あなたは、裏表がありますか。
円滑な人間関係を築くには、裏表は必要です。何でも本音を言えばいいというものではありません。相手や状況により接し方を変えないと、失礼になることもあります。
しかし、中には、裏表が激しく、信用できない人もいます。そういう人は、円滑な人間関係のためというよりは、自分のため、性格の悪さから、態度を使い分けます。
そういう裏表が激しいタイプは、人を平気で陥れたり、失望させます。
被害に遭わないためには、見分けるポイントや付き合い方を知ることも大切です。
裏表がある人の特徴と対処法をご紹介します。
裏表がある人の特徴(見分けるポイント)
では、裏表がある人の5つの特徴(見分けるポイント)をご紹介します。
男性・女性を問わず、共通した内容です。
次のような特徴がある人は、要注意です。裏表がある性格と言えるでしょう。
信用しきると、後悔したり、失望することになります。気をつけてください。
1.調子がいい
裏表がある人の特徴には、『調子がいい』というのがあります。
初対面から調子が良く、相手を褒めたたえ、いい人を演じます。
また、相手が利用価値のあるとわかると、より一層、気に入られようとします。
窮地に立たされた時には、その場しのぎで、平気で嘘をつきます。
また、相手を喜ばせるような約束を簡単にしますが、実現することは、滅多にありません。
そのことを後から責めても、忘れたふりをします。無責任な人です。
疑うことを知らない、本当のいい人は、第一印象や人当たりの良さから、裏表がある性格をいい人と信じ込みますが、後で失望に変わるでしょう。
2.人目を気にする
裏表がある人は、『人目を気にする』というのも特徴です。
少しでも、人に、よく見られたい、認められたいという意識が強いです。
そのため、人前に出る時には、服装や持ち物にこだわります。
誰もが憧れるようなブランドものを持ちたがります。
それでいて、人目につかないものに対しては、質素です。徹底的に倹約します。
見栄っ張りなのです。
また、写真を撮るのに、決めポーズがある人も多いです。
いつも、同じ角度で同じようなポーズを写る人には注意しましょう。
3.負けん気が強い
裏表がある人は、『負けん気が強い』というのも特徴です。
常に、自分と他人を比べ、自分が勝っていないと気に入りません。注目を浴びたいのです。
相手が羨ましい話をすると、「凄いね」「良かったね」とは言えず、嘘をついてでも、それを上回る話をしたがります。そして、陰で、「自慢した」「偉そう」と、悪口を言います。
また、相手が、自分にないものを持っていると、相手にないものを見つけ出します。
そして、それを本人や周囲に持ち出し、安心感を得ます。意地の悪さを持っているのです。
他には、一緒にいる人が褒められると機嫌が悪いという特徴もあります。
4.相手や状況により態度が極端に違う
裏表がある人は、『相手や状況により態度が極端に違う』のも特徴です。
同性と異性、目上と目下、上司と部下、権力・地位・お金がある人とない人など、立場や損得勘定により、態度が豹変します。
自分より上、または、気に入られたいと思えば、親切丁寧な態度を取ったり、ヘコヘコします。
しかし、一方で、相手が下と思えば、傍若無人な振る舞いをします。
しかも、本人の前では、いい顔していても、裏に回ると、悪口を言いまわるといった二面性も持っています。平気で裏切る怖い人です。
普段の声と電話の声が極端に違う人は、裏表が激しい可能性が高いです。注意しましょう。
5.目的のために手段を選ばない
『目的のために手段を選ばない』のも、裏表がある人の特徴です。
自分のためなら、他の人がどうなろうか、どう思われようが、気にしません。
目的を果たすために、以前は、相手を褒めたたえ、取り入っていても、用済みで邪魔になれば、冷淡な態度に出ます。足も引っ張ります。恩を仇で返すタイプです。
弱肉強食、競争社会では、強い者が上に立つのが当たり前、利用できるものは利用する。
本人にとっては処世術にすぎないのです。そこに罪の意識や温情はありません。
出世欲、我欲の強い人です。
裏表がある人への対処法(付き合い方)
では、裏表がある人の被害に遭わないようにするには、どうすればよいでしょうか。
それは、深入りせず、当たり障りのない付き合いをすることだと思います。
基本的に性格が悪いので、深入りすると、不快な出来事が増え、ストレスが溜まります。
職場など利害関係がある所では、言動に注意しましょう。
いつ、足を引っ張られるか、わかりません。
では、具体的には、どのように付き合えばよいのでしょう。
裏表がある人への対処法(付き合い方)を3つ、ご紹介します。
1.当たり障りのない話をする
裏表がある人への対処法(付き合い方)の一つ目は、『当たり障りのない話をする』です。
裏表がある人には、天候やテレビの話など、当たり障りのない話で済ませましょう。
気を許して、込み入った話をすると、陰で何を言われたり、されるかわかりません。
個人的なことは、いいことも悪いことも言わない方がよいかと思います。
特に、自慢や弱点と取られることは言わないように注意しましょう。
他の人の悪口や、世の中の批判と取られることも言わないようにしましょう。
裏表がある人は、自分が上位に立つため、他人の足を引っ張る機会を狙っています。
2.悪口に乗らない
『悪口に乗らない』のも、裏表がある人への重要な対処法(付き合い方)です。
うっかり悪口に乗ってしまうと、それを本人や周囲に言い触らします。
しかも、自分が言い出したことは省略です。
いつの間にか悪者にされます。
裏表がある人が悪口を言い出したら、罠だと思った方が賢明です。
3.距離を置く
裏表がある人の対処法(付き合い方)として、『距離を置く』ことも必要です。
職場の上司や同僚など、どうしても付き合わないと相手でも、必要最小限の接触にしましょう。
必要以上に付き合うとストレスが溜まります。
自分の身は、自分で守りましょう。
いかがでしょうか。以上が、裏表がある人の特徴と対処法になります。
裏表がある・ないを上手く見分け、自分の身を守りましょう。
特に、あまり裏表がない人は、すぐに、人を信用しがちです。
騙されないように気をつけましょう。残念ながら、世の中、いい人ばかりではありません。
縁あって、このサイトにいらっしゃた方が、快適な毎日を過ごせることを願っております。