灯台

緊急事態宣言が39県で解除されましたね。

解除された地域は、ホッとした一方で、まだ心配という方も多いことでしょう。

個人的には、解除により、元の生活に戻すというよりは、コロナ騒動や自粛で得た気づきや反省を生かし、個人や社会が変容することが望ましいと感じています。

引き続き、自粛中の地域の方は、何かと大変ですが、適度に気分転換して乗り切りましょうね。

しかし、この度の自粛生活で、『自粛警察』なる人々の出現には驚きました。

マスクをしていない人や感染者への非難、他県ナンバーの車や営業を続ける飲食店への嫌がらせなど、困ったものですね。

それぞれの事情や状況を確認もせずに、一方的に罵倒を浴びせたり、制裁を下すとは…。

やはり、非常事態ほど、今まで心の奥に隠れていた人間性が浮き彫りになるようです。

反省、変容、感謝、愛、喜び、希望、創造、工夫、自立、調和、助け合い等を選択する人達と、不安、怒り、批判、攻撃、依存、傍観、無視、我欲、失望、断罪、破壊、犯罪を選択する人達。

愛を光(善)とすれば、前者がで、後者が

そして、両者とも、困難な状況が続くに従い、その強さが増しているようです。

ところで、最近、ライトワーカーについて、キーワードが降りてきました。

それは、『先ゆく者』、『闇世に温かい愛と光を放つ者』、『灯台』です。

一般的にライトワーカーとは、『光の働き手』、『光の仕事人』、『光の灯台』。

そして、地球と人類の次元上昇を促し、光の世界へと導くのが使命と言われています。

しかし、それが使命として生まれても、として目覚めなければ、意味がありません。

自らが闇のエネルギーを放ち、周囲をに巻き込めば、ダークワーカーになることになります。

ライトワーカーとは、自らの心の曇りを取り除き、『内在神(魂=本当の自分)の輝きを外へと放つ者』であり、『気づきの螺旋階段を先ゆく者』です。

その光は、闇世に、大きく温かく輝く、愛の光

そして、周囲を照らすことで、人々を明るい気持ちにし、進むべき方向を示します。

また、各自が、自ら舵を取り、その光を目指して進むのを促すのです。

まさしく、それは、暗がりに立つ灯台

周りを照らし、見守り、光の世界へと導く光(愛)の存在なのです。

そこに、批判、説得、強要、断罪、制裁、身代わりといったものは必要ありません。

光の世界への旅は、自己責任のもと、各自が意図し、自ら進むものなのだから。

また、『先ゆく者』だから、優れているというものでもありません。

中には、自らの歩みのスピードを落とし、へと導く者もいます。

それに、ライトワーカー自体、今生での役割に過ぎません。

私たちは、大いなる神(光・愛)の分け御霊。

皆、光(愛)の存在であり、そこに優劣はありません。

人類を含め、宇宙に存在するすべての存在が、尊い存在です。

闇は、闇役を演じ、憎まれたり罪を被ることで、光(愛)の世界に導いているのです。

闇こそ、闇で光を包み、光を光としてくれる大きな存在とも言えます。

だから、ライトワーカーは、決して奢るべからず。

闇を敵視し、批判したり、制裁を与えようというのは、ライトワーカーではありません。

闇を敵視するのは、自らの心に曇りがある証拠。

他の人を変えようとする前に、自らの心を変える必要があります。

ライトワーカーは、光と闇の統合なくして、果たせません。

光も闇もすべての存在に対し、温かい愛と光を放ち、光(愛)の世界へと導く存在なのだから。

先ゆく者』として、『闇世を照らす灯台』として。

もしも、あなたがライトワーカーを目指すなら、まずは、自らの心の曇りを磨きませんか。

そして、光と闇の統合を成し、後から来る方々の灯台になりましょう。

一人でも多くのライトワーカーが誕生し、皆が光輝く、光の世界となることを願っています。