噂話をする二人

人って、噂話が好きですよね。でも、自分に関係ないならいいですけど、いざ、自分がターゲットになったら、どうしてよいか困りませんか?
大した内容ではないたら、まだいいですが、それでも、事実とは異なることが出回るのは、あまり気持ちのよいものではありません。中には、明らかに悪意のあるものもあって、いつの間にか悪者になっていたり、性格が悪い人になったり…。そういうのは、本当に迷惑です。
そういう陰口を言う人は、大抵、自分にコンプレックスがあったり、日常生活に不満がある人です。嫉妬や、ストレス発散のために言っているのでしょうが、そんなことをするから、ますます運気を悪くしているように思います。
今、現在、噂話にお悩みの方、また、そうではない方も、噂話の被害に遭った場合に、どのように対処すればよいか、その対処法をご紹介します。
 

 

噂話への対処法

①放置するかorしないか判断する

まず、噂話を立てられた場合は、それを放置するか、しないかを判断しましょう。
「日頃のあなたの行動を見ていれば、それが事実ではないことがすぐわかるもの」や「それほど被害を被らないもの」は、放置しておきましょう。”人の噂も七十五日”ということわざがあるように、その程度のものは、そのうち、おさまります。
問題は、「”ひょっとしたら、本当かもしれない”と思われるもの」で、「被害を被るもの」です。これを放置しておくと、「事実だから何も言えないんだぁ」「”火のない所に煙は立たぬ”って、言うから、何かあるに違いない」と、その噂が、さも事実のようになっていき、不愉快な日常生活を過ごすことになります。そういう場合は、それ以上、噂が広がるのを防止するため、早めに対処しましょう。

 

②噂話の出元と経路を確認する

あなたが、噂話の対象になっていることに気づいたら、その噂話を聞いた人に、誰から、どんな内容を聞いたか聞き出し、出元と経路を確認しましょう。
噂話は、伝言ゲームみたいなもので、人に伝わる過程で、尾ひれがつき、面白おかしく、大げさなものになっていきます。
私も、学生時代、ある友人に「自転車に乗れない」と話したら、それが他の人に伝わるうちに、いつの間にか「夜な夜な、ハーレーダビッドソンを乗り回している」という話に変わっていたのには驚きました。
最初から悪意のあるものもありますが、そうではなく、途中で、変化していくものもあります。出元の人が、必ずしも悪い噂を流しているとは限らないので、早合点しないようにしましょう。
なお、噂話の出元と経路を確認した相手には、その際、正しい情報は伝えておきましょう。

 

③噂話の出元と相談する

悪意の有無に関わらず、噂話の出元に、また、自分の言葉が発端の場合は、それを聞いた始めの人に、困っている状況と真実を伝え、もう一度、その話をした相手に正しい情報を伝えるようにお願いしましょう。
但し、その際、相手を非難していると思われないように「~さんは、そういうことを言う人ではないことはわかっていますが、その後、話が伝わるうちに、誰かが事実と異なる内容に勘違いしたようなので…」といった内容の前置きをしておいた方がよいかと思います。それを言わないと「勝手に悪者使いして失礼よね」と言った話が出回ることになります。ご注意ください。
なお、この対処法は、あまり期待はできるものではありません。しかし、悪意のない話をした人の場合は、伝えてくれる可能性があります。悪意があった人の場合は、自分自身が悪い噂の張本人ですので、少しは凝りてくれる人もいるかもしれませんよ。

 

④真実を伝える機会・人を活用する

上記だけでは、効果ない場合や、不安のある場合は、他にも、手を打てる所は、対策しておきましょう。
信頼がおける人(誰が信頼できるかわからない方は、こちらへ)や、発信力・発言力のある人に、相談してみるのもよいかもしれません。職場なら上司、近所なら町内会長や組長などにお願いするというのもあります。その噂話が回って来た時に、事実と異なることを伝えてもらったり、何かの場で、困っている状況を他の人に伝えてもらえないか相談してみましょう。
職場での噂話なら、職場の打合せの最後にでも時間をもらって、自分で、職場のメンバーに伝えるという方法もあります。

 

⑤普段通りに行動する

自分なりに、やれる対策をしたのなら、後は、普段通りに行動しましょう。
過度に、噂話に関することを避けたり、逆に、噂話とは異なることを意識づけるような行動はしないようにしましょう。
噂話をしていた人たちが、バツが悪く、避けるようでしたら、自分から、挨拶などして声をかけるようにしましょう。

 
以上です。
どなたかのお役に立てば幸いです。
なお、例え、自分に何か原因があり、噂が立ったとしても、その後の行動で、いくらでも取り返しはできると思います。それまでの自分をリセットして、その後の行動を見てもらいましょう。