相変わらず、混沌とした毎日が続いていますね。
日々、伝えられる感染者数の増加に、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
しかし、検査基準の見直しよる検査人数の拡大や人口の地域差などを無視し、日々の感染者数だけが一人歩きして、一律に語られるのはどうなんでしょうね。
統計的には意味のない数値で、全国民が一喜一憂するなんて、おかしな状況です。
そもそも、日本は、感染者数も重症化率も低いですしね。
個人的には、コロナ自体には、そんなに神経質になることもないのではないかと思っています。
しかし、この状況も、感染防止というよりは、経済活動の制限による『地球環境の自浄作用の促進』や『価値観のパラダイムシフト』と言う意味では、意義のあることと感じています。
『価値観のパラダイムシフト』と言えば、今、『価値観の逆転』が、顕著に起こってますね。
コロナ以前から、その傾向はありましたが、コロナにより、拍車がかかったようです。
代表的な所では、コロナ前までは、東京は憧れの地。
東京都民であることに優越感を抱いていた都民も多かったのではないでしょうか。
しかし、今はどうでしょう。
すっかり、地方の住民からは嫌がられ、肩身の狭い思いを強いられています。
また、都会から地方へ移住する方も増えているようですし、地方の価値が高まっています。
これに付随するところでは、余暇を楽しむ場所も変わってきていますよね。
人工的な施設から自然へと、人が移動しています。
家族のあり方も、個々でバラバラだったのが、共に過ごすことが多くなってきています。
また、外食→内食、外で楽しむ→家で楽しむへと変わっています。
働き方においては、テレワークが推進され、外で働く→家で働くへと変化しています。
それにより、管理職の価値の低下も起きています。
収入の安定確保から、専業→複業という動きも加速しているようです。
企業単位では、グローバル化にも陰りが出てきそうですね。
テレビ→YouTubeの流れも顕著です。
他にも多くの事柄で、価値観の逆転、今までの善悪や優劣の逆転が起きています。
しかし、これは、一過性のものなのでしょうか。
私は、それは違うと思っています。
今、世の中は、大きな変化を遂げようとしている。
そのように認識しています。
今は、その変化を遂げるまでの『カオス』状態。『混沌』した状態です。
以前、” 私たちは『サナギ』 ”という記事を書きましたが、世の中、地球も、その状態。
サナギの中のようにドロドロ状態。カオス(混沌)の状態です。
『カオス』の言霊を読み解くと
「力が奥深い方向へと進み、受容or離れる」
「ものごとが生成する産霊が整い、一から二極に分かれ、異次元空間への入り口から新しい息吹をもたらされる」
また、『混沌』の言霊を読み解くと
「転がり入って統合され、根源から新しい陽が広がり出る」
「一体となり統合され、開化が始まり、調和する」
これらから、現状は、下記のような状況と読み解かれるのではないでしょうか。
「外→内へ進み、今まで表立っていたもの(外)と裏に回っていたもの(内)とが混ざり合った状態から、新たなものが現れ、調和する」
なお、上記、外→内は、外→家、現実世界→精神世界、表に出ていたもの→裏に回っていたものなど、あらゆる外→内への移行を指しているように思われます。
ここで、気になったのが、英語の『カオス』には分離があり、『混沌』は統合のみであること。
これは、何を意味しているのでしょうね。
混ざり合った状態から、消えるものと、統合して新しく生まれ出るものがあるということなのでしょうか。
そして、その際、海外は分離、日本は統合して新たなものが現れ、調和するのが主な流れであることを示唆しているのかもしれません。
いずれにしても、今の『カオス(混沌)』状態から、次第に、新たな調和した世界が形作られていく流れのようです。
ところで、先程、価値観の逆転と書いている際、脳裏に六芒星が思い浮かびました。
『価値観の逆転』というのは、『△から▽』に移行していることを表しているようです。
今までのピラミッド社会から逆ピラミッド社会への移行。
つまり、今まで上に立っていたものが下降し、下で支えていたものが上昇するということ。
これは、人類を含め、生態系、世の中のしくみなど、あらゆる立場が逆転するということです。
このような逆転現象に起きている時には、下記を意識するとよいでしょう。
上に立とうとする者は下る
下支えしようとする者は上がる
混沌とした中で、我が我がと私利私欲に走る人は下っていき、己も含め、周囲のため、国のため、人類のため、地球のためと、みんなの幸せのために貢献する人は上がっていく。
つまり、我欲に走る人は、混沌の渦にハマって下っていき、愛に溢れた人は、混沌の渦から抜け出し調和の世界へと移行するということです。
あなたは、今のカオス(混沌)状態から、新しく生まれ出る調和の世界を望みますか?
それは、今までの世界の良い所は残しながらも、調和を大切にする、みんなが幸せな世界。
そこの住人になれるのは、自分だけでなく、みんなの幸せを願い、行動できる人。
自分だけが得をしよう、目立とう、優遇されたいという意識を捨てる必要があります。
だからといって、それは、自分を捨てるという意味ではありません。
自分自身が喜びのある人生を歩んでいないと、他の人を支える余裕なんてありませんからね。
『自分もみんなも幸せ』
それを願い、行動できる人が、調和の世界の住人です。
この内容が、少しでも、どなたかのお役に立てれば幸いです。