私たち日本人の母国語は『日本語』。
しかし、その『日本語』の存在が、年々、薄れてきています。
街には、標識やアナウンス、店名、商品名など、外国語が溢れ、日本語自体も乱れています。
今年から、小学校での英語教育の義務化も始まりました。
と言っても、外国語の使用や勉強を否定するつもりはありまぜん。
しかし、もっと、『日本語』に興味を持ってほしいし、大切にしてほしいなぁと思います。
なにせ、母国語なのですから。
何か大切なものを、どんどん奪われいくようで、悲しくなります。
それに、『日本語』は、日本人にとっては母国語でありながら、宇宙の共通語でもあります。
今の世の中は、英語が世界の共通語となっていますが、規模、レベルが異なります。
それは、以下の通り、『日本語(ニホンゴ)』の言霊・数霊を読み解くとわかります。
「圧力を強く引き離し、根源から転がり出る光」
「宇宙・神・世界・祖国・祖先などすべての源に繋がる始まりである母なるもの」
「大きな志へと通じ、世界を平和へと誘う力を持っている」
つまり、『日本語』は、宇宙に存在するすべてのものを生み出した母なる源(神)の言葉。
神語であり、宇宙語なのです。
しかしながら、神語(宇宙語)としての意味は、普段使っている日本語からはわかりません。
言霊・数霊、あるいは、音霊や型霊を読み解くことで、わかります。
それは、日本語には、表と裏の二通りの意味があるということ。
表が普段使っている日本語で、裏が神語(宇宙語)。
『日本語』は、二通りに翻訳できる『二翻語』なのです。
ところで、先程の『日本語』の言霊の中にある「圧力を強く引き離し、根源から転がり出る光」という言葉を読んでいる際に、ふと、「開けゴマ」という言葉が降りてきました。
そして、観音開き(両開き)の扉が開いて、中から、まばゆい光が放たれる映像が見えました。
実を言うと、これと同じことが、以前、天岩戸の記事を書いている時にもありました。
これは、『日本語』は、光(=神=愛)のパワーを持つ言葉。
また、『日本語』で「開けゴマ」と唱えることは、天岩戸を開くパワーがあると言っているのではないでしょうか。
「開けゴマ」は、『千夜一夜物語(アラビアンナイト)』の「アリババと40人の盗賊」に出てくる呪文。世界的に有名な話ですから、様々な言語で訳されているでしょうが…。
そんなことを考えていると、以下のようなインスピレーションを受け取りました。
「二極(陰と陽・闇と光)の世界から一極(陽・光)の世界へ」
どうやら、観音開き(両開き)は、二極を表しているようです。
光と闇が極まり、二極化が極限まで達した時、二極は強く引き離され(二枚の扉が開き)、
統合された一極の世界であり、真(誠)の世界である光の世界が現れるようです。
前回、相手に『底なしの欲』を感じたら、『離れる』&『気づきを得る』という記事を書きましたが、既に、個人レベルから切り離しが起きているのかもしれませんね。
話は戻りますが、「ヒラケゴマ」の呪文を『日本語』で唱える必要があるのは、
おそらく、音が重要なのでしょう。
なぜなら、「開けゴマ」の言霊を読み解くには、「ヒラケゴマ」という音に対し、数霊を出し、その意味を解くのですから。
ちなみに、「ヒラケゴマ」を読み解くと、下記のような言葉が現れます。
「引き合う場から放出し、転がり出ることを受容(需要)する」
「膨張(調和が増える)」「放射し離れて統合する」
「神意の実現という確たる信念を持つことで、心の奥底から解放が始まり、神なるもの(才能)を顕わし、三六九の橋渡しを段階を追って成就し、変化する」
「今まさに現実界に現れるべく、天のひな型が整い、成就させる(橋渡し)」
「清らかで明るきエネルギーが整い、空から色の世界への橋渡し」
「引き合う場から放出し、転がり出ることを受容(需要)する」「放射し離れて統合する」は、『日本語』の言霊やインスピレーションとも一致してますね。
やはり、日本語で、「ヒラケゴマ」と唱えることで、天岩戸が開くようです。
しかし、唱えれば、誰でも開くといったものではなさそうです。
それには、「神意の実現という確たる信念を持つ」ことが必要のようです。
『神意』とは、愛であり、光(愛)の世界の実現なので、愛から行動できる必要があります。
また、「清らかで明るきエネルギー」とあるので、それに同調できることも必須なのでしょう。
その条件を兼ね備えた人が、「ヒラケゴマ」と唱えた時、天岩戸が開き、神なるもの(才能)が顕われ、光(愛)の世界への橋渡しという使命を果たし、神意が実現するのでしょう。
つまり、それは、先日、観てきた『天外者』になるということでもあります。
ん~、すべては繋がっていますね。
ということは、「うまく神意の流れに乗っている」ということですね。
ところで、「開けゴマ」の「ゴマ」とは何か、気になりませんか?
ここまで来たら、もう、ピンと来ている方もいらっしゃるかもしれませんけど…。
取り合えず、『ゴマ』を読み解いてみますね。
「転がり出ることを受容(需要)する」「根源そのものが出される」
「母なるものが変化する」
「あるがままの自分を認めた時、自由自在に変化できるダイナミックな複合的波動となる」
「存在の本質である霊」「女性的な温かさ&柔らかさのバイブレーションを持つ」
「バランスが整い、大自然の意に生かされて一体となって進んでいく様」
ここから読み取れるのは、『ゴマ』とは、母なる根源神であり、それを構成する自分自神。二極の世界を解き放ち、一極の光(愛)の世界に立つのは、自分自神(日御子)であり、
同志と繋がり合った状態である根源神(天照大神)であるということ。
また、母なる根源神が、豊受大神から天照大神へと変化することも読み取れます。
ということは、一個人が「ヒラケゴマ」と唱えることは、自身の岩戸開きには有効。
しかし、世の中全体の岩戸開きは、一人ではダメなのでしょうね。
『ゴマ』は、自分自神(日御子)となった方の複合体である根源神(天照大神)なのですから…。
ところで、仏教の護摩焚きの護摩(ゴマ)も、同様の意味では?と、ふと思いました。
護摩焚きとは、火の中に供物や木を投じて焚き上げ、煩悩を焼き払い、清らかな心になることで、ご本尊様に所願の成就を祈願する秘法のこと。
煩悩とは、心の曇りであって、光と闇の二極を創造する素ですからね。
それを焼き払うということは、二極の世界から一極の世界に立つ自分自神になるということ。
やはり、繋がってます。
取り留めなく、いろいろと書きましたが、この記事をご覧になったのも、何かのご縁。
ぜひとも、自分自神(日御子)となり、光(愛)の世界への橋渡しという使命を果たし、
同志と共に天照大神となって、天岩戸を開いていただければと思います。
その際、「ヒラケゴマ」の呪文が、そのサポートとなることでしょう。
まずは、自身の岩戸を開く際に、そして、世の中の岩戸を開く際に。
この内容が、神意の実現に、少しでも、お役に立てれば幸いです。
なお、日本語を神語(宇宙語)に翻訳したいという方は、下記、書籍をお勧めします。
私は、この二冊の方法を使って、総合的に判断しています。