「生きがいがない」、「つまらない人生」と嘆いていませんか?
夢も希望もなく、生きることに、また、自分に価値を見出せないでいませんか?
それが続くと、「生きる価値がない」、「いっそ死んでしまいたい」と、自暴自棄になり、うつ病になったり、自殺へと追い込まれる人も少なくありません。
今の世の中、学生、社会人、専業主婦、高齢者など、生きがいがない人で、溢れています。
中学生や高校生、大学生といった、本来、夢や希望にあふれているであろう世代も、生きがいがない、見つからないと、ストレスを抱えています。
生きがい、夢、希望を持つにはどうすればよいのでしょうか。
どうすれば、人生を楽しむことができるのでしょう。
生きがいがない人の特徴と対処法をご紹介します。
生きがいがない人の特徴
世の中には、生きがいを持ってイキイキと生きている人と、そうでない人がいます。
その違い・原因は、何なのでしょうか?
それは、物事の捉え方、生き方に違うがあるからです。
では、具体的に、どのようなことが、生きがいをなくす原因となっているのでしょう。
生きがいがない人の特徴を5つご紹介します。
1.受動的
生きがいがない人の特徴は、まず、物事に対し、『受動的』というのがあります。
何でも、受け入れようとします。
ある意味、素直で、平和主義な人が多いでしょう。優しい人も多いです。
しかし、人の意見・指示、世の中の常識など、何でも、自分以外のものに従い、行動していると、生きがいは見つかりません。あっても、失います。
人は、自分で考え、行動して、それが実現した時に、生きがい、やりがいを感じます。
2.真面目
生きがいがない人は、『真面目』なのも特徴です。
決められたこと、言われたことを、真面目に行おうとします。
学校の勉強や、職場の仕事など、指示されたこと、任されたことを、真面目に頑張ります。
無理をしてでも、頑張ってしまいます。
しかし、嫌々していたり、仕方なくしていませんか?
本当は、他に、やりたいことはありませんか?
「真面目」という言葉は、面目(世間・周囲に対する体面・立場・名誉)への真(誠意)。
世間・周囲の評価のために物事をこなすこと。
ただ、物事をこなすだけで、自分の心、魂が入らないものに、生きがいは生まれません。
心を入れ、自分のものとした時に、やりがいや生きがいが、生まれます。
単なる文字通りの真面目ではなく、真心をこめて、物事を向かい合いましょう。
3.自分を犠牲にしている
生きがいがない人の特徴には、『自分を犠牲にしている』といのもあります。
自分よりも、他人、常識、世間体など、自分以外に軸足を置いています。
言いたいことも言わず、したいこともしない。自分の心にふたをしています。
特に、日本では、協調性を重んじるため、自分のことは二の次にする傾向にあります。
周囲への配慮も必要です。しかし、いつも自分を抑え続けると、いつか限界がきます。
生きがいや、やりがいを感じる前に、自分の心や体が壊れてしまいます。
自分の心に反することは、減らしていきましょう。
だからと言って、自分勝手にすることや、相手を否定・攻撃することを、すすめているわけではありません。
ものも言いようです。
人を動かすには、相手に寄り添い、相手の心を動かすようにしましょう。
4.心配性
生きがいがない人は、『心配性』なのも特徴も一つです。
神経質で、物事をやる前から、あれこれ心配します。
過去の出来事をいつまでも引きずり、また、あんなことになるんじゃないかと心配します。
起きてもいないことを想像し、不安にかられます。
慎重な姿勢も大切です。
しかし、心配ばかりしていては、自分で自分を縛り付け、何もできません。
それでは、生きがいを見つけるのも難しいでしょう。
もっと、心を大らかにしましょう。ピンチはチャンス。失敗は成功のもとです。
もっと、心のままに行動しましょう。
何か起きたら、その時に考えればよいのではないでしょうか。
5.自己否定感が強い
生きがいがない人は、『自己否定感が強い』のも特徴です。
自分を信じておらず、やる前から、物事を諦めがちです。
また、何をはじめても、うまく行かないと、すぐに諦めます。
それでは、生きがいは見つかりません。
生きがいを見つけるには、何かに没頭し、極めることが必要です。
何かに没頭し、極めるには、自分の心、意思と一致したものではないと、難しいでしょう。
心からしたいと思ったことをできることからしていく。
うまくいかないなら、諦める前に、何がよくないのかを見直す。
その積み重ねにより、生きがいは生まれるのではないでしょうか。
諦めるのは、様々な対策をし尽くした後にしましょう。
生きがいの見つけ方
では、生きがいを見つけるには、どうしたらよいでしょう。
それには、上記5つの特徴を見直すことが必要です。要約すると、下記3つとなるでしょう。
生きがいの見つけ方をご紹介します。
1.心のままに行動する
生きがいを見つける、まず、一つ目の方法は、『心のままに行動する』です。
そのためには、まず、自分の心に敏感になりましょう。
頭で考えるよりは、心の反応を重視しましょう。心の反応は、体にも出ます。
それを無視しないようにしましょう。
自分をもっと大切にしましょう。
だからと言って、周囲に迷惑をかけろと言っているのではありません。
人様に迷惑をかけないのなら、もっと自由に生きてみませんか。
自信がないのなら、無理せず、できることからしましょう。
まずは、行動に移すことが大切です。
2.したいことを極める
心のままに行動し、したいことが見つかったら、『したいことを極める』ことが大切です。
小手先で、人を心を動かすことはできません。
心からしたいこと・やりたいこと、また、日頃の些細なことでも、心を込めましょう。
心を込めたものは、人の心を動かす、つまり、感動させます。
それが、自分に帰ってくるでしょう。
そうすれば、やりがいや生きがいを感じます。
3.世のため人のために自分を活かす
生きがいを見つけるには、『世のため人のために自分を活かす』という姿勢も必要です。
些細なことでも構いません。
自分のできることを世のため人のために活かしましょう。
人間は、誰かのために役立ってこそ、自分に価値を見出せます。
但し、押し付けはよくありません。
それを必要としている人に、自分にできることをしましょう。
いかがでしょうか。以上が、生きがいがない人の特徴と対処法です。
生きがいがない、生きる価値を見出せない人に、少しでもお役に立てれば幸いです。
縁あって、このページに辿り着いた方が、生きがいを感じ、楽しく人生を歩めるよう、お祈りいたします。