周りに、『底なしの欲』を感じる相手はいませんか。
最近、そういう方が、目につくように思います。
これは、光と闇が極まり、人としての本質のあぶり出しが進んでいるからではないでしょうか。
以前も、そう感じていましたが、さらに、それがレベルアップしたように思います。
というのも、以前は、違和感がありつつも、なぁなぁにしていた相手が闇化していました。
しかし、今は、好感を持っていた相手までも、闇化しているように思います。
光が強まるにつれ、『化けの皮が剥がれる』という現象が起きているのかもしれません。
それと同時に、『底なしの欲』と化している方が増えているようにも思います。
相手のために、いくら自らを犠牲にして尽くしても、感謝されるどころか、要求ばかり…。
その要求を断れば、あからさまに不機嫌になったり、逆切れされたり…。
周りに、そんな方はいらっしゃいませんか。
もし、思い当たる方がいらっしゃるのなら、その方は『底なしの欲』と化しています。
そういう相手からは、『離れる』方がよいでしょう。
なぜなら、その相手は、『空く間化』が進んでいるからです。
我欲(エゴ)に対し、ブレーキが利かなくなる段階までに到達しています。
そして、その欲は、底なしです。
『底なしの欲』なので、いくら尽くしても、満足することはありません。
もっともっとと、さらなる要求をします。
そこまでいくと、相手を思い、説得しようとしても、聞く耳を持つことはないでしょう。
無理に説得しても、都合のよい解釈をしたり、ネガティブに捉えて、余計、意地になります。
また、妄想の世界に入り込むのも、ありがちなことです。
自分は被害者、それでいて、自分は価値ある人間だと、必要以上に思い込みます。
そして、身勝手な要求、身の程見らずな要求をするようになります。
こういう人に関わると、お金、モノ、時間など、あらゆるものを提供し続けることになり、
自分のしたいこともできず、人生を台無しにされる危険があります。
他人の迷惑なんて、お構いなしなのですから…。
だから、相手に『底なしの欲』を感じたら、『離れる』ことが賢明です。
相手が心配でも、敢えて心を鬼にし、突き放して見守るのです。
そういう愛もあります。
その方が、お互いのためになります。
愛は、与えるだけが愛ではありません。
愛も与えすぎると毒になります。
自ら成長する機会を奪ったり、余計、誤った道を突く進む起爆剤となる危険性があります。
何事も、バランスを保つことが大切なのです。
困っている人に手を差し伸べることは、尊いことでもあります。
しかし、相手のために、自分自身や周囲が無理したり犠牲になるのは、やり過ぎです。
日本は、大和の国。
大和とは、互いに自立しながらも繋がる(支え合う)ことで生まれる大調和。
調和は、バランスが崩れていては、成り立ちません。
相手に、『底なしの欲』を感じたら、即刻、離れましょう。
また、それと同時に大切なのは、『気づきを得る』ことです。
「なぜ、自分は、そう言う人を引き寄せるのか」、その原因を探るです。
『闇(敵)は心の雲りが落とす影』。
自分の中にある心の曇りが、厄介者である闇(敵)を作り出しています。
その心の曇りとは何か。
例えば、「困っている人は助けるべきだ」という思い込みであったり、「いい人と思われたい」という我欲(エゴ)であったり、頼まれると断れないという心の弱さだったり…。
それは、人により様々。それに気づき、改めるのです。
そうでないと、ある相手から離れても、また、同じような相手が現れます。
同じようなことを繰り返すのです。
また、それは、個人的な事柄でも、集合意識へと影響を与えます。
『底なしの欲』を引き寄せる人や対処できない人が多くいると、
世の中に影響を与えるような『底なしの欲』を持つ相手が現れ、世の中を困らせます。
もう、既に、多く表れているように思いますが…。
それに対処するには、一人一人が、目の前にいる『底なしの欲』を持つ相手に上手く対応する。
『底なしの欲』を感じたら、『離れる』&『気づきを得る』。
この言葉が、どなたかの、また、世の中のお役に立てれば幸いです。