光(愛)と信念を持って未来を見つめる女性

現在、公開中の三浦春馬さんの主演映画『天外者』をご覧になったのでしょうか。

天外者(テンガラモン)』とは、「凄まじい才能の持ち主」。

明治維新の立役者の一人である『五代友厚』さんの人生を描いた作品です。

先日、拝見し、感動と共に、今まで抱いていた明治維新に対するイメージが変わりました。

というのも、明治維新と言えば、坂本龍馬をヒーローにし、「日本に近代化、文明開化をもたらした素晴らしい出来事」のように、明治維新を全肯定するのが一般的。

しかし、私は、それに疑問を持っていました。

明治維新により、「日本は大切なものを失ったのではないか」と。

でも、今回、『天外者』を観て感じたのは、失ったものがある一方で、得たものもある

また、西洋化、植民地化という避けられない流れの中で、流れを受け入れながらも、日本が大切なものをすべて失わないよう、尽力した方がいたことを、初めて知りました。

避けられない流れの中で、「今まで通りを押し通す」、「茫然とする」、「周りと合わせる」、「言われるまま、されるがままに受け入れる」、「誰かに当たる」、「勝ち馬に乗る」。

というのが、一般的な反応。

しかし、その中で、何が最善なのかを考え、そのためには、受け入れがたい流れも受け入れる。それでいて、守るものは守る

そのような行動を取れる方は、なかなかいないのではないでしょうか。

それを実行されたのが、『五代友厚』さんなのです。

氏名には使命が隠されていると言います。

今回、『五代友厚』さんに興味を抱き、言霊・数霊から使命を調べてみました。

五代友厚(ゴダイトモアツ)』を言霊・数霊で読み解くと、下記のような言葉が現れます。

転がり出させられ、別れさせられた陰を統合し、漂う需要が集まる

広がる光」「受容し光を放射する

大きなる川のごとく、悠々と流れていく愛のバイブレーションで満たされ、大切なものを見極め、鷹や鶴のごとく悠々と飛翔・変化して、神意と共に生き、喜びのもと思案し、決意のもと、ものごとを生成・発展・育成することで始まり、相手に合わせ、自らを自在に変化させる

ものごとが末広がりに広がり、バランスよく生成する

神の遣いである龍の働きを持つ」「心を澄まし、慢心することなく勇敢に進んでいく

どうやら、神意の流れを整えるために、天から遣わされた方のようですね。

具体的には、「大切なものを見極め、受け入れがたい流れも受け入れ、自身の変化させながら、ものごとをバランスよく生成させることで、愛と喜びを広げる」という使命を持った方。

