アナと雪の女王2

先日、映画『アナと雪の女王2』を観に行ってきました。

前作は、いかにもディズニーといった子供向きのファンタジー映画でしたが、今回は、スピリチュアル感漂う大人向きの内容で、私的にはこちらの方が好みでした(^^)

でも、わかる人にはわかるって感じなので、わからない人には???な映画かもしれません。

その『アナと雪の女王2』。

どこがスピリチュアルか説明する前に、まずは、ざっくりと前作の内容の復習を。

エルサとアナは、アレンデール王国の王女であり、姉妹。

姉のエルサは、生まれた時から魔法が使え、幼い姉妹は、魔法を使って、よく遊んでいました。

しかし、ある日、エルサは、魔法をコンロールできず、アナを傷つけることに。

両親である国王と王妃は、エルサの魔法のことを、森に住む妖精のトロールに相談。

その結果、国王と王妃は、エルサが魔法をコントロールできるまで、魔法が使えることを周りに隠し、エルサを部屋に籠らせることにしました。

それから、月日が流れ、その間に、国王と王妃は、船旅の途中に死去。

成人したエルサは、女王として即位するために、戴冠式に出席することになりました。

いまだコントールできない魔法の力に不安を感じつつも、エルサは、戴冠式に出席。
アナとも久しぶりに再会しました。

しかし、会ったばかりのハンス王子と結婚するというアナの行動に激怒し、エルサは、魔法の力をコントロールできず、アレンデールの街を凍り付かせてしまいます。

責任を感じたアナは、氷の城に籠ったエルサに元に戻すように、説得に行きます。

しかし、エルサの暴走した魔法により、アナは凍ってしまいます。

最後は、エルサの真実の愛で、アナもアレンデールも救われるというのが、前作の内容でした。

そして、『アナと雪の女王2』。

これから先はネタバレしますので、内容を知りたくない方は、読まないで下さいね。

アナと雪の女王2』では、エルサは、”ありのままの自分”となり、魔法を隠すこともなく、アレンデール王国を平和に治めている場面から始まります。

魔法もコントロールできるようになり、国民にも魔法が使えることを受け入れられています。

しかし、ある日、エルサは、自分を呼ぶ不思議な歌声が聞こえるようになります。

そして、まもなく、アレンデールは自然災害に襲われ、エルサは国民を高台へと避難させます。

そこへ森の妖精トロールが現れ、災害は、魔法の森の火・風・水・土の4つの精霊の怒りによるもので、それは、アレンデールとノースルドラの過去の戦いに過ちがあったことを告げます。

そして、その過去の過ちを正さないとアレンデールに未来はないと忠告します。

エルサとアナは、幼い頃、父親である国王からアレンデールとノースルドラの戦いの話を聞いていました。

ノースルドラは、北の果てにある魔法の森に住み、4つの精霊に見守られ、自然と調和した暮らしをしている太陽の民と言われる民族。

このノースルドラとアレンデールは、長い間、敵対していました。

しかし、エルサ達の祖父の時代に友好関係を築くことになり、その印として、アレンデールは森にダムを作り、それをノースルドラへの贈り物にすることにしました。

その完成式典の日にノースルドラは、アレンデールに攻撃を仕掛け、戦争になったのです。

それに精霊達は怒り狂い、森は深い霧に包まれ、人々を中に閉じ込めたまま、誰も出入りできなくなりました。

しかし、エルサ達の父である国王のみ、何者かに救われ、森を出ることができたのです。

そして、話の最後に、王は、「いつか過去は戻ってくる。その時のために備えないといけない」と二人に語りました。

その話を聞いた姉妹は、母である王妃に「過去はいつか戻ってくるの?」と訊ねました。

すると、王妃は、すべてを記憶する『アートハラン』という秘密の川のことを歌う子守唄を聞かせてくれました。

エルサは、国王の話と王妃の子守歌を思い出し、アレンデールを救うため、すべてを記憶する『アートハラン』という川を目指して、未知なる旅に出ることを決意します。

それが、自分の使命だと、それをするために生まれてきたのだと。

それに、アナ、クリストフ、スヴェン、オラフも同行します。

その旅は、荒ぶる4つの精霊の洗礼に打ち勝ち、4つの精霊をつなぐ第5の精霊に出会う旅。

そして、正しい歴史を知る旅でもあり、エルサの魔法の秘密を知る旅でもありました。

エルサは、4つの精霊の洗礼に打ち勝ち、アートハランに辿りに来ます。

そして、自分達が教えられた歴史は偽りであり、ノースルドラとの戦いの原因はアレンデールにあること、また、アレンデールが作ったダムが自然の調和を乱していることを知ります。

