あなたは、人から誤解されたことはありませんか？人に誤解されると、面倒ですよね。
「そういうつもりではなかったのに」「そんな性格じゃないのに」と、思わぬギャップに悩まされます。
そもそも、人により、誤解されやすい人と、されにくい人がいますが、その違いは何でしょう。
誤解されやすい人の特徴と対処法をご紹介します。
自分は、誤解されやすいという方は、参考にしていただければと思います。
誤解されやすい人の特徴と対処法
では、５つの特徴ごとに、その解説と対処法をご紹介します。
①見た目と性格にギャップがある
見た目と性格にギャップのある人は、誤解されることが多いと言えます。
いつも明るくて元気そうなのに、実は、繊細で傷つきやすいだとか、外見からは、真面目で細かい作業に向いていそうなのに、実は、おおざっばだとか、見た目とのギャップの大きい人がいますよね。
ギャップがあること自体は、悪いことではなく、それが魅力になることもありますが、誤解されて、損をしたり、苦労することもあります。
誤解されやすくて困るという人は、ギャップを埋めるべく、本来の性格に近づけた髪型や服装にしたり、自分の意外な一面を、前もって、周囲の人に公言するとよいかと思います。
②コミュニケーションの取り方に問題がある
コミュニケーションの取り方により、誤解を招くこともあります。
例えば、『言葉不足』による誤解。「言わなくてもわかるだろう」というのは通じません。
人は「言わないのは認めたこと」だと取ったり、「都合が悪いことがあるから言わないに違いない」と、勝手な憶測で、物事を判断しようとします。
また、『誤解を招く表現・表情』も、要注意です。本当は、嬉しいのに、恥ずかしかったり、照れくさかったりして、回りくどい表現や、困ったように顔をすると、相手は誤解します。
嬉しいこと、楽しいこと、有難いことなどは、素直にストレートな表現をし、明るい表情をしましょう。
逆に、自分や相手にとって、嬉しくないこと、嫌なことは、ストレートな表現はせず、やんわりと言うようにしましょう。
自分では、そこまで強く言わなかったつもりでも、はっきりストレートに言うと、キツく思われます。ご注意ください。
③デリカシーがない
デリカシーのない人も、誤解を招きます。自分では、悪気はなく、相手に気をつかったつもりでも、相手にとっては、不愉快なものに映ることもあります。
例えば、相手に喜んでもらおうと思って買ったお土産を、渡した相手に「こんなにたくさん食べれないから、半分、持って帰って」と言われたら、どう思いますか？
いくら、心の中で、”こんな高級なものをもらうのは申し訳ない。～さんにも味わってもらおう”と思っていたとしても、相手は、持って行ったものを突き返されたような気分になります。
また、毎日、残業せずに定時に帰る人が、相手を気づかったつもりで「毎日、残業で大変ですね。お疲れ様です。」と言ったら、どう思うでしょうか？
劣等感が強い人だったら、それを”気づかい”とは取らず、”嫌味”と取るかもしれません。
自分基準で物事を判断するのではなく、相手の立場や心境、性格なども考慮した上で行わないと、思わぬ失敗をします。気をつけましょう。
④本来の自分を抑える
本心を抑え、我慢する人も、誤解されます。
人は、表面的なものから、人を判断します。「本人がそう言ったのなら、そうなのだろう」、「言わないのなら、問題ないのだろう」と、思うのです。
また、いつも明るくて楽しそうな人は、いくら、”周りに気をつかわせないように”との気づかいから、明るく振舞っていたとしても、「悩みがない」「苦労したことがない」「こんなこと言っても気にしないだろう」と思われがちです。
あまり、自分を抑えすぎると、誤解もされますし、自分自身も辛くなります。
大したことではないのなら構いませんが、本当に困っている時などは、言いにくいことも、素直に表現することも大切です。
キツく言うと、物事が悪い方向に行きやすいので、本当に困っている表情をしたり、相手に相談するという姿勢で、言ってはいかがでしょうか。
⑤浮いた存在である
風貌からして変わり者に見える人、行動が常識の範囲を超えており、予測不能な人、その他、強烈な個性を放っている人など、周囲の人や世間から浮いた存在の人は、誤解されやすいと言えます。
その強烈な印象から、他の側面に目が行かなくなり、偏った見方をされてしまうのです。
自分は、周囲から浮いているなぁと自覚のある人は、その強烈な印象からは感じない一面を自分から出すようにしましょう。そうすることで、徐々に、誤解が解かれるかと思います。
いかがでしょうか。
誤解されず、自分らしく、伸び伸びと生きたいですね。健闘を祈ります。
