異動・転勤イメージ

毎年、その時期が来ると、ソワソワする人事異動。
突然の辞令に、不安と戸惑いを感じる方も多いのではないでしょうか?

自身の希望であれば、期待や喜びを感じるでしょうが、大半の方は、異動先の人間関係や仕事内容、通勤方法・時間、引継ぎなど、いろいろと考えて、憂鬱な気分になりがちです。

特に、初めての場合や、一つの部署に長年いた場合には、不安ですよね。

そういう方のために、度重なる異動を経験して感じた「異動のメリット・デメリット」を紹介します。

メリット

では、5つのメリットを、一つ一つ解説しながら、ご紹介します。

①様々な知識・スキルが得られる

一つの部署にいても、日々の業務や努力により、知識・スキルは上がると思いますが、職場を異動すると、その何倍ものスピードで、多くの知識・スキルが得られます。

嫌でも、新しいことを覚えないといけないですからね。

様々な知識・スキルが得られれば、仕事の質も向上しますし、仕事の幅も広がります。

②ネットワークが広がる

職場を異動すれば、確実に、知り合いが増え、ネットワークが広がります。

仕事する上でも、また、例え、あなたが今の会社を辞めたとしても、ネットワークは重要です。

自分自身に知識やスキルがなくても、知人に相談すれば、解決できることもありますし、仕事にしろ、日常生活にしろ、困った時に、最後に頼りになるのは、人だと思います。

③人間対応力がつく

ネットワークが広がり、多くの人と接触すれば、だんだん人馴れもしてきます。

「このタイプの人、前にもいたなぁ」と、以前の人間関係で得たことが、次に活かせる機会も出てきます。

また、次第に、自分と合う人、合わない人も分かるようになり、合わない人との接触は、必要最小限にし、対応時には、こういうことに気をつけようなど、策を練られるようになります。

④変化に強くなる

職場環境が変われば、人間関係、仕事内容など、様々なことが変わります。

そして、それらに、嫌でも向き合うことになり、対応していると、自然と変化に対する力もつき、異動を繰り返せば、変化に対する抵抗も減ってきます。

予想外なことにも対応する能力がつき、これらは、仕事だけでなく、日常生活においても、きっと役立つでしょう。

⑤自信がつく

人間、経験を重ねることが自信につながります。

例え、希望した異動でなくとも、その経験により、知識やスキル、ネットワークなど、成長した自分を実感できると思います。

意外と、以前の職場での経験が、その後の職場で活かせることも多く、それが、仕事への評価に繋がったり、職場で一目置かれる存在になれたりします。

また、新しい自分を発見することも、あるかもしれません。

デメリット

次に、5つデメリットを、ご紹介します。

①今まで積み上げてきたものがリセットされる

同じ部門内や関連部門への異動や、幹部候補で出世が約束されている場合、また、今までの実績を買われての異動の場合などは例外ですが、通常、異動により、今までの仕事の実績や人間関係などは、リセットされます。

また、いくら実力があっても、見た目や属性から判断され、仕事の質を落とされたり、その職場では新人ということで、下っ端から再スタートということも多々あります。

例え、不満があっても、口で言うよりは、行動で示す方が賢明です。

②各職場のルール・雰囲気に合わせないといけない

同じ会社でも、職場が変われば、今までことが通用しないことも、多くあります。

時間厳守の寛容度や、上下関係の重視度、残業状況、休暇の取りやすさ、服装など、他にも多くの違いがあります。

また、職場の雰囲気も、賑やかな所もあれば、いつも静まり返っている所もあり、多種多様です。うまく順応しないと、浮いた存在になります。

しばらくは、様子見で、目立った行動はしない方がよいかもしれません。

③ストレスがたまりやすい

仕事の仕方や、新しいメンバーとの接し方、備品の在りかなど、職場を異動すれば、わからないことも多く、慣れるまではストレスを感じることも多くあります。

特に、人見知りする方や、口下手な方は、新しい環境に慣れるまでは、大変かと思います。

しかし、時間の経過とともに、それは減少しますし、慣れると、こっちの方がよかったなんてこともあります。

わからないことがあったら、遠慮せず、周囲の人に聞き、早く、新しい職場に馴染みましょう。

④目立つと煙たがれる

異動する人もストレスがたまるしょうが、迎える側も、それなりのストレスは感じるものです。

特に、今まで違和感なく過ごしてきたところに、新しいメンバーが加わったことにより、自分達に負荷や不満が生じると、煙たがられます。

例え、それが、会社にとってはプラスのことだとしても、あまり、最初から全力投球しない方が賢明です。

また、周囲を顧みず、自分のやり方・考えを押し通すのは考えものです。

だからと言って、ずっと自分を押し殺すのは難しいですよね。
その場合は、しばらく、様子を見て、徐々に、自分を出すようにしましょう。

⑤出世が遠のきやすい

大きく出世するなら、ずっと同じ部署にいるのはマイナスですが、そうでなければ、異動が多いと、意外と、出世が遠のきやすいように思います。

同じ部署に長くいれば、ステップアップのチャンスが、順番的に回ってくることもありますが、職場を異動し、そこで認められるにはそれなりの時間を要します。

異動先が、会社の中でも、花形の部署であれば、実力のあるメンバーも多いですし、なおさらです。

出世を望むのであれば、メンバー構成や自分の立ち位置を見て、ここぞという時には、留まった方がよいかもしれません。

いかがでしょうか。

異動には、メリット・デメリットがあり、一概に良し悪しは判断できませんが、それでも、異動を繰り返してきた私の感想としては、異動してよかったと思っています。

同じ部署で同じ仕事を極めることも大切かもしれませんが、転職といった大きな人生の選択をしないまでも、様々な仕事をし、様々な人と出会えることは、自分を成長させる良い機会です。

最初は、確かに大変ですが、それを乗り越えた先には、自信がつき、一回り大きくなった自分がいるように思います。

せっかく、様々な部署がある会社に入ったのなら、様々な経験をし、吸収できるものは吸収してはいかがでしょうか。

なお、引っ越しを伴う異動である「転勤のメリット・デメリット」も、以前、記事にしています。よかったら、参考にしてください。