打たれ強い人っていますよね。何を言われても、ケロッとして、めげない人。
羨ましい限りです。
でも、打たれ強い人と弱い人の違いは、どこにあるのでしょう。
メンタルを鍛え、めげない心になるには、どうすればよいのでしょうか。
どうすれば、精神的に強くなり、折れない心を持つことができるのでしょう。
打たれ強い人の特徴と、メンタルを鍛える方法をご紹介します。
強い精神力を持ち、折れない心を手にしませんか。
打たれ強い人の特徴
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打たれ強い人の5つの特徴をご紹介します。
すぐに折れてしまう、ガラスのハートの持ち主の方は、ぜひ、参考にしてください。
1.ピンチ・苦境に慣れている
打たれ強い人は、『ピンチ・苦境に慣れている』という特徴があります。
そのピンチ・苦境の内容は、「貧しい家庭に生まれた」、「厳しい親に育てられた」、「学校で先生に怒られてばかりだった」など、様々。
内容に違いがあっても、苦境・逆境を多く経験しているという点では共通しています。
鉄も叩けば強くなるように、人間も、辛い経験を積むと、その分、強くなるのです。
何度も経験すると、影響を最小限する術や立ち直る術も、自然と身に付けることができます。
苦境に対する免疫もできるでしょう。ストレスに強い心になるのです。
打たれ強くなるには、慣れも必要です。
2.適度に、いい加減
『適度に、いい加減』というのも、打たれ強い人の特徴です。
「やる時はやる、抜くときは抜く」のが上手いです。何でも完璧にこなそうとすると、疲れます。いつか無理がきます。上手くいかなかったり、失敗すると、ショックも大きいです。
適度に手を抜いていると、失敗しても、「仕方がない」、「本気に出していないだけ」と、ショックも小さくて済みます。やればできるという希望も持てます。
また、打たれ強い人は、人の話を真剣に聞いていないことも多いです。
聞きたくない話は、聞いているようで、適当に受け流すという要領の良さも身に付けています。
他には、忘れっぽいとも、言えるでしょう。
失敗しても引きずらないですし、切り替えも早いです。
何でも、真面目にやればいいというものでもありません。
世の中を強く生き抜くには、いい加減さも必要です。気持ちに余裕が生まれます。
3.どこか憎めない
『どこか憎めない』というのも、打たれ強い人の特徴です。
人懐っこい、素直、愛嬌があるなど、人間的に魅力のある人は、何か失敗しても、大目に見てもらえます。怒られても、愛のある怒られ方をされ、長引くこともありません。
自分でも、許されることを知っているので、立ち直りが早いです。
また、怒られた相手にも、人懐っこく、声をかけたりします。
いじられキャラ、怒られキャラになりやすい性格とも言えます。
「仕方ないなぁ」と周囲から許され、なおかつ、可愛がられます。愛されキャラとも言えます。
愛されキャラについて、詳しく知りたい方は、「人から好かれる人の特徴」をご覧ください。
4.自分が好き
打たれ強い人は、基本的に『自分が好き』です。自分を認めているという特徴があります。
自分の良い所、悪い所を自覚しているので、周囲に何を言われようと、へこたれません。
何があろうと、自分には克服できるという、自信があります。
ある意味、おめでたい人とも言えるでしょう。
一方、芯の強さも持っています。他人の意見に流されず、物事を自分の軸で判断します。
そして、やる時はやる。また、そんな自分を認めています。
自分を認める方法について知りたい方は、「自分と相手を認める方法」をご覧ください。
5.楽天的
『楽天的』というのも、打たれ強い人の特徴です。
おおやかで、細かいことは、気に留めません。
不幸に遭遇しても、凹んでも、何の解決にもならないと知っています。「なんとかなるさ」と思っています。そして、実際に、なんとかなってしまうという運の強さも持っています。
楽天的になりたい、また、運が良くなりたい方は、「ポジティブになる方法」、「運がいい人の特徴」をご覧ください。
メンタルを鍛える方法
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では、精神を鍛え、めげない心になるにはどうすればよいのでしょうか。
メンタルを鍛える方法をご紹介します。
但し、精神的に強くなるには、それ相応の時間と努力が必要です。
すぐに諦めず、気長に、自分のペースでやっていきませんか。
1.自分を好きになる
メンタルを鍛えるには、まず、『自分を好きになる』ことが大切です。
自分のことが好きではない人は、何か嫌なことがあると、自暴自棄になります。
やけを起こして、自分をダメにしてしまいます。
打たれ強い、めげない精神の持ち主は、自分を粗末に扱ったり、見捨てることはありません。
何があっても、自分を信じ、希望を持ち続けます。
自分を好きなることは、折れない心をつくる最良の方法です
2.周囲を許す
心を強くするには、『周囲を許す』ことも必要です。
周囲を許すことができないと、ストレスを抱え、イライラします。
長引くと、病気にもなりかねません。
また、許さないということは、自分が被害者ということです。
被害者であり続けると、現状を変えるのは難しいです。受け身になってしまうからです。
自分の人生は、自分だけが責任を持つことができます。
また、人生を変えるには、自分が変わるのが手っ取り早い方法です。
例え、許すことができなくても、誰かを憎むこと、変えることは、ひとまず置いておきましょう。
現状を良くするために、自分でできることはないかを考え、できることからしましょう。
3.いい加減さを身に付ける
『いい加減さを身に付ける』ことも、打たれ強くなるには必要です。
何でもかんでも、真面目に受け取り、それに対応しようとすると、無理がきます。
目の細かいザルで砂を取ると、重くなるようなものです。
自分が無理せずに、抱えられるぐらい荒い目で丁度いいのです。
人は、無責任に、いろいろなことを言ってきます。それが必ずしも、正解とは限りません。
それに、いちいち、まともに反応していては、心身共に疲れます。
竹のようにしなやかに、それでいて、強く生きるには、いい加減さも身につけましょう。
いい加減(適当)がいい加減(適切)なのです。
4.物事を都合のよいように解釈する
メンタルを鍛える方法として、『物事を都合のよいように解釈する』ことも、大切です。
物事は、見方、考え方により、良くも悪くもなります。一見、悪いことのように見える出来事も、後から考えると、「あれがあったからこそ」ということは、よくあります。
人間は、何かないと、自分を変えようとしません。変わらない方が楽だからです。
それを見かねて、神様が試練を与えているのかもしれませんね。
幸運は、時として、不運のマントを着て現れます。
それを見て絶望するか、心の目でマントの中を見て、幸運と見るかは、その人に委ねられます。
何でも、都合の良い解釈をして、お目出たい人になりませんか。
5.様々な経験を積む
打たれ強い心になるには、『様々な経験を積む』ことも大切です。
経験を積むことで、知らないことを知ったり、辛いことにも、めげない強い心が養われます。
どのようにすれば、ショックを最小限にできるか、気持ちを切り替えられるか、身を持って、経験することで、身に付いてくるのです。
失敗を恐れ、安全な道、楽な道を選択すれば、失敗は少ないかもしれません。
しかし、それでは、大きな成功は得られません。失敗した時には、うろたえます。
失敗は成功のもとです。失敗を恐れず、それをバネに大きく飛躍しませんか。
いかがでしょうか。
以上が、打たれ強い人の特徴とメンタルを鍛える方法になります。
打たれ強い人には、それ相応の理由や生き方があります。
そのめげない心を見習って、強く、しなやかに生きてみませんか。
納得にいく、充実した人生には、心の強さとしなやかさは必要なツールです。