悪から我が身を正し、神へと近づく女性

一寸法師、桃太郎などのお伽話に始まり、テレビ、映画、マンガ、ゲームなど…。

私たちは、幼い頃から、困っている人や、みんなのために、悪と戦うヒーローに、
憧れと尊敬の念を抱いてきました。

特に、小さな男の子にとっては、ヒーローは憧れの存在ですよね。

しかし、先日、ふと、下記のような言葉が降りてきました。

悪と戦うは善にあらず。悪から我が身を正すが善。

突然、そんなこと言われても、納得しがたいですよね。

これでは、 ” ヒーローは『善』ではない ” ということになってしまいます。

こういう時は、宇宙の共通言語である言霊・数霊を読み解き、宇宙の真理を読み解くのが一番。

ということで、『』の言霊・数霊を読み解いてみました。

引き受けさせられ、押し出す力」「止まる」「根源から増える」「

真心を込めて創意工夫するこで、統合され、新たに始まる

新しいステージの始まり」「合格

また、『』の言霊・数霊も、同様に読み解くと、下記の通り。

感じて引き寄る」「出るエネルギー

存在の本質である霊が大自然の意に生かされて、一体となって弥勒の世へ進んでいく様

三六九の橋渡し

これらを俯瞰し、浮かび上がった言葉を繋ぎ合わせると、

私たちの中に、弥勒の世にふさわしくないものを感じた時に現れ、現象化するのが『』。

』よりもたらされたものを、光(=愛=真心)でもって事を収め、光を増やすのが『』。

また、

私たちは、『』がもたらす課題に対し、『』で応えることにより、合格し、
新しいステージと進み、やがて、弥勒の世へと到達する。

』は、私たちが、弥勒の世へ到達するよう、橋渡しを行う存在

と言うことが読み取れます。

だから、『悪』と戦うことで滅ぼす行為は、自ら、弥勒の世へと到達するのを阻むこと。

そもそも、『』は、私たちの中にある、弥勒の世にふさわしくないものを正すために、
現実世界に、その機会をもたらした、有難い存在
なのだから。

ならば、現実世界に『』を存在させないようにするには、敵対し、戦うのではなく、
その『』がもたらした機会であり課題を光(=愛=真心)でもって正せばよいのです。

それこそが、『』であり、最善の策なのです。

つまり、『悪と戦うは善にあらず。悪から我が身を正すが善。』なのです。

しかし、私たちの中にある『弥勒の世にふさわしくないもの』とは、何なのでしょうか。

弥勒の世』とは『神世』のこと。

つまり、それは、『神(=光=愛=真心)としてふさわしくないもの』なのです。

もっと、具体的に言えば、『悪』と同質のもの

あるいは、『悪』に追従したり、『悪』を誘発させたり、増長させるもの

例えば、利己主義、競争意識、過剰な承認欲求、嫉妬、敵対視、思い込み、傲慢、支配欲、

日和見主義、事なかれ主義、周囲に流される、常識や世間体に捉われる、依存心、自分を偽る、

情報を鵜呑みする、視野の狭さ、自信や判断力の欠如、極端な正義感、自己犠牲が強い … etc.

そして、これらは、『心の汚れ』や『確固たる自分軸のなさ』、『自分を善とし、相容れない相手を悪とする分離意識』から来るものなのです。

神(=光=愛=真心)としてふさわしい存在になるには、まず、それらが、私たちの中にあることに気づくことが大切です。

その上で、

神(=光=愛=真心)として、ふさわしくないものは取り除き
神(=光=愛=真心)として、ふさわしい振る舞いを選択すること

それが、『我が身を正す』ことなのです。

それは、個人的なことから、世の中、地球規模のことまで、すべてにおいて言えること。

しかし、一個人に対する『』なら、一個人が、『我が身を正す』ことで、事は収まりますが、世の中など、集合体に対する『』は、一個人の努力では力が及びません。

それには、その集合体に属する仲間の協力が必要です。

何事にも、因果があります。

なぜ、このような『悪』が存在するのか

何が、『悪』に、ここまでの力を与えてしまったのか(悪化させたのか)

神は、何を気づかせようとしているのか

そういう視点で物事を俯瞰することで、やるべきことが見えているのではないでしょうか。

それを、『』とは違うやり方で行う。

神(=光=愛=真心)として、ふさわしくないものは取り除き
神(=光=愛=真心)として、ふさわしい振る舞いを選択する

そうすることで、『本来あるべき姿へと正す』のです。

まずは、自分ができることから始め、一人でできないことや、自分にはできないことは、それができる人と繋がるのです。

そのためには、自ら、情報発信したり、行動を起こし、輪を広げることも大切です。

その秘訣は、光(=愛=真心)でもって、心(魂)に訴えること。

そうしていけば、到底、無理と思われた、山をも動かすことができるのではないでしょうか。

この内容が、どなたかのお役に立てれば幸いです。