気の進まない職場の飲み会や行事ってありますよね。でも、正直に「行きたくない」と言うわけにもいかないし、言い方によっては、今後の人間関係にもひびきそうで、断り方にも気をつかいます。
では、どう言えば、悪い印象を持たれずにすむのか、角の立たない断り方として、断る際の上手な理由を5つ紹介させていただきます。
職場の飲み会や行事を断る上手な理由
①自分の体調が悪い
「お腹の調子が悪い」「胃が悪い」「頭痛がする」など、自分の体調を悪くするのが、簡単かつ、相手も嫌とは言えない理由だと思います。それに苦情を言うような人は、思いやりのない人になりますからね。でも、必要以上に大きな病気にしてしまうと、相手に心配され、根掘り葉掘り聞かれて面倒なことになりますし、しばらく調子の悪い振りをする必要があります。一日で治るような軽度の体調不良にしておきましょう。
②家族の体調が悪い
家族の体調不良を断る理由にしてもよいかと思います。
但し、同居する家族が面倒を見れる場合や、別居の家族の場合は、シチュエーションをもっと細かく設定していないと、つっこまれた時に困りますので、注意が必要です。例えば、既婚男性の場合「妻が体調不良なので、子供の食事の面倒を見ないといけない」という理由はよいですが、「子供が体調不良なので早く家に帰らないといけない」では、「奥さんはいないのか?」とか「何か大きな病気なのか?」とか、いろいろと質問がされる可能性があります。
どうしても、そこに自分がいないといけないようなシチュエーションを設定し、また、予想される質問への回答も準備しましょう。
③先約がある
先約も理由としてよいかと思います。しかし、理由によっては「予定を変更してもらえばよいのではないか」とか「そっちの方が優先順位が高いということだな」と、嫌味を言われかねないので、予定の変更がしづらい理由や優先度が高くしても仕方がないと思われる理由を選ぶ必要があります。
そういう意味では、しばらく会っていない「遠方の知人・友人・家族」に会うというのがよいかと思います。旅行や出張などで、来ることになっていたようにしてはいかがでしょうか。
④家族の行事・用事がある
家族の誕生日や記念日、還暦・長寿のお祝いや、そのためのプレゼントを買う時間が今日しかないといった家族の行事・用事を理由にしてもよいかと思います。
また、休日前などは、次の日に、”早朝から”または”遠方に”、出かける用事があるため、準備をしないといけないといったことでもよいかもしれません。
⑤家に関する用事がある
家関連の修理や点検といった家に関する用事も、理由としてはよいかと思います。
電気、ガス、水道の他、冷蔵庫やトイレなど、すぐ修理しないと困るものの修理に業者が来るとか、火災報知器やスプリンクラーの定期点検など、自分の都合だけには日時指定できない用事もよいかと思います。また、夏にクーラーや冬に暖房器具が壊れ、それを買いに行くことにしてもよいかと思います。
いかがでしょうか。理由の他にも、想定質問とその回答なども用意し、何を言われても、しどろもどろにしないように、事前に対策をしておきましょう。
また、断る際には、「行きたかったのに残念」「申し訳ない」といった気持ちを伝えることも大切です。参考にしていただければ幸いです。