今日は、成人の日ですね。
新成人の皆様、おめでとうございます。
今年はコロナ禍での成人式で、祝う側も祝われる側も、いろいろと大変だったことでしょう。
しかし、どんな状況であろうと、人生の節目を無事に迎えられたことは、有り難いですね。
子供から大人なるという自覚を持って、人生を歩んでいただけたらと思います。
ところで、『成人』、つまり、『大人になる』とは、どういうことなのでしょうか。
改めて聞かれると、ピンとこないのではないでしょうか。
法律的には、成人すると、お酒やタバコが認められますが…。
その答えは、『子供(コドモ)』『大人』『成人』の言霊(数霊)を読み解くとわかります。
『子供』の言霊(数霊)は下記の通り。
「転がり出て、統合されるために漂う」「光が増えることを受容(需要)する」
「一体となった完成形が、異なるエネルギーを融合させ、手を取り合うことで、育成する」
「調和と和合」「自由」「青空」
「総合と始まり」「ものごとの始まり」「一から二極に分かれることで現実界に現れる」
つまり、『子供』とは、「調和のとれた完成形であり、心に曇りなく、自由な存在が、
異なるエネルギーと融合(統合)ことで、光を増加(成長)することを受容する存在」です。
次に、『大人(オトナ)』の言霊(数霊)は下記の通り。
「奥深い所が統合する重要なもの」「次々と調和する核」「調和した根源から離れる」
「分離に喜び、新しい息吹をもたらす航海」「立ち上る男性的なエネルギーが活性化」
これらから、『大人』とは、「分離に喜び、船出して、次々と調和(統合)し、離れる存在」。
最後に、『成人(セイジン)』の言霊(数霊)は下記の通り。
「引き受け、陰の現象を押し出す力を次々と受容する」「引き受け、生命を離れる」
「相反するものを和合させる力を持ち、変化すると共に中心性を持ち、神意と共に生き、内なる善を信じ、発信することで、慶びと栄華が広がる始まり」
「毅然と立ちながら希望の道を照らす」「冬至」「月明り」
つまり、『成人』とは、「暗く厳しい状況に身を置きながらも、希望を持ち、神意である愛でもって、相反するものと次々と和合し、いずれ生命を離れる」存在。
以上をまとめると、『成人(大人になる)』とは、調和のとれた完成形から、相反するものと和合(統合・調和)することで、より大きな存在となること。
簡単に言うと、「己の心の器を大きくしていくこと」です。
そうすることで、より光輝く大きな存在となるのです。
これは、以前、記事にした、豊受大神から天照大神への進化と繋がります。
私たちは、もともと、調和の取れた完成形である神なる存在。
それが、敢えて、暗く厳しい状況に身を置き、「自分にないもの・足りないもの」を受け入れ、より大きな存在となるべく、この世に誕生しているのです。
言い換えれば、『大人になる』ことは、「辛い経験から気づきを得る」ことでもあります。
一つでも多くの気づきを得て、より器の大きな存在、より光輝く大きな存在となり、
暗闇の中でも、周囲に、強く柔らかな光を放てる存在になりたいですね。
この内容が、どなたかのお役に立てれば幸いです。