仕事が忙しすぎるのも大変ですが、暇すぎるのも辛いですよね。特に、周りの人が忙しくしていると、自分は会社には必要ないのではないかと、ついつい悪い方向に考えがちです。でも、裏を返せば、そんなに忙しくしなくても、お金がもらえるし、自分の好きに使える時間があるという見方もできます。
時間を持て余している従業員がいるのに、放置している会社にも責任があります。こうなったら、その時間を自分にとって有意義な時間にしませんか?その方法を5つ、ご紹介します。
でも、その前に、上司や同僚に仕事がないか、必ず確認を取ってくださいね。そうしないと、勝手なことをしていると思われる場合もあります。また、声をかけることで好印象になることもありますよ。
仕事が暇な時の有意義な過ごし方
①身の周りの整理整頓をする
忙しい時は、なかなかできない整理整頓。時間がある時にこそ、してみませんか?
片付いていると、気分的にスッキリしますし、探し物をアチコチ探すということも減り、忙しくなった時に仕事の効率も上がります。机の上や中、パソコンの中の不要なものはなくし、必要なものは体系的に整理したり、作業しやすいレイアウトに変更しましょう。
②職場環境を整える
身辺整理が終わったら、職場環境を整えることに目を向けましょう。時間もつぶれますし、他の人からも感謝されるので、一石二鳥です。
散らかっている所や汚れている所の掃除や、コピー機の紙の補充、備品棚や古い書類の整理、電話メモや回覧メモの作成、配布物を配るなど、職場の人が快適に仕事ができるように環境を整えてはいかがでしょうか。
③仕事に関する勉強をする
あなたは、仕事に対するスキルは十分ですか?時間がある時にスキルアップを目指すと、次の仕事や将来にも生かせるかもしれません。
ワードやエクセル、パワーポイントといったパソコン操作の他、業務に関する専門的なことを勉強するのもよい機会だと思います。職場の資料を読んだり、その業務に詳しい方に教えてもらったり、ネットや専門書を購入して読んでもよいかと思います。自由に外出できるような職場の場合には、セミナーなどを探して行ってみてもよいのではないでしょうか。
④自分で仕事を考える
職場や会社にとってプラスになる仕事を、自分で考えてみてはいかがでしょうか。
身近なところでは、自分の仕事の業務マニュアルを作成してもよいかもしれません。
それ以外にも、職場や会社の問題点と改善策を一覧表にして、重要度や自分で解決可能かという視点で内容を吟味し、その中から、解決に向けて動くというのもよいかと思います。
なお、費用がかかったり、内容が大掛かりなものは、企画書を作成し、上司に相談しましょう。
⑤人生の見直しをする
会社に対し自分ができることがない場合には、自分の人生を見直す時間に当てるのも、有意義な時間の過ごし方です。
「自分の好きなこと」「やってみたいこと」を書き出し、それに対し「十分なスキルがあるか」「今の会社で実現可能か」を記入してみましょう。また「特技や得意なこと」も書き出し、それが「今の会社で活かせるか」を考えてみましょう。
今の会社で、好きなことも、やってみたいこともできず、特技や得意なことも活かせないようならば、転職を考えてみてはいかがでしょうか。一時的に暇なのならいいのですが、ずっと暇というのは考えものです。もしかしたら、違う場所に、あなたの活躍の場があるのかもしれません。
一度きりの人生です。後悔のないようにしてください。
いかがでしょうか。
これ以外に、紹介するとしたら、「人間観察」もおすすめです。
職場の人や仕事に関わる人の長所や短所、好きなもの、嫌いなものなど、知っていることを整理し、今後の付き合い方に活用してはいかがでしょうか。意外と、この人のことあまり知らないなぁなど、日頃、気づかないことを発見することもあるかも思います。また、いろいろな人をグルーピングして、タイプ別に対処法を検討してもよいかもしれません。
持て余している時間は、自分のためや会社のために役立つよう、有意義にお過ごしください。
チャットやメール、遊びのためのネット検索など、単なるひまつぶしに使っては勿体ないです。パソコンの監視機能がある会社では問題になりますし、そうでなくても、バレたら、居心地の悪い状況になります。
せっかくなら、居心地がよくなることや、自分の人生にプラスになることに時間を使っていただければと思います。暇な時間は、その後の人生を好転させる種蒔きの時間に費やしましょう。