人前で流暢に話す女性

人前で話をするのは、緊張しますよね。手足や声が震えたり、頭の中が真っ白になって、何を言ようとしたのか、わからなくなったり…。しかし、中には、人前でも緊張もせず、笑顔で、流暢に話す人がいますが、どうしたら、そのようになれるのでしょうか?
その方法をご紹介します。よかったら、参考にしてください。
 

 

人前でも緊張せずに話す方法

①要点を意識した練習をする

話す内容の台本を書き、それを丸暗記するのは、あがり症の人には、あまりおすすめしません。そうすると、本番で、ちょっと言い回しを間違えただけでも「あっ!間違えた!」と、ミスしたことに意識が行くからです。そうすると、言葉がつまったり、頭が真っ白になって、言いたかったことが言えないという状況になりがちです。
それよりは、要点を意識した練習をおすすめします。具体的には、話す内容の要点を箇条書きにし、それを覚えます。そして、細かな言い回しや順番を違っても、あまり気にせず、要点がすべて入るように繰り返し練習しましょう。
また、出だしの言葉も、重要です。ここで、つまずくと、一気に緊張しますので、出だしの言葉は、覚えやすい、短い文章にし、出だし部分も、繰り返し練習しましょう。

 

②イメージトレーニングをする

あがり症や心配性の人は、無意識のうちに、自分が緊張して失敗しているイメージを抱きがちです。人生は、選択の連続で、現実は、一瞬一瞬の自分の意識と行動によって、創られています。失敗の方に意識が行くと、失敗する現実を引き寄せてしまいます。
そうではなく、自分が成功しているイメージをしましょう。緊張せずに、落ち着いて事を終わらせ、笑っている自分をイメージしましょう。そして、その状況に、前もって「ありがとうございました」と感謝するとよいかと思います。そうすると、そういう状況になりやすくなります。

 

③ルーティン(儀式)をつくる

よく、スポーツ選手は、ここ一番の時に、ルーティンを活用して、緊張をほぐしていますよね。それと同じように、人前で話をする時も、ルーティンを行うと効果的です。
深呼吸やストレッチ、おまじないと唱える、顔をパンパン叩くなど、何でもよいので、日常生活の中で、いろいろ試して、自分が、一番落ち着き、集中できるものを選びましょう。

 

④出だしは、ゆっくり話す

緊張すると、早口で、トーンが高くなりがちです。そうすると、言葉をかみやすいやすいですし、緊張が周囲に伝わります。また、出だしでつまずくと、より一層、緊張しますので、出だしは、ゆっくり、はっきり、トーンは、やや低めを意識して、話をしましょう。
出だしがスムーズに行くと、後は、意外とリラックスして話せます。

 

⑤場数を踏む

人間、慣れると緊張しなくなるものです。あがり症だからと、人前で話すのを避けていると、いざ、避けられない時が来た時に、慣れていない分、より一層、緊張します。日頃から、人前で話すことに慣れるよう、そういった場面で、避けないようにしましょう。場数を踏むと、誰しも、何とかなります。
急を要する場合は、誰かに聴衆役をお願いして、リハーサルをするとよいかと思います。

 
いかがでしょうか。
後は、あまり言いことを言おうとして、話す内容を欲張らない方がよいかと思います。必要最小限の内容にし、成功体験を積むと、だんだん、人前で話すのも緊張しなくなります。
成功をお祈りいたします。