仕事、職場の人間関係、転職、恋愛、結婚など、私たちは、様々なことに悩みます。
そういう時に、あなたは、誰に、悩みを相談していますか?
相手の選び方次第で、その後の人生の明暗を分けることもあります。
相談相手は、慎重に選ぶ必要があるのです。
身近で、声をかけやすいという理由だけで選ぶと、後悔することにもなりかねません。
相談相手は、慎重に選ぶ必要があります。
相談相手の選び方をご紹介します。後悔しないためのポイントです。
相談相手の選び方
相談相手には、どういう人を選べばよいのでしょうか。
人には向き不向きがあります。また、相談内容や状況により、適任者は変わります。
相談相手の選び方をご紹介します。男性・女性問わず、共通した内容です。
後悔しないように、下記5つのポイントを抑えておきましょう。
1.相談内容に詳しい
相談相手を選ぶ、まず、最初のポイントは、『相談内容に詳しい』ということです。
ある仕事に就くべきか悩んでいる場合、その仕事に詳しくない人に聞いても、表面的なことしか言えません。
会社を辞めるべきか悩んでいるのに、その会社に満足している相手に相談しても、気持ちを理解してもらえるのは難しいでしょう。
また、夫婦関係のことを、独身者に言っても、返答に困ると思います。
相談相手には、同じ境遇にあるなど、内容に詳しい相手を選びましょう。
内容を理解できない人に聞いても、相手も困りますし、よいアドバイスも期待できません。
2.利害関係がない
相談相手を選ぶポイントに、『利害関係がない』というのも、大切です。
相談には、客観的な判断ができる、利害関係のない相手を選ぶと言う視点も、必要です。
例えば、会社を退職すべきかの相談に、職場の人はふさわしくありません。
あなたが辞めることで、誰かがその仕事を引き継がないといけません。
口止めしても、決断する前に、話が広がる可能性があります。
同様に、家族も、あまりオススメしません。お金の問題や、世間体、余計な心配をしたくないなど、家族は、現状維持を希望する傾向が強いからです。
利害関係のある人には、意志を固めた後に、相談することにしましょう。
まだ、そこまで至らない時は、利害関係のない第三者に、意見をもらった方がよいと思います。
3.信頼できる
『信頼のできる』というのも、相談相手を選ぶ際には、重要です。
信頼できない人間に、相談しても、ろくなことはありません。
適当に対応されて、後悔することになるでしょう。
なお、信頼できる人の特徴について、詳しく知りたい方は、下のリンク先をご覧ください。
職場以外の場合にも、参考になるのではないかと思います。
4.聞き上手
相談相手を選ぶ際には、『聞き上手』というのも、大切なポイントです。
相談しても、一方的に関係ないことや、自分のことばかり話されても、困りますよね。
また、詳しい事情も聞かないで、結論を出されても、納得いかないですよね。
親身になって話を聞き、適度な質問をしながら状況を把握し、良い結論を導き出そうとしてくれる相手に、相談した方がよいと思います。
相手から良いアドバイスが聞けなくても、意外と、自分で話しているうちに、心や頭の整理がついたり、自分の本心が見えたりします。
相談相手として、聞き上手というのは重要です。
5.相手の意志を尊重できる
『相手の意志を尊重できる』というのも、相談相手には、重要なポイントです。
あなたの考えを全面否定し、自分の意見を押し付けるタイプは、相談には向いていません。
自分にとって、間違いであることも、他の人には、正解である場合もあります。
人は、自分の経験や知識から、物事を判断しようとします。
しかし、それが正しいとは限りません。
例え、それが間違っていたとしても、人生の選択は、本人がするべきです。
その自由を奪ってはいけません。
自分の見解を言っても、最後の選択は、本人に任せる人を、相談相手に選びましょう。
いかがでしょうか。以上が、相談相手の選び方のポイントです。
すべての条件に当てはまる人は、なかなかいないかと思います。
その際には、なるべく、多く当てはまる人を選んでいただけたらと思います。
また、身近にいない場合は、占い師やカウンセラーなど、相談を専門にしている人の意見を聞くのも、一つの方法です。
でも、誰かに相談するよりは、結局は、自分のことは、自分が一番知っています。
一度切りの人生です。後悔のないよう、自分が本当にしたいことを選びましょう。
失敗は、愚かなことではありません。失敗から、何かを学べばよいだけです。
あなたが納得のいく人生が送れるよう、お祈りいたします。