会話が続かないと悩んでいませんか。
気心が知れた間柄なら、会話が続かなくても、気になりませんが、初対面など、慣れない相手とは、沈黙が続くと、気まずいですよね。
特に、仕事の相手先や、好きな相手だったり、また、付き合い始めたばかりのカップルで、彼氏や彼女との会話が続かないと、不安になります。
相手に「つまらない」、「疲れる」など、悪い印象を持たれたくないですしね。
話題がない原因と対策を知りたいと思いませんか。
コミュニケーションを取るのが苦手な方のために、会話が続かない人の特徴(原因)と改善方法(対策)をご紹介します。
会話が続かない人の特徴(原因)
なぜ、会話が続かないのでしょうか。話題がないのでしょうか。
会話が続かないのには、原因と言うべき、特徴があります。
会話が続かないのには、人見知りな性格や、自分は口下手だという意識も影響します。
また、初対面など慣れない相手や、特別な思いがある相手には、緊張も影響します。
しかし、他にも、男性・女性問わず、共通した特徴があるのです。
人見知りや口下手、緊張への対処よりも、今から、ご紹介する特徴(原因)に意識を向けた方が、会話が続かないという悩みの克服には役立ちます。
会話が続かない人の特徴(原因)をご紹介します。
1.視線を合わせない
会話が続かない人の特徴には、まず、『視線を合わせない』と言うのがあります。
「照れくさい」、「恥ずかしい」、「自分に自信がない」などを理由に、相手と視線を合わせないようにしていませんか。
特に、同性とは話せても、異性とは会話が続かない人には、多く見られる特徴です。
視線を合わせない、定まらないなど、相手の目が見れない人は、良い印象を与えません。
自分では、そういうつもりはなくても、「相手に興味ない」と映ります。
また、信用も得られにくいです。第一、話しにくいですよね。
会話時に、相手と目線を合わせるのは基本です。
凝視する必要はありませんが、適度に合わせるようにしましょう。
2.話を聞いていない
会話が続かない人は、『話を聞いていない』のも特徴です。
特に、コミュニケーションに苦手意識を持っていると、次の会話のことを考え、目の前の相手の話を聞いていないことが多いのではないでしょうか。
聞いている素振りをしても、相手が自分の話を聞いていないのは、なんとなく伝わるものです。
それでは、相手も、自分や話の内容に興味がないと解釈し、会話の意欲も失われます。
反応がない会話ほど、つまらないものはありません。
次のことではなく、今現在の会話に集中することが大切です。
そして、相手の話に頷いたり、反応を示し、相槌を打ちましょう。
相手が気持ちよく話せる状況づくりが大切です。
3.相手に質問しない
会話が続かない人は、『相手に質問しない』のも特徴です。
自分が話すことに意識が向かい、会話の相手への配慮が不足していることが多いと言えます。
自分の話ばかり聞かされても、相手はつまらないです。
また、自分の話に、ただ頷くだけでも、退屈します。
中には、自分がその内容を話したくて、相手に質問して、話題を振る場合あります。
それなのに、質問を返さず、一方的に会話を終わらされると、ガッカリします。
人は、質問されることで、自分に興味や好感を持ってくれていると感じます。
そして、それに応えようとします。
相手への質問は、会話を続け、円滑な人間関係を築くには重要なことです。
4.話を広げない
会話が続かない人には、『話を広げない』という特徴もあります。
自分の話に反応しないばかりか、否定ばかりされると、相手は話す気を失います。
相手へ嫌悪感も抱くこともあるでしょう。
また、相手の話に、ただ頷くだけでは、会話は続きません。
会話を続けるには、キャッチボールが必要です。
相手に質問したり、自分のケースを話すなど、話を広げることが必要です。
類似した話題を持ち出すのもよいかと思います。
5.相手の反応を意識しすぎる
『相手の反応を意識しすぎる』のも、会話が続かない人の特徴です。
相手に「~と思われたい」とか、「~と思われたくない」など、相手の反応を意識しすぎると、なかなか話ができません。会話が続かないのも、当然です。
話の内容に迷うでしょうし、話すタイミングを失うことにもなりかねません。
自分をよく見せることよりも、相手が気持ちよくいられることを意識すべきです。
相手が楽しく会話ができる・時間を過ごせることを配慮することが、好印象がつながります。
会話が続かないのを改善する方法(対策)
では、会話が続かないのを改善するには、どうしたらよいのでしょうか。
それは、会話が続かない原因と言うべき、上記5つの特徴を改善することです。
しかし、要約すると、下記3つに集約されます。
その会話が続かないのを改善する3つの方法をご紹介します。
1.相手に興味を持つ
会話が続かないのを改善するには、まず、『相手に興味を持つ』ことです。
例え、興味がない相手でも、会話の機会を持つのも、何かの縁。
どんな人なのか、どういう経験をしてきたのか、相手を知ることを意識しましょう。
それと同時に、「あなたに興味を持ってますよ」と、相手に意思表示することも大切です。
言葉で言う必要がありません。姿勢・態度で表しましょう。
適度に、視線を合わせ、相手の話を良く聞きましょう。
そして、疑問に思ったことや、よくわからないことは、質問してみてください。
2.相手に共感する
会話が続かないのを改善するには、『相手に共感する』ことも対策の一つです。
会話を続けるには、相手に好感を持ってもらう必要があります。
無視されたり、反応がなかったり、否定されて、気分のいい人はいません。
相手が、気持ちよく会話を楽しめるように、相手を肯定するような会話や態度を取りましょう。
相手の話を否定するようなことは、余程のことがない限り、言わないに限ります。
相手や自分に被害をもたらすなど、何か支障がある場合のみにしましょう。
また、相手と自分の共通点や類似点を話すのも、好印象につながります。
親近感を持ってもらえるでしょう。
相手が話しやすい状況を作り、気持ちよく会話できるような配慮が必要です。
3.話を広げる
会話が続かないのを改善するには、『話を広げる』ことも必要です。
一つの話題を、すぐに終わらせていては、会話が続かないのも当然です。
会話を続けるには、疑問やわからないことを質問するのも、一つの方法です。
また、その話に関する内容や、類似した話があれば、してみましょう。
話を膨らませているうちに、また、違う話題を思いつくこともあります。
会話を続けるには、一つの話をいろいろな角度から繋げていくことがコツです。
いかがでしょうか。以上が、会話が続かない人の特徴(原因)と改善方法(対策)です。
会話上手な人は、相手が話やすい状況を作り、話を引き出すのが上手いです。
自分が話すことばかりに、意識を向けるのではなく、相手が心地よい気分になるよう、配慮しましょう。
会話上手になるには、話上手より聞き上手です。
このことを忘れずに、コミュニケーションを取ると良いのではないでしょうか。