先日、ある方から、TwitterのDMにて、問合せをいただきました。
質問されるがままに答えていたのですが、そのやり取りで、何か、点と点が繋がり、線になったような感覚を覚えました。(すべての出会いに意味があるのですね。ありがとうございます。)
というのも、なんとなく心にあった『本当の自由とは』、『本当の自分になるには』、『本当の望みを叶えるには』という各問いの答えが、一本の線となって浮かび上がってきたのです。
それは、どういうことなのか…。
どなたかのお役に立てればと思い、その内容をシェアさせていただきます。
今の世の中は、ストレスが蔓延しています。
本当の自分も出せず、したいこともできず、自分の人生を自由に生きることもできない。
そんなストレスを抱えている方も多いのではないでしょうか。
そして、中には、その状況を変えようと、自分を閉じ込め苦しめている組織・人・環境などから抜け出した方もいらっしゃることでしょう。
しかし、いざ、組織・人・環境といった籠から出ても、そこには、望んだ現実はなく、失望している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一生懸命、頑張っても成果は出ず、絶望・孤独・後悔などに苛まれ、どうしてよいか、途方に暮れている方もいるかもしれません。
あるいは、それなりに成果は出ているけど、なんか違う気がする…。
そんな方もいるかもしれません。
しかし、ここで諦め、再び元の世界へと戻る前に、今一度、現状を振り返ってみませんか?
あなたが手にした自由は、『本当の自由』なのでしょうか?
まだ、何かに制限されていませんか?
安定、常識、人目、プライド、恐れ、執着などから、自分で自分を閉じ込めていませんか?
本当に心からしたいことをしてますか?
妥協したり、後回しにしていませんか?
組織・人・環境など、『目に見える籠』から出ただけでは、『本当の自由』は得られません。
安定、常識、人目、プライド、恐れ、執着など、様々なカタチに変化した、自分の中にある『安心の籠』から出てこそ、『本当の自由』を得ることができるのです。
もちろん、そこには、安心の保証などなく、危険や試練が待ち受けているかもしれません。
それでも、それに挑む『勇気』と、自分の行動に対する『責任』を持つという決意がなければ、本当の自由を得ることができないのです。
つまり、『本当の自由』を得たいのなら、『安心の籠』から出てからは、冒険の旅へと出る必要があるのです。
それは、何が待ち受けているかわからない、未知の旅。
目的地は、あなたが心から望む世界、理想の世界です。
そこは、自分らしく、心のままに生きることができる、喜びに満ちた世界です。
冒険に出ると決めたら、『心(魂)のナビ』に目的地を設定しましょう。
目的地(あなたの望む世界)をしっかりとイメージできればOKです。
そして、ナビに従い、目的地を目指し、Let’s go!
旅の途中に、危険や試練に遭遇しても、目的地に辿り着くことを信じ、立ち向かいましょう。
でも、案外と、この冒険の旅の方が、スムーズに事が運んだりするんですよね…。
『身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ』と言う、ことわざをご存知でしょうしょうか。
「溺れかけた時は、下手にあがくのではなく、思い切って身を委ねた方が、浮いて浅瀬に運ばれることもある」という意味のことわざです。
ここから、「身を犠牲にする覚悟があってこそ、窮地を脱し、物事を成就することができる」ということを意味で使われるようになりました。
人生は、未知の世界に恐れを抱かず、『心(魂)が指し示す方向』、つまり『心(魂)の川の流れ』に身を委ねた方が、案外とスムーズに目的地に辿り着きます。
安定、常識、人目、プライド、恐れ、執着といったものから、流れに逆らうから、苦しい状況になるのです。
体の力を抜き、心(魂)の川に身を任せましょう。
『心(魂)の川に身を委ねる』と決意すれば、現実世界では、直感やひらめき、心や体の反応、シンクロニシティ(意味のある偶然の一致)が、あなたの行き先を指し示してくれます。
人によっては、「見える」、「聞こえる」といった現象も起きることもあるでしょう。
また、旅が進み、目的地に近づくに従い、あなたの中にあった記憶や才能も蘇り、『本当の自分』へとなってくるでしょう。
そして、目的地(あなたの望む世界)に到着したあなたが、『本当の自分』です。
つまり、『本当の望みを叶える』には、『本当の自由』と『本当の自分』が必要なのです。
『本当の自由』とは、『安心の籠』から出て、『心(魂)の川』に身を委ねること。
そして、『本当の自由』を得てこそ、『本当の自分』になれ、『本当の望みを叶える』ことができるのです。
これらは、繋がっているのです。
今、書きながら「ん?これは?どこかで?」と思ったのですが、この内容って、映画『アナと雪の女王2』にシンクロしていますね。
映画の主題歌が『ありのままで』から『心のままに』に変化するも、必然。
映画の中に出てくるすべてを記憶する『アートハラン』という秘密の川への旅は、『心(魂)の川』の旅だったってことですね。
もっと正確に言えば、心の川の果てに魂があり、そこへと向かう旅ってことなのでしょう。
そして、その魂が本当の自分であり、映画で言うところの第5の精霊ということになります。
今、まさに、私たちは、心(魂)の川へと冒険へ出る時期なのかもしれません。
※映画を観ていない方は、もしよろしければ、下記記事をご参照ください。
もし、あなたが、ある籠から出て自由になったはずなのに、今の現実に失望しているのなら、それは、『本当の自由』なのか、もう一度、見直してみませんか。
『本当の自由』だと確信が持てるのなら、あなたの心からの望みは、『真心(愛)』から来ているものなのか、それとも、私利私欲という『邪心』なのか、見極めてみましょう。
『真心(愛))』は、幸せや喜びを連れてきます。
あなたの望み、それに対する姿勢、日々の言動一つ一つに『真心(愛)』を込めてみましょう。
それでダメなら、その道は、あなたの『本当の幸せ』へと続く道ではないのかもしれません。
だとしたら、選び直せばいいだけです。今までの経験は、どこかで、きっと役立つはずです。
縁あって、このページに辿り着いた方が、自分らしく、心のままに生きることができるよう、お祈りいたします。
この内容が、どなたかのお役に立てたのなら、幸いです。