前回、日本は光の世界への扉の『鍵穴』、心に太陽を持つ者が『鍵』と言う話をしました。
そして、自分自神に繋がった、心に太陽を持つ者達が、光の世界の扉を開けると。
勘のいい方なら、お気づきになったかと思いますが、この光の世界への扉こそ、天岩戸です。
神話の中で、太陽神である天照大御神がお隠れになった洞窟の扉である、天岩戸なのです。
個々の岩戸開きは、各個人が、それを意識(意志気)し、それに沿った行動を取れば、複数ある扉は次々と開かれ、自分自神に繋がることができるでしょう。
その扉には鍵などありません。いや、扉さえないような気もします。
しかし、最後の扉=光の世界への扉=天岩戸には鍵があると感じます。
容易に、開けられるものではない(通れる所ではない)のです。
これは、インスピレーションによるものですが、神社の構造からも、それがうかがえます。
神社にお参りに行く際、鳥居のある参道を通り、本殿までは自由に行けます。
しかし、本殿や御神体が安置されている所は、普段は扉が閉められていますよね。
大抵、鍵もついているのではないでしょうか。
それは、家庭に置く神棚にも言えること。
なぜ、神棚にも扉があり、閉じられているのか。
それは、天岩戸は、容易には開かない(通れない)ことを表しているように思います。
では、天岩戸を開くには、どうすればいいのか。
そのヒントは、天岩戸神話の中にあります。
神話の中には、様々な神が登場し、協力します。
つまり、様々な神が登場し、協力すればよいのです。
一人の力では、天岩戸は開かないのです。
自分自神に繋がった、心に太陽を持つ者で協力するのです。
と言っても、皆でどんちゃん騒ぎをし、「天照大御神より魅力的な神が現れた」と嘘をついて、力づく開けてはいけません。
それでは、享楽に溺れ、嘘と理不尽な力が支配する世界になります。
それが、今の世界ということでしょうけど…。
では、どうすればよいのか。
それには、まず、自らが自分自神となり、周囲に愛の光を放つのです。無償の愛を。
そして、仲間を増やすべく、行動します。
また、仲間と共に「天岩戸が開かれる=光の世界になる」ことを意志気し、行動するのです。
そうすれば、仲間が一定数に達した時、天の岩戸は開くでしょう。
そのことは、下記、『天岩戸(アマノイワト)』の言霊・数霊にも現れています。
「生命を受容し、時間をかけて、伝わるものと、調和、統合する」
「根源からの出入口そのもの」「調和の光を注入する」「一方へ進む光」
「存在の本質である霊が、変化の時に、基礎が固まり型が整った中から飛翔し、神意と共に生きることで、次のステージの栄光へと向かう転換期を迎え、開化し祝福を得る。」
「栄枯盛衰(自身の保身に才能を使えば衰退し、全体の調和に使えば、栄華が訪れる)」
この中の「調和の光を注入する」が、ずばり、それを表しているのではないでしょうか。
調和は一人では成り立ちません。
また、光を注入するとは、光(愛)を放つことを表します。
自分自神に繋がった心に太陽を持つ仲間と共に光(愛)を放つことで、天岩戸は開くのです。
ところで、もしかしたら、『心に太陽を持つ者』も、神話にも登場しているのでは?
なんて、思ったりしませんか。
実は、前回の記事を書いている際中、『心に太陽を持つ者=卑弥呼』と言うインスピレーションを受け取りました。
しかも、正しくは、『卑弥呼』ではなく、『日御子』、あるいは、『日巫女』とのこと。
『日巫女』は、神と繋がっているという意味でしょうね。
そして、その『日御子』達が繋がり、調和した状態が『天照』だというのです。
『天照』は太陽神なので、『日御子』とは太陽の子。
「えっ?!それってホント???」って感じですよね。
こういう時は、数霊・言霊を調べてみようと、早速、調べてみました。
まずは、『日御子(ヒミコ)』の言霊・数霊を読み解くと、下記のような言葉が現れます。
「根源から光が転がり出る」「時間をかけて増える」
「神意実現のため、確たる信念を持ち、変化を促し、統合に向かい、段階を追って成就し、一体となり完成する」
「夢に向かって現状を打ち壊して先に進む光のエネルギー」
一方、『天照(アマテラス)』の言霊・数霊を読み解くと、下記のような言葉が現れます。
「生命を受容し、放射する場から一方へ進む」
「離れて伝わる」「広がる新しい陽」
「存在の本質である霊が変化の時に国家や人類全体の栄光を称え、神界の入り口に」
「日本のみならず世界を平和へと誘う力」「源」「大自然・宇宙の意志」
「統合と始まり。統べる働きを持つと同時に1と0に分かれ、また、新たに始まっていく。」
要約すると、『日御子(ヒミコ)』とは、
時間が経つにつれ増えて、一体となって、神意を実現する光のエネルギー。
そして、『天照(アマテラス)』は、
広がる新しい陽で、神界の入り口に立ち、日本のみならず世界を平和へと誘う源(神)。
つまり、『日御子』が一体化(調和)したのが、太陽神『天照』なのではないでしょうか。
そして、その『天照』の光(愛)のエネルギーで、天岩戸が開かれるのです。
だから、私たちが、各々、自分自神となって『日御子(太陽の子)』となり、調和のもと繋がった時、『天照(太陽神)=鍵』となり、天岩戸が開くのです。
この内容が、『日御子』『天照』となる方々に伝わり、天岩戸が開く一助となれば、幸いです。