あなたの上司は、良い上司ですか?悪い上司ですか?
上司の良し悪しにより、仕事への意欲、ストレス、職場の雰囲気が変わります。
ダメな上司に当たると、会社生活が憂鬱になり、仕事を辞めたい気分になります。
実際、上司との人間関係で、会社を退職する人も多いようです。
優秀な人材を逃したのでは、会社にとっては不利益です。
そこまで追いやった上司が辞めた方が、会社は有難いのではないでしょうか。
部下を問い詰めてつぶす「クラッシャー上司」という言葉が、出回っています。
世の中、それだけ、質の悪い上司が多いということでしょう。
悪い上司とは、どのような特徴を持った人なのでしょうか。
5つの特徴から、ダメなリーダーの条件をご紹介します。
上司のダメ度、適性の判断に使用していただければと思います。
悪い上司の特徴
では、悪い上司の5つの特徴を、一つ一つ解説しながら、ご紹介します。
1.人間性に問題がある
悪い上司の特徴として、第一に挙げるとしたら、『人間性に問題がある』ことかと思います。
いくら仕事ができる優秀な上司でも、人間性に問題がある場合は、部下にストレスを与え、職場の雰囲気を悪くします。仕事の効率や質にも影響を与えます。
「平気で人格否定する」、「権力をかざして自分の言う通りにさせる」、「劣等感や嫉妬心が強く、優秀な部下を認めない」、「優柔不断で言うことがコロコロ変わる」、「否定・批判することで、優越感に浸る」など、言い出したらキリがないほど、世の中には、人間性に問題のある管理職が溢れています。
リーダーは、人格者である必要があります。必須条件です。
そうでないと、部下はついていきません。不満が募り、モチベーションが下がります。
人格の良し悪しを、管理職の条件の最優先項目にすべきではないかと思います。
2.仕事ができない
悪い上司の特徴として、『仕事ができない』ことも挙げられます。
会社は、仕事をする所です。それなのに、仕事ができない人が、人の上に立ち、部下を指導したり評価するのは滑稽です。しかし、現実社会では、よくある光景ではないでしょうか。
コネや要領の良さで、その地位を獲得した人や、他に適切な人がおらず、年齢や勤続年数から順番が巡ってきた人など、本当なら、上司になってはいけない人がなるケースがあります。
人柄が良いのなら、部下の自立心が養えてよいかもしれません。
しかし、そういう上司に限って、権力を振りかざし、部下を押さえつけようとします。
仕事ができない上司は、上の指示や前例がないと仕事ができません。新しいことができず、良し悪しも判断できません。失敗しても責任を他人に押し付け、手柄は自分のものにします。
部下にとっても、会社にとっても、害でしかありません。
3.部下に仕事をさせない
悪い上司の特徴に、『部下に仕事をさせない』というのもあります。
方針や目標を立て、それを達成するために、仕事を作るのは管理職の仕事です。
それ相応の仕事を与え、会社発展や個人の能力向上のために、敢えて、自分で仕事を作る余地を与えているのなら、その考えは素晴らしいと思います。
しかし、「仕事を作れない」、「手柄を独り占めしたい」、「部下の仕事量を把握していない」、「仕事ができない部下にさせると面倒なことになる」、「優秀な部下にさせると自分の価値が下がる」、「気に入らない部下に嫌がらせしたい」などの、個人的な理由で部下に仕事を与えないのはいかがなものかと思います。
そういう人間に限って「仕事は自分で作るものだ」と、わかった風な口を利きます。
それでいて、自分で仕事を作ると、「勝手なことをするな」と文句を言います。
また、部下に自分のタバコや飲み物などを買いに行かせるなど、仕事中に個人的なことを押し付ける上司もいます。
これでは、部下は苦痛ですし、会社にとっても不利益です。リーダー失格ではないでしょうか。
4.部下をつぶす
『部下をつぶす』というのも、悪い上司の特徴です。
これは、自分に劣等感があり、嫉妬心の強い人間がする行動とも言えます。
こういう上司は、部下の仕事に、否定、批判、指摘ばかりすることで、管理職としての威厳を保とうとします。重箱の隅をつつくような細かい指摘をする一方、重要なことは見過ごします。
特に、仕事ができない、気に入らない、優秀な部下に対して、執拗なまでに指摘し、修正させることに喜びを感じます。
また、この手のたちが悪い上司は、部下には横柄な態度を取る一方で、権力者には逆らえません。ストレスを抱えています。
その鬱憤を、部下に嫌がらせすることで、晴らしているのです。
中には、イジメを先導する最低な上司もいます。
まさしく、リーダー失格です。こういう人を管理職にさせてはいけません。
5.責任感がない
悪い上司の特徴に、『責任感がない』というのもあります。
管理職は職場の責任者です。にもかかわらず、責任能力がない管理職をよく見かけませんか。
自分のミスを人のせいにしたり、問題を見て見ぬ振りをしたり、都合が悪いことは忘れた振りをしたり…。中には、問題やトラブルが起きた時に限って、用事を作り、逃げ出す上司もいます。
これでは、部下はついてきません。上司として尊敬できません。
責任感はリーダーには必須条件です。責任感がない人は上司になってはいけません。
いかがでしょうか。以上が、悪い上司の5つの特徴になります。
あなたの上司は、上記、特徴に、いくつ当てはまっていましたか?
全ての特徴に当てはまる上司のもとで働くのはオススメしません。
無理して、体調を壊さないようにしてくださいね。
上司であるあなたは、心当たりがある特徴を持ち合わせていませんか?
心当たりがある方は、日頃の行動を見直していただければと思います。
気持ちよく働ける職場でありたいですね。