周囲に、「中身がないなぁ」、「薄っぺらいなぁ」と感じる人はいませんか。
また、誰かから「中身がない」、「薄っぺらい」と言われたことはありませんか。
しかし、中身がない、薄っぺらいとは、具体的には、どういう人間のことを指すのでしょう。
どういう時に、そう感じるのでしょうか。
中身がない、薄っぺらい人の特徴をご紹介します。
中身がない・薄っぺらい人間の特徴
中身がない、薄っぺらい人は、周囲からの信頼を得ることが困難です。
それは、仕事でもプライベートでも、言えるでしょう。
できることなら、「中身がない」、「薄っぺらい」とは言われたくない。
誰もがそう思うのではないでしょうか。
そのためには、中身がない・薄っぺらい人間の特徴を知ることも大切です。
男性・女性問わず、中身がない・薄っぺらい人間に共通する特徴を5つご紹介します。
自分に該当する特徴はないか、診断してみませんか。
1.知識・経験・実力に乏しい
中身がない・薄っぺらい人間の一つ目の特徴は、『知識・経験・実力に乏しい』です。
これこそ、中身がない、薄っぺらいと言われる最大の理由と言えるでしょう。
年齢が低い、勤続年数が浅いなど、誰もが納得する理由があれば、許されるかもしれません。
しかし、そうでない場合は、難しいでしょう。
中身がない・薄っぺらい人は、自分に甘い、また、なんとなく生きていることが多く、それが、知識・経験・実力の不足の原因になっています。
努力しない、探求心がないことが、知識・経験・実力の向上を遠ざけているのです。
2.自分を大きく見せる
中身がない・薄っぺらい人は、『自分を大きく見せる』のも特徴です。
知識・経験・実力などの不足を自覚しているため、それを周囲に気づかれないように、必要以上に、自分を大きく見せようとします。
受け売りの知識をひけらかして、知ったかぶりをしたり、見栄を張るために、平気で嘘をつくことも多いです。
しかし、そういうのは、ちょっと突っ込んだ質問をされると、すぐにバレてしまします。
また、地位や名誉にも固執します。優れた人間であることを周囲に証明しようとするのです。
真の実力者なら、わざわざ証明する必要もないですけどね。
その他、ブランド品や家族・知り合い自慢などで、自分の価値を高めようとするのも特徴です。
3.調子がいい
中身がない・薄っぺらい人間の特徴に、『調子がいい』というのもあります。
口先ばかりで行動が伴いません。守れない約束も平気でします。
そのことが、後で、相手に失望させます。
また、目の前の相手に、すぐに同調しますが、言葉に心が入っていません。
人により、態度がコロコロ変わり、平気で裏切ったりします。軽薄です。
権力者や年長者など、強い者に弱いのも特徴です。ヘコヘコして気に入られようとします。
それでいて、裏では悪口を言います。責任を擦り付けたりもします。
中身がない・薄っぺらい人は、目先の損得や、その場の雰囲気で、自分の印象を良くするために、調子よく、話を合わせます。
しかし、それを鵜呑みにすると、痛い目に遭うことも少なくないでしょう。
4.権力を振りかざす
中身がない・薄っぺらい人は、『権力を振りかざす』のも特徴です。
権力を振りかざし、周囲を自分の思い通りに動かそうとします。逆らうことを許しません。
自分に意見する者は、自分をバカにしていると捉えます。
それは、自分に自信がなく、劣等感があるからです。
周囲を服従させることで、威厳を保とうとするのです。
自分の威厳を保つには、弱い者いじめもします。また、優秀な相手を邪険に扱います。
しかし、いくら、周囲を服従させても、中身がないのは変わりません。
相手を説得したり、批判する際には、物事の本質をつくような内容は指摘できません。
ケアレスミスや、形式、前例にばかり、こだわります。ピントが外れた内容も多いです。
5.自分の意見・考えがない
中身がない・薄っぺらい人は、『自分の意見・考えがない』のも特徴です。
自分で、適切な判断や決断が下せません。
そのため、誰かに頼る、周りに流されるといった行動を取ります。
これは、自分に自信がないからです。物事を適切に判断する能力がないからです。
また、責任を取りたくないという責任感のなさや、ズルさもあります。
長い物には巻かれることで、立場が上の相手から気に入られよう、身を守ろうとします。
いかがでしょうか。以上が、中身がない・薄っぺらい人間の特徴です。
何か、心当たりがあることがあったでしょうか。
中身がない・薄っぺらい人間にならないためには、上記5つの特徴に気を付けましょう。
人から信頼され、また、納得のいく人生を送るには、中身のある、厚みのある人になることが大切です。