つまり、見事に使命を果たしたということです。

ところで、『天外者』で注目すべきは、物語の主役である五代友厚さんは勿論のこと、
主演の三浦春馬さんの熱演も見逃せません。

特に、終盤の演説シーンは、演技というより、三浦春馬さんの魂の叫びのように感じました。

爽やかで愛くるしい笑顔、何事も真摯に向き合いながらも、周囲への配慮を忘れない春馬さん。

その心優しい春馬さんの中に、こんなに熱いものがあったのか。

そんな風に思わせるシーンでした。

しかし、その三浦春馬さんは、残念ながら、もう、いらっしゃいません…。

自殺と報道されましたが、何か心がスッキリしない方も多いのではないでしょうか。

その中には、熱烈なファンでもないのに、なぜ、彼の死をひきずってしまうのか。

そう感じている方も多いのではないでしょうか。

私も、その一人です。

今まで有名人の死で、ここまでショックを受けたことはありません。

それに、どうも、気になってしまう…。

そして、何か疑問に思ったら、探求したくなる性分なので、いろいろと調べてみました。

それで、わかったことは、彼は、日本を始め、みんなの幸せを守ろうとしていたということ。

また、そういう彼の活動は、周囲には受け入れがたいものだったということ。

それが、五代友厚という人物と重なってしまいます。

だからこそ、春馬さんが内に秘めていたものが、『五代友厚』という役を通して、噴き出した。

そのように感じました。

また、五代さんは、生前は周囲に認められず、死後に慕われた方。

それも、春馬さんに重なってしまいます。

もちろん、生前も、人気のある俳優さんでしたが、死後になって、その才能や実力、人間性、生き様に、心を奪われた方も多いはず。

今年の春に発売された書籍『日本製』はベストセラー、死後に発売されたセカンドシングル『Night Diver』は、プラチナディスク認定。

それが、そのことを物語っています。

そういう三浦春馬さんの使命は、いったい、何だったのか。

三浦春馬(ミウラハルマ)』という名前の言霊・音霊も調べてみました。

光が生まれ出る場で、引き合い、止まる受容

根源からの光が伝わり、広がる」「引き寄る光

変化を促し統合に向かい、バランスよく調和した完成を信念に開始し、決心する変化の時に

森羅万象すべてのものを慈しみ、愛で一つ一つのものに感動と感謝を伝える素晴らしい人

物事が段階を追って成就・完成(自身を開花)し、三六九の橋渡しを行う

脈々と流れる先祖からの愛を未来へと繋ぐ成長を促す

これを見ると、光(愛・喜び等)を広げるという役目は、五代さんと共通しています。

しかし、五代さんが、神意の流れを整える使命を持つのに対し、
春馬さんは、神意である弥勒の世への橋渡しが使命。

しかも、いよいよ弥勒の世(神世)である光の世界が誕生する目前で、抵抗勢力に阻止されることも覚悟に信念を貫くことで、光が集まり、広がる

そのように読み取れます。

脈々と流れる先祖からの愛を未来へと繋ぐ成長を促す」という言葉からは、書籍『日本製』の出版、また、今回の映画『天外者』を全身全霊で取り組んだ意味がわかります。

三浦春馬さんも、五代友厚さん同様、使命を貫かれた方のようですね。

そんなお二人に共通することに、『天外者』であることもあります。

その『天外者(テンガラモン)』の言霊・数霊は下記の通り。

発信し押し出す大きな力を受け取り、場に漂うものを押し出す力

根源から出た重要な陽(霊)」「根源から出て集まる」「発信・放射

国家や人類全体の栄光のもと、ものごとを始め、柔と剛を持って現状を打破する勇気と才能により、ものごとを生成発展・育成する存在(霊)

未来永劫、調和の中に生きるこを選択し、分け隔てのない博愛と慈愛を兼ね備えており、やすらぎを分配する資質に長けている

ものごとが安定しながら四方に広がり変化し、神意と共に生きる

統合と始まり」「愛の意思を貫き通す」「個性強気者同士を和同させる力により変化する

ものごとの始まりが内なる善に奉仕することにより志が未来を作る糧となる

天外者=凄まじい才能の持ち主」というのは、その才能を世の中のために役立て、皆を幸せな未来に導くために存在するようですね。

それは、神意に沿うことであり、重要な存在

しかも、才能のみならず、それに見合う愛・公平・勇気・信念といった資質も持っている。

だから、三浦春馬さんを失った時、ショックを受けたのでしょうね。

魂レベルで感じたのでしょう。「とても大切な存在を失った」と…。

しかし、いつまでも、ショックを受けている場合ではありません。

彼の意志を引き継ぎ、今度は、私たちが行動する時です。

今、世の中は、重要な局面に立たされています。

明治維新のように、今までの生き方を覆す、避けられない流れが押し寄せています。

また、先人が守り抜いたものも、密かに奪われていっています。

でも、それは、神意である光(愛)の世界を実現させるためには、必要なこと。

この流れの中で、『何が最善なのかを考え、そのためには、受け入れがたい流れも受け入れる。それでいて、守るものは守る。』という、五代さんが貫いた姿勢は、とても大切です。

しかし、それは、『天外者』である五代さんだからできたこと。

そんな風に、思っていませんか。

天外者』に及ばずとも、皆、何らかの才能を持って、この世に誕生しています。

私たちは、大いなる神の一部を御霊(魂)としていただき、この世に誕生しました。

だから、必ず、何らかの才能を持っているのです。

それに気づいていないのは、その才能は、時間をかけて生まれ出るものだから。

そのことは、『才能(サイノウ)』の言霊・数霊から読み取れます。

神から伝わるものが時間をかけて生まれ出る」「膨張して放射する」「調和が増える

第一歩を踏み出し、神意と共に生き、基礎が固まり型が整った中から飛翔し、バランスよく調和された形で完成する

内なる光を意識し、信念を持って進む時、心の奥底から解放が始まり、神なるものを顕わすことができる

だから、その才能を発揮するには、神意である光(愛)の世界の実現を目標(目的)に、
まず、第一歩を踏み出す。

その際、方向性が合っていれば、大きさは関係ありません。

自分にできることでいいのです。

そして、次は、基礎をしっかりと固めます。

基礎が固まったら、ここからが本番。

今までの型とか枠などを打ち破り、目指す方向性に合わないものからは離れ
信念を持って進む時、天(大いなる神)から与えられし才能=天賦の才能は開花します。

その才能を、同じ方向性を目指す同志と共に、世のため人のために使うのです。

同志と繋がることで、皆で『天外者)』となり、世の中を変えるのです。

一人で、『天外者)』になる必要はありません。

皆で、力を合わせて、『天外者)』となることで、この世は変わります。

神意である光(愛)の世界を実現することができるのです。

この内容が、どなたかのお役に立てれば幸いです。