「感じが悪い」とは、態度や印象が悪く、不快な気分にさせることを意味します。
できることなら、関わりたくない「感じの悪い人」。
具体的には、どのような特徴を持っているのでしょうか?
また、「感じが悪いね」と言われた経験がある人。
自分のどこが悪いのか、気になりませんか?
感じの悪い人の特徴と対処法(接し方)をご紹介します。
感じが悪い人の特徴
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親子、友人、同僚、上司、恋人、配偶者など、様々な人間関係において、「感じが悪い」人がいます。
取引先の営業マン、買物時の店員などにも、感じの悪い人がいます。
感じが悪い人には、共通する特徴があります。
その特徴を5つご紹介します。男性女性問わず、共通した内容です。
1.身だしなみが悪い
感じが悪い人の、まず、一つ目の特徴は、『身だしなみが悪い』です。
人と接する時に、身だしなみは、大切です。第一印象に、大きく影響します。
また、「服装の乱れは心の乱れ」とも言います。
例え、自分では、そんなことはないと思っていても、相手からは、そう取られかねません。
相手が不快に思わないように、不潔、下品、怖いといった印象を与えないようにしましょう。
2.不愉快な表情
感じが悪い人には、『不愉快な表情』という特徴もあります。
人を睨むような目つき、不満気な目元、口元など、目つきや口元には、人柄や、その時の感情が出やすいものです。
相手が不快な気分にならないように、表情には気をつけましょう。
生まれ持って、目つきが悪い、口がへの字の方は、誤解されやすいので、特に注意が必要です。
笑顔は、人を安心させます。なるべく、笑顔を意識しましょう。
また、重要な場面では、相手の目を見て、真剣な面持ちで対応しましょう。
気を抜き、ふとした時に、本心が表情に出やすいものです。気をつけましょう。
3.コミュニケーションを取りたがらない
感じが悪い人は、『コミュニケーションを取りたがらない』という特徴もあります。
あなたは、自分から挨拶をしてますか。
相手がしないとしない。
相手が挨拶しても無視しているようでは、感じが悪いと思われても仕方ありません。
挨拶は、コミュニケーションにおける基本中の基本です。
人として、社会人として、年齢、性別、好き嫌いなど関係なく、挨拶はしましょう。
また、仕事においては、報告・連絡・相談は、必須です。
嫌な上司でも、最低限のことは行いましょう。
また、公私ともに、コミュニケーションを密に取るのは、好印象に繋がります。
声をかけてくれるということは、自分に好意を持っていると感じるからです。
いくら心の中で、相手のことを思っていても、表現しないと、相手には、なかなか通じません。
4.不愉快な言動
感じが悪い人の特徴に、『不愉快な言動』というのもあります。
コミュニケーションをとっても、相手に不愉快な言葉、態度、行動を取っていては、感じが悪いと思われても仕方ありません。
上から目線な言動・態度は慎みましょう。
その他、相手を否定・拒否する、嫌味を言う、足を引っ張る、自慢する、聞く耳を持たない、自分の意見・考えを押し通すといった態度・行動に注意しましょう。
「自分が相手の立場だったら…」と、相手を自分に置き換えると、不愉快な言動を防止できるのではないでしょうか。
5.気が利かない
『気が利かない』のも、感じが悪い人の特徴の一つです。
自分のことしか考えず、相手や周囲へに気配りない人は、人に嫌われます。
人は、自分一人では生きていけません。
何かしら誰かのお世話になっているものです。
周囲に自分以外の人がいるからこそ、生きていけるのです。
そのことに感謝し、自分以外の相手にも気を配りましょう。
誠意を尽くしましょう。
感じが悪い相手への対処法
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では、身の周りにいる、感じの悪い人には、どのように対処すればよいのでしょうか。
感じの悪い相手への接し方を3つご紹介します。
1.必要以上に近づかない
感じが悪い相手への対処法の一つ目は、『必要以上に近づかない』です。
触らぬ神に祟りなしです。
必要がないのなら、極力、距離を取りましょう。
しかし、無視は禁物です。人として、社会人として、挨拶、最小限の会話はしましょう。
仕事では、報・連・相を行いましょう。
無理して仲良くしようとしても、こじれるだけです。
自分が自分でいられなくなります。あなたの良さを失うことにもなりかねません。
100人いて、100人に好かれることはありません。無駄な努力はしない方が賢明です。
2.適当に交わす
感じが悪い相手は、『適当に交わす』ことも大切です。
面と向かって、正論を解いても通じることは難しいでしょう。
余計、状況を悪くします。
反論せず、それでいて、良いとも悪いとも言わない。
相手が、何か言っても、「そうなんですか?」、「考えておきます」と言っておきましょう。
できることなら、適当に理由をつけて、その場から立ち去りましょう。
それができない場合は、話しを反らす、変えるなどしましょう。
3.相手に隙を見せない
感じが悪い相手の対処法として、『相手に隙を見せない』ことも大切です。
うっかり愚痴を言うと、それを悪口として言いふらします。
思わず、嬉しいこと・楽しいことを話すと、自慢を取られます。
相手への気遣いを嫌味、当てつけと取る場合もあります。
言動に注意しましょう。誤解されそうなことは、はっきりと説明しましょう。
重要なことは、第三者を立ち会わせた方がよいでしょう。
言った言わないで揉めたり、都合のよい解釈をされたり、ねつ造されたりしないように、細心の注意を払いましょう。
いかがでしょうか。以上が、感じの悪い人の特徴と対処法(接し方)です。
なお、誰かに「感じが悪い」と言われて、お悩みの方は、下記、記事を参考にされてはいかがでしょうか。
感じのいい人の特徴を身に付けてはいかがでしょうか。
「感じが悪い」というのは、相手の状況や立場・気持ちを考慮しない人が持たれる印象です。
もっと、自分のことだけでなく、周囲に目を向けましょう。
また、表面的なものだけでなく、その背景や、自分の言動の影響を想像しましょう。
感じが悪い相手または自分に、お悩みの方に少しでもお役に立てれば幸いです。


