してみましょう。
そして、原因を探り、対策の手立てがあるのなら、対策を打ちましょう。
2.信頼できる相手に相談する
原因がわからない、わかっても、自分ではどうしようもないなど、仲間外れにされても、解決のしようがない場合には、『信頼できる相手に相談する』のもよいでしょう。
自分一人では、どうしようもないことでも、誰かに相談することで、解決のヒントが得られることもあります。
第一、一人で抱え込むのも、辛いですよね。
誰に状況を話し、心の負担を軽減しましょう。
迷惑をかけたくない一心で、抱え込む必要はありません。
誰かに頼られることは嬉しいことでもあります。但し、相談相手は選ぶ必要があります。
相談相手の選び方に自信がない方は、下記記事を参考にしてはいかがでしょうか。
3.気が合わない相手とは距離を取る
仲間外れにされた時の3つ目の対処法は、『気が合わない相手とは距離を取る』です。
大好きな仲間で、仲良くしたいのなら、状況を修復するために努力すべきかもしれません。
しかし、気が合わない仲間なら、無理に合わせようとはせず、極力、距離を取りましょう。
食べ物にも好き嫌いがあるように、人間にも合う・合わないがあります。
合わない相手に、無理に合わせて一緒にいても、お互い疲れるだけです。
適度な距離を取りましょう。
それでは寂しいのなら、他に、気の合う仲間を探しませんか。
いかがでしょうか。以上が、仲間外れにされる人の特徴と対処法になります。
学校、職場、近所、ママ友など、仲間外れに悩んでいる方に、少しでもお役に立てたら幸いです。