「もっと男らしくしなさい」とか、「あの人、男らしくて素敵!」といった『男らしい』という言葉。
普段、何気なく、使ったり、耳にしていませんか?
しかし、改めて考えてみると、「男らしい」とは、どんな人のことを言うのでしょう。
「男らしくなりたい」と思っても、どういう状態が男らしいのか、わからないと、目指すこともできません。
よく男性の方で、男らしさを勘違いしている人を見かけますが、女性や周囲が望む男性像とは、どんな特徴を持つのでしょうか。
女性や周囲が望む男らしい人の特徴をご紹介します。
男らしい人の特徴
必要以上に筋肉隆々なムキムキマンや、男だからと言って、腕力や権力を振りかざし、主導権を握る男性。それは、女性や周囲が望む男らしさとは、少しズレているように思います。
周囲が望む、好感が持てる男らしさとは、何なのでしょうか。
女性や周囲が望む男らしい人の特徴を5つご紹介します。
1.小さなことにこだわらない
周囲が望む男らしい人の、まず、一つ目の特徴は、『小さなことにこだわらない』です。
いつも損得勘定し、一円でも損したくない人や、見返りを求める人。
いつまでもネチネチ言う人。小言が多い人などは、男らしいとは言えないでしょう。
>スケールの小さい男は、周囲を幻滅させます。
どっしりと構え、小さなことにこだわらない。
そういう男性に、多くの人は、男らしさを感じます。
2.弱きを助け強きをくじく
周囲が望む男らしい人の特徴には、『弱きを助け強きをくじく』というのもあります。
ストレス社会と言われる現在、ストレスのはけ口なのか、子供、女性、お年寄り、部下、動物など、弱い者に強がる男性が多いように思います。
DVや子供や動物への虐待、パワハラ、セクハラ、モラハラなど、社会問題が尽きません。
今の世の中、強い女性も増えてはいます。
しかし、そうは言っても、女性は、潜在的に「守ってもらいたい」、「大切にしたもらいたい」という欲求を持っているものです。子供やお年寄り、動物だって、そうです。
女性や周囲が望む男らしい人とは、心の強さを持った人です。
そして、我が身を犠牲にしても正義や愛する者を守る人です。
力づくで相手を支配しようするのは、望まれせん。
3.筋を通す
周囲が望む男らしい男性像には、『筋を通す』という特徴もあります。
責任感が強く、義理を通す、約束を守る男性を、男らしいと感じます。
言うことがコロコロ変わったり、言っていることと、していることが一致しない男性は、男らしいとは思われないでしょう。
この人なら安心して任せられる、そう思える人が、男らしいと言えるでしょう。
4.自分がある
『自分がある』のも、男らしい男性像の一つです。
誰かや周囲に言い成りになったり、流されるだけの男性に、女性は魅力を感じません。
男性でも、信頼できないと感じるでしょう。
自分で考え、行動する。
自分というものを持っていることは、男らしいと言える条件の一つです。
5.寡黙
男らしい人の特徴に、『寡黙』というのもあります。
おしゃべりなのは、決して悪いことではありませんが、あまりにもペラペラおしゃべりが過ぎるには、男らしいイメージとは離れます。
しかし、かといって、ただ黙っていればいいというものでもありません。
言うべきことは言い、無駄なことは言わない。
具体的には、言い訳や悪口を言わない、口がかたいなど、考えが合って、口に出さないのです。
意図して話さない。これができる人を、人は好ましく思います。
いかがでしょうか。以上が、女性や周囲が望む男らしい人の5つの特徴です。
全般的には、好感が持てる男らしさとは、『侍』をイメージする性格の方のように思います。
『男らしい』『女らしい』という言葉で、人を枠にはめるのは、個人的には好みませんが、『男らしい』という言葉に疑問をお持ちの方に、少しでもお役に立てたら幸いです。