普段、何気なく使う『女らしい』と言う言葉。
『女らしい』とは、どういうことなのでしょうか。
かわいらしい、あるいは、セクシーな服装や髪型、仕草をすればよいのでしょうか?
確かに、それも『女らしい』の要件の一つかもしれません。
しかし、それよりは、性格や日頃の態度など、内面的なものの方が大きいように思います。
外見ではなく、内面からにじみ出た振る舞い・行動に、人は、心が動かされ、好感を持ちます。
男性や周囲から望む、女らしい人の特徴をご紹介します。
女らしい人の特徴
『女らしい』と言っても、人により、持っているイメージは様々。
自分の勝手なイメージで『女らしい』を追求しても、周囲から好感を持ってもらえるとは限りません。
特に、お色気ムンムンなタイプや、可愛らしさを前面に出す女性は、男性にはモテても、女性は抵抗を感じるものです。
男性女性問わず、好感を持てる女性らしい人。それは、どんな人なのでしょうか。
その特徴をご紹介します。
1.素直
男性や周囲が望む、女らしい人の特徴の一つに、『素直』というのがあります。
自分のことを素直に受け入れてくれる人。
誰でも、好感を持ちますよね。
自分の存在や言動を否定せず、尊重できる人は、多くの人に好かれます。
心が広く、多くを受け入れられる。そんな素直さに、女性的なものを感じるのです。
2.おしとやか
好感が持てる女らしい人の特徴には、『おしとやか』というのもあります。
物腰が柔らかく、穏やかで上品な振る舞いに、女性らしさを感じます。
言葉遣いや礼儀作法、表情や振る舞いなどから感じられる、優美さ、気品が、女性を感じます。
決して、派手ではないけど、本物の女性、真の女性という印象を与え、好感が持たれるのです。
3.おっとりしている
周囲が望む女性像には、『おっとりしている』という特徴もあります。
おおらかなのです。控えめでガツガツしていません。
あまり自己アピールしないですし、周りが褒めても、謙遜します。
喜怒哀楽が激しくなく、穏やかで、陽だまりのような心地よさがあります。
そんな印象する女性に、女らしさや好感を持ちます。
4.朗らか
『朗らか』なのも、好感が持てる女らしい特徴も一つです。
よく笑い、朗らかな人は、好まれます。
特に、男性は、潜在的に、女性を笑顔にしたいといったものがあるのではないでしょうか。
そうでなくても、余程のひねくれ者でない限り、人は、自分に笑顔を見せてくれる相手には、好感を持ちます。
自分を受け入れてくれていると感じるからです。
母親が明るい家庭は、幸せな家庭が多いです。
女性の笑顔は、周囲を明るくし、幸せにします。
5.気が利く
男性や周囲が望む女らしさには、『気が利く』というのもあります。
周囲に気を配り、相手の気持ちになって行動できる。
それも、そっと、見返りなしに…。
そういう愛ある行動に、人は、真の女性を感じます。
我が子に、愛情を注ぐ母親のように、他の人に、無償の愛を提供できる人に、女性を感じるのは、自然なことなのではないでしょうか。
いかがでしょうか。以上が、男性や周囲から望む、女らしい人の5つの特徴です。
簡単に言えば、『大和撫子』のイメージに合った人なのかもしれません。
最近は、男女平等という名のもとに、男女が中性化しているように思いますが、心の奥底では、大和撫子を欲しているのかもしれませんね。
私は、女らしいとか男らしいという言葉で、一人の人間を枠にはめるのは好きではありません。
しかし、男女が何もかも平等に扱われ、同じになることを強いられるのも疑問に思います。
女らしいとは何なのか、男らしいとは何なのか。それを止めるべきなのか。
今一度、考え直す時期なのかもしれません。