器の小さい男性
あなたの周りに、器が小さい人はいませんか?
そういう人と一緒にいると、責められたり、怒鳴られたりで、ストレスがたまります。
でも、この器が小さい人というのは、なかなか厄介で、面倒なことになるのが嫌だからと、我慢し、言いなりになっていると、ますます凶暴化して、手が付けらえなくなります。
そんな困った人である器が小さい人の特徴を5つご紹介します。
特徴を確認し、被害に遭わないように対策しましょう。

また、知らず知らずに、あなた自身も、器が小さい人と思われているかもしれません。
特徴に当てはまることがあったら、要注意です。自身の見直しにも、ご活用ください。

 

 

器が小さい人の特徴

①不平不満が多い

器が小さい人は、不平不満が多いという特徴があります。
そして、その不平不満の対象は、上司、部下、同僚、家族など、人に対してもそうですが、世の中、製品、サービスだったりと、多種多様です。
自分の思い通りにならないものは、すべて不平不満の対象で、悪く言われます。

例え、自分に非があっても、そこは無視。自分以外を悪者にすることで、自分を正当化し、自分を被害者にしたり、優越感に浸ります。

 

②損得で行動する

器が小さい人は、損得に基づいて行動するという特徴もあります。
自分に対し、得をもたらすと思われる、地位、権力、知名度、お金などを持っている人には、気に入られようと、低姿勢な態度で接しますが、得にならない人には、横柄な態度で接します。
また、何の得にもならないことには、関わろうとしません。
例え、義務付けられていたとしても、何か理由をつけて、免れようとします。
また、誰かのために何かをすることになった場合には、しつこいぐらいに、そのことを持ち出し、恩を売ったり、周囲にアピールします。
金銭的な損得にもシビアです、1円足りとも、自分が損しないようにします。
また、同じメニューの料理を頼んで、自分の方が量が少なかったりすると、不満を口にし、不機嫌になります。

何においても、人より自分が損することが許されないのです。

 

③人を褒めない・認めない

器が小さい人は、人を褒めない、認めないという特徴もあります。
自分より何かに優れる人は、自分の存在価値を下げる、また、危うくする目障りな存在と捉えます。そういう人を見かけると、イライラが止まりません。
そして、人が褒めれば褒めるほど、褒められた人の粗を探し、足を引っ張ろうとします。
中には、その人を利用するだけ利用して、成果はを自分の手柄にする、たちが悪い人もいます。

器が小さい人は、何かに劣等感を持ち、自信がないため、自分より優れた人、目立つ人が許せないのです。

 

④自分を大きく見せたがる

器が小さい人は、自分を大きく見せたがるという特徴もあります。
受け売りの情報を知ったかぶりして、他の人に教え、知らない人を小バカにしたりします。
また、見栄を張って、平気で嘘をついたり、自慢話が多いというのも特徴です。
何かに失敗しても、それを認めることはしないし、謝ろうともしません。謝ったら、自分の負けだと思うのです。
それでいて、他の人の失敗には厳しく、ここぞとばかりに非難します。
他にも、人の悪口を言うことで、他の人を陥れたり、逆らえない人に対し、横柄な態度を取ることで、自分を大きく見せようとします。

すべて、自分の自信のなさの裏返しと言えます。

 

⑤自分の思い通りに人を動かそうとする

自分の言う通りに人を動かそうとするという特徴もあります。
自分の価値観を押し付け、他の人の気持ちや、置かれた立場などには、お構いなしです。
他の人がそれを受け入れないと、感情をあらわにし、イライラして不機嫌な態度を取ったり、無視したり、さらにエスカレートすると、怒りや脅しで、相手を従えようとします。
人が自分に意見するのは、自分をバカにしていると捉えるのです。

パワハラ問題を起こすのは、器が小さい上司と言えるでしょう。

 

 

いかがでしょうか。
こういう特徴を持つ人がいたら、なるべく関わらないようにするのが身のためです。
話をして聞く相手ではありません。余計に、ヒートアップします。
どうしても関わらないといけない場合で、相手に反論しないといけない状況においては、その場では、ストレートには否定せず、一旦、受け入れたようにして、後日、ほとぼりが冷めてから、相談という形にした方がよいかと思います。
なお、自分に、直接、被害をもたらさないようなものは、歯向かったりせずに受け入れ、何かあった時は、その人の責任にしましょう。
そのためには、「~になっても大丈夫ですか?」「~の心配はないでしょうか?」と、意見ではなく、確認や質問という形で、一応、抵抗を示しておいて、最終的には、受け入れたようにした方がよいかと思います。
相手のため、他の人ため、会社のため、世の中のためと、正義感を燃やしても疲れるだけです。
なお、自身が、上記の「器が小さい人の特徴」を持っていたとしたら、他の人からは、困った人になっているかもしれません。自分の言動を見直し、よりよい人間関係を築きましょう。

よかったら、「自分と相手を認める方法」、「成熟した人の特徴」の記事も、参考にしていただければと思います。