会社に行きたくない男性

会社に行きたくないと思うこと、ありますよね。中には、常時、そう思いながら、嫌々、会社に行っている人も、いるのではないでしょうか。
「いくら、生活のためでも、何で、毎日、朝から晩まで働かないといけないのだろう」、「行ったら、また、あの課長から、嫌味を言われるに違いない」、「行っても、仕事がないなら、時間をつぶすのが苦痛だし…」など、いろいろなことが、頭によぎります。
そういう時は、休んで、家で、ゆっくりした方がよいかとは思いますが、なかなか、そうはいかないですよね。たまにはできても、頻繁にはできないですし、どうしても、会社に行かないといけない時もあります。
「会社に行かないといけないと、わかってはいるけど、なかなか行く気になれない」、そんな時のモチベーションの上げ方をご紹介します。
 

 

会社に行きたくない時のモチベーションの上げ方

①会社に行き、仕事をすることが、世の中に貢献していると考える

どんな仕事も、世の中のために、貢献しています。
例え、自分の仕事は、何の役に立っていないと思ったとしても、仕事をするのに、何か使用していませんか?例えば、パソコンを使用していたとしたら、そのパソコンを企画・設計した人、材料や部品を調達した人、製造した人、販売した人など、そのパソコンに関わる人にとっては、パソコンを使ってもられることは、有難いことです。また、仕事をするために、会社まで、電車を利用していたとしたら、その電車の運営に関わる人にとっては、とても有難いことです。
あなたが、会社に行くことで、仕事をすることで、様々な人に貢献することができるのです。
もちろん、仕事自体でも、誰かに貢献しているでしょうし、直接、貢献していなくても、間接的には、必ず、貢献しているはずです。
自分が、『会社に行き、仕事をすることが、世の中に貢献している』と考えれば、「会社に行ってもいいかな」って思えませんか。

 

②就業後に楽しみを作り、そのついでに、会社に寄ると考える

会社に行くことに、気が進まないのなら、就業後に、何か楽しみを作り、『楽しみなことをするついでに会社に寄る』という感覚で、会社に行くというのはいかがでしょうか。
突発的に、行きたくないと思った場合は、帰りに、美味しいお店で食事をするとか、映画を観るとかでもよいかもしれません。
継続的に、行きたくないのであれば、習い事を始めたり、セミナーや異業種交流会に参加するという方法もあります。
他にも、舞台を観に行ったり、スポーツ観戦に行ったりと、就業後を、自分が好きなこと、興味があることに使う、楽しむための時間にすれば、「仕方ない、ついでに会社に行ってやるか」という気になりませんか。
人間、継続するには、楽しむことが必要です。会社で、楽しむことができないのなら、他のところで、自分で楽しみを作ってはいかがでしょうか。

 

③楽しむために、お金を稼いでいると考える

生活のために会社に行っていると思うと、なかなかモチベーションを上げることは難しいと思います。そうではなく、『楽しむために、お金を稼いでいる』と考えれば、ずいぶんと、気持ちも、軽くなるのではないかと思います。
そのために、実際に、楽しむ計画を立てるのです。旅行でもよいですし、何か、好きなものを買う計画でもよいかと思います。できれば、低価格のものより、”自分へのご褒美”と言える、ちょっとお高めのものがよいかと思います。ちょっと贅沢だけど、頑張れば、手が届く位の価格設定がオススメです。
例えば、映画好きであれば、毎年、3月に都内で行われる『日本アカデミー賞授賞式』に行くことを目標にしてもよいかもしれません。授賞式+高級ホテルでの豪華ディナー付で、チケット代4万円とお高めですが、今を時めく、そうそうたる俳優陣をまとめて見れる機会は、なかなかありません。ディナーは、知らない人と相席の丸テーブルになりますが、映画好きな人が集まるので、結構、話が盛り上がって、仲良くなれたりもします。遠出の旅行に行くこと思えば、出せない金額でもありませんし、興味があったら、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。といっても、競争倍率が高いですけどね。

 

④お金をもらいながら、学んでいると考える

世の中には、働くために、わざわざ、大金を払って、勉強している人も、大勢います。
あなたが、今している仕事や会社から、何か学ぶことはできませんか?仕事自体でなくても、人間関係を学んでいると考えてもよいかと思います。『お金をもらいながら、学んでいる』と思えば、少し、得した気分になりませんか?
私は、お金を稼ぐよりも、いろいろな経験をし、そこから何かを学ぶ方が、価値あることと思います。その時は、嫌な経験かもしれませんが、案外と、その経験が、将来、役立つ時が来るものです。場合によっては、それで、お金を稼ぐことも可能です。人生、いつ、何がどう繋がるかわかりません。
例えば、今、人間関係で、嫌な思いをしているとしても、その経験を生かして、心理カウンセラーや、産業カウンセラーになったとすれば、それは、貴重な経験だったとも言えます。
「今、していることは、将来にきっと役立つ。そのために、今、お金をもらいながら、学んでいるんだ」と思えば、少し、行く気になりませんか。

 

⑤自分を勇気あるチャレンジャーと考える

人生には、楽しいことも、つらいこともあります。もし、人生が楽しいことばかりだったら、楽しいことも、楽しいと感じることはできないのでないでしょうか。
楽しいことも、つらいことも含めて、いろいろな経験をするために、私たちは生きているように思います。
つらいことには、つらいことなりの意味があり、それを乗り越えたり、何かを感じ取るために、”つらい”という現象が、起きているように思います。その大きさも、その人が乗り越えられる大きさ、感じ取ることができるくらいの大きさになっているのではないでしょうか。
そして、それを乗り越えたり、何かを感じ、今までの人生とは違うパターンを選ぶことで、私たちが心から望む幸せへと、近づけるように思います。
私たちは、自分が心から望む幸せを得るために、様々な課題にチャレンジしている『勇気あるチャレンジャー』。そう考えると、今、起きている嫌なことも、また、違うように見え、「よし、勇気出して、チャレンジしてみるか!」という気になりませんか。
 

 
いかがでしょうか。
会社に行くことを前提に書きましたが、「つらいことを我慢してでも、会社に行くべきだ」と、言っているわけではありません。
会社に行きたくないという気持ちは、あなたの心からのSOSである可能性もあります。あなたの居場所ではないことを知らせるために、居心地が悪い状況になっていることもあるからです。
人は、変化することを恐れます。それが、お金が絡むと、なおさらです。
でも、必要な変化もあります。さなぎか蝶になって、飛び立たないといけない時に、ずっと、さなぎのままでは、蝶になって、空を自由に飛ぶことはできません。
あなたは、その会社にいたいですか?何か、他にしたいことがあるのではないですか?自分の心に、もっと正直になってみませんか?
但し、まだ、いるべきなのに、逃げ出すと、転職したとしても、また、同じような状況に追い込まれます。まだ、蝶になる時期ではないということです。
「自分が、やれることはやりつくした」、「ここは、自分の居場所ではない」と、心から思うのであれば、その会社以外の道も、考えてもよいのかもしれません。