そういう私も、何が何だかわからず、いろいろ調べながらしました。
「あの時、やっておけばよかった」と、後悔や心配がないように、タイミングを逃さず、やることはやっておきましょう。では、ご紹介します。
退職後にすること
①国民年金の手続き
下記書類を持参し、お住まいの市区町村役場の国民年金窓口にて、お手続きください。
【国民年金の手続きに必要な書類】
- 年金手帳または基礎年金番号通知書
- 退職日が証明できるもの
- 身元確認書類
- 印鑑
※離職票、退職証明書など(コピー可)
※運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど
【保険料】
16,490円(平成29年度)
詳細は、下記ガイドを確認されておくとよいかと思います。
なお、失業による免除申請は、市区町村役場所で手続きできますが、郵送でも可能です。
詳細は、下記サイトをご確認ください。
②健康保険の手続き
よく調べてから、手続きするようにしましょう。
国民健康保険の手続きは、退職日から14日以内に、下記書類を持参し、お住まいの市区町村役場の国民健康保険窓口にて、お手続きください。
【国民健康保険の手続きに必要な書類】
- 退職日が証明できるもの
- 身元確認書類
- 印鑑
※離職票、退職証明書など(コピー可)
※運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど
③失業保険の申請の手続き
ざっくり言うと、自己都合で退職した場合は1年以上、会社都合の場合は半年以上、雇用保険に加入していなければいけません。但し、月に11日以上、働いている必要があります。
詳しくは、ハローワークインターネットサービスにて、ご確認ください。
但し、既に起業してい方や、起業しか考えていない方は対象外です。
【失業保険の手続きに必要な書類】
- 雇用保険被保険者離職票
- 個人番号確認書類
- 身元確認書類
- 写真
- 印鑑
- 本人名義の預金通帳、または、キャッシュカード
※マイナンバーカード、通知カード、個人番号の記載のある住民票(住民票記載事項証明書)のいずれか1つ
①運転免許証、運転経歴証明書、マイナンバーカード、官公署が発行した身分証明書・資格証明書(写真付き)のいずれか1つ
②公的医療保険の被保険者証、児童扶養手当証書などを2つ(コピー不可)
※最近の写真(正面上半身)で、縦3.0cm×横2.5cmサイズのものを2枚
※但し、一部指定できない金融機関あり。ゆうちょ銀行は可能。
会社が記載した離職理由と事実が異なる場合などは、ご相談ください。その場合は、証拠になるものも、準備すべきかと思います。
④税金(住民税・所得税)の支払い
お住まいの市区町村役場から住民税の納付書が送られてきたら、期日までに銀行や郵便局などで納付しましょう。
また、年内に再就職しなかった場合は、確定申告などの準備もしておきましょう。
所得税は、1年の総収入を想定した額を月割りにして源泉徴収しているため、退職後、失業期間があると、余分に払った所得税の還付を受けることができます。
退職後にすべきこと
①家の中と人間関係の断捨離
また、人間関係も、断捨離した方がよいかもしれません。
これまで、嫌々ながら付き合っていた人とは、この際、お別れし、一緒にいて気持ちのいい人、学ぶことの多い人と一緒にいましょう。
②自分へのご褒美で、人生の節目を祝う
今までのことに感謝し、頑張ってきた自分に、ご褒美をあげましょう。
今までの人生や、これからの人生を悲観的に見ると、自ら、そういう人生を招きます。
「これからが、本当に幸せな人生の出発なんだ」「今までの経験は、幸せになるための貴重な経験だったんだ」「自分は、嫌なこと辛いことにも、よく頑張った」と、自分を褒め、これからの幸せな人生のために、一つのステップを卒業したことをお祝いすべきかと思います。
ご褒美の仕方は、人それぞれ。旅行でもいいですし、美味しい食事をすることでもよいかと思います。前々から欲しかったものを買うのもよいかもしれません。
自分が嬉しいもの、楽しいものをしていただければと思います。
③ふるさと納税の活用
確定申告を行う前に、ふるさと納税を活用することも、おすすめです。
寄付した金額は、確定申告で申告すれば、その年の所得税より還付、翌年度の住民税より控除されますので、実質2000円で、様々なお礼品を貰えます。
給与収入が多いほど、控除の限度額が多く、お得になります。退職後、収入が上がる見込みのない方は、少しでも収入が多い時にしておくとよいかと思います。
詳細は、下記サイトにてご確認ください。手続きも、下記サイトから、簡単にできます。
「退職後にすること・すべきこと」は、以上になります。
いろいろと大変かと思いますが、タイミングを逃さず、こなしていっていただければと思います。