安心感のある女性

身近に、心配性の人はいませんか?自分のことならまだしも、他の人のことまで心配して、あれこれ言う人。ありがたい反面、度が過ぎると、厄介な人ですよね。勝手な妄想から、人の未来を不幸なものと想定したり、自分自身を被害者にして、あれこれ言って来られるのも、困ったものです。余程、信用されていないのかと、不愉快な気持ちになることもあるのではないでしょうか。
こんな心配性の人が身近にいる場合に、どのように付き合えば良いのか、また、過干渉から解放され、安心される存在になるにはどうしたらよいか、その方法をご紹介します。
 

 

心配性の人と上手に付き合う方法

①適度に状況を伝える

「面倒だから…」「つい忘れて…」「変に言うと、心配されるから…」「ウザイし…」と、心配性の人との会話や連絡を避けていませんか?
自分にとって大切な人の状況がわからないと、心配性の人は、悪い方向に考えがちです。
適度に状況を伝え、安心させましょう。その際、特に必要がないのなら、相手を心配させるようなことまでは、言わないに限ります。誰にでも、正直にすべてを話す必要はありません。心配性の人が安心できるように、内容を取捨選択しましょう。

 

②楽しい話題、興味を持つ話題をする

心配性の人との会話は、余計な心配をさせないように、話題に気をつけましょう。
不平不満を口にすると、その後も、様々な妄想が広がり、心配されます。なるべく、楽しい話題をし、元気にしている様子を醸し出しましょう。
また、話題の矛先が、こちらにこないように、相手が好きなことや、興味を持つことを話題にし、相手の興味、意識をそちらに向けるとよいかと思います。

 

③時間をつぶす方法を提案する

心配性の人は、時間を持て余していることが多いです。時間があると、「今、どうしているかな?困っていないかな?」「この間、あんなこと言ってたけど、大丈夫かな?」「悪いことに巻き込まれてないかな?」など、いろいろと想像しては心配します。
なるべく心配する時間をなくすよう、趣味や習い事を勧めたり、新しい話題のスポットやグルメ情報などを提供して、行ってみるように勧めてはいかがでしょうか。
人間、夢中になるものがあると、他の人のことまで気になりません。相手が興味がありそうなものを提案するとよいかと思います。

 

④相手を気づかう(心配する・褒める)

心配性の人は、寂しがり屋の一面もあります。寂しがり屋だからこそ、他の人にあれこれ言って、関わろうとします。近況をたずねたり、体調を心配したりして、相手を気づかい、寂しい思いを満たしてあげましょう。
また、心配性の人は、自分に自信がない人も多い傾向にあります。自分に自信がないからこそ、あれこれ考えることがクセになっており、自分が大切に思っている人が困っていないか、自分を裏切っていないかと、心配します。相手を褒め、自信を持たせるようにしましょう。特に、相手が気づいていないことを褒めたりすると、興味が自分自身に行き、矛先がこちらに来るのを防げるかもしれません。

 

⑤簡単な頼みごとをする

心配性の人は、誰かの役に立ちたいという意識が強い人も多いです。何か、簡単な頼みごとをすることで、その思いを満たすとよいかもしれません。役に立ちたい意識を満足させ、また、頼られることで、自信を持つことができます。
但し、あまり負荷がかかったり、重たい頼みごとをすると、必要以上に心配されたり、それを機に発言力を与え、干渉が増えるので、ご注意ください。

 
以上になります。いかがでしょうか。
心配性の人の心を満たし、過干渉から解放され、安心される存在になれることを願っています。
なお、自分自身が窮地に立たされているのに、心配性の人を心配させたくないと、無理をするのは、おすすめしません。それで、体調を壊したり、大変なことになると、余計、心配させますし、そのことに気づかなった自分を責めたりして、立ち直れなくなる可能性もあります。困っていて、どうしようもない時などは、素直に相談しましょう。人への気づかいが細やかな心配性の人は、きっと、力になってくれるはずです。