水は、循環してこそ、自然の調和が取れますからね。

そして、第5の精霊は自分であり、エルサの母親は、ノースルドラの民であることを知ります。

父を救ったのは、母だったのです。

すべてを知った時、エルサの体は凍り始め、完全に凍る前に最後の力を振り絞って、アナに向けて知り得たことを送ります。

途中から、エルサと別行動していたアナは、そのメッセージを受け取り、すべてを知ります。

そして、過去の過ちを正すには、ダムを壊すしかないことを悟ります。

アナは、土の精霊であるアース・ジャイアントを使って、ダムを壊します。

ダムが壊れ、莫大な量の水が川へと流れ、アレンデールの街も濁流に襲われます。

しかし、国民は全員、高台に避難していたため、無事でした。

アレンデールに起きた自然災害は、精霊の怒りでもあり、愛でもあったってことですよね。

それと同時に、凍ったエルサも解け、本来の自分へと進化します。

また、魔法の森の霧もなくなり、閉じ込められた人々も自由になります。

それから、時が経ち、そこには、アレンデールの女王となったアナと、ノースルドラの民と暮らすエルサがいました。

二人は、交流を取りながら、平和に暮らすのでした。

以上が、今回の『アナと雪の女王2』の概要です。

今回、この映画を観ていて思い浮かんだのは、瀬織津姫

私は、瀬織津姫から時よりメッセージを受け取るのですが、それと映画の内容が被るのです。

ありのままに」「心のままに」「カゴから出なさい」「本当の自分」「調和」など…。

前作では、エルサは、アレンデールの自分の部屋・城、また、自ら作った氷の城というカゴから出て、ありのままの自分になります。

今回は、アレンデール王国というカゴから旅経ち、心のままに未知の世界へと旅立ちます。

そして、本当の自分に戻り、本来の自分がいるべき調和の取れた世界へと戻ります。

また、瀬織津姫は、隠された神であり、水の神でもあります。

これは、映画に登場する第五の精霊や、水の変化したものである氷・川・霧に重なります。

アレンデールとノースルドラの関係は、アトランティスムーを思い出させました。

力や物質性を重視するアトランティス自然との調和や精神性を重視するムー

アレンデールとノースルドラは、物質社会精神社会を表しているようです。

また、エルサが、アートハランに辿り着くために挑む、火・風・水・土の4つの精霊の洗礼は、モーツァルトのオペラ『魔笛』を彷彿とさせます。

魔笛』では、主人公であるタミーノとパミーナが火と水の試練を乗り越え、二人は結ばれ、世界は平和になります。

パミーナは、月の女神の娘でありながら、高僧が統治する太陽の国に囚われていたのと、ノースルドラの血を引くエルサがアレンデールのお城の中に籠っていたのも類似しています。

瀬織津姫は、水の女神でもあり、月の女神であることも、繋がりを感じます。

そもそも、『魔笛』は、聖徳太子の『未来記』の内容をもとにしているという話もあります。

聖徳太子と言えば、弥勒信仰。

日本の地に弥勒菩薩が降臨し、人々を救い、平和な世界になるという予言もしているとか…。

映画を観ながら、あれこれ思い出しているうちに、第5の精霊=瀬織津姫=弥勒菩薩=(神である)本当の自分ではないかと思いました。

すべてを記憶するアートハランへの旅は、自分の心の旅であり、自分の心の奥底にある魂=本当の自分を思い出す旅であったのではないかと思います。

私達は、神の分け御霊。神なのです。

分け御霊である魂は、元の神様とも繋がっています。すべてを記憶していて当然です。

映画でエンディングの途中でオラフが登場し、水には記憶があるということを念押しします。
まさしく、これが言いたかったかもしれませんね。

人間の大部分は水でできています。すべての記憶は自分の中にあり、心の奥にあると。

そこに辿り着くには、自分を閉じ込めているカゴから出て、あるがままの自分になり、自分を導く声=心に意識を傾けながら、心のままにに未知の世界に挑むことが必要なのでしょう。

そして、その過程では、災害にあったり、試練に立ち向かう必要があるのかもしれません。

すべてを乗り越え、真実の歴史、自分の能力の意味、使命、ルーツなど、すべての記憶を取り戻した時に、一旦、すべてがリセット(仮死状態)され、神である本来の姿に戻るのでしょう。

これって、キリストの復活を思い出しますね。

その後は、本来の自分のまま、いるべき所に、仲間と一緒に平和に暮らすことになるのかもしれません。

アナと雪の女王2』は、私達にこれから起こることに備えたメッセージなのでしょう。

王が、「いつか過去は戻ってくる。その時のために備えないといけない」と言っていますしね。

私達の生きる物質社会は、限界まできています。

過去の過ちを正し、自然や精神性との調和なしには、平和な未来はないと言っているのです。

また、この映画は、私達が、もっと自分らしく自由に幸せに暮らすには、あるがままの自分になり、心のままにに未知の世界に挑む勇気が必要あるとも言っているように思います。

しかし、そこには、仲間がいる。仲間と力を合わせることで、そこに到達できるのでしょう。

他には、私達の心が真実の愛で満たされた時に、心の霧が晴れ、本当の自分が現れる。

アナと雪の女王2』は、そのことも言っているようにも感じました。

あと気になったのが、ノースルドラが太陽の民であること。

魔笛』に登場する、タミーノという王子も、実は日本人との説もあります。

これからの未来に、日本が重要な役割を持つのかもしれません。

気が付いたら、ものすごく長文になってしまいました。
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました。

どなたかの参考になれば幸いです。