ピンチをチャンスに変える人

新型コロナウイルスが、世界中で猛威を振るう中、いかがお過ごしでしょうか。

いつもと違う生活や行動を強いられ、窮屈な思いをしている方も多いのではないでしょうか。

しかし、何事も、いろいろな側面を持っています。

ピンチと思われる状況も、モノの見方・考え方次第で、チャンスとも捉えることもできます。

ウイルスに感染している方や、重症化して、お亡くなりになった方の家族・知人の方にとっては、そんな状況ではないでしょう。

しかし、そうではなく、今現在、元気な方は、不安・心配・恐れといった感情に支配され、怯えたり、パニックに陥るのではなく、冷静に、そして、日々の生活を楽しむことも必要です。

私たちは、神の分け御霊あり、それでいて、根っこのところでは繋がっています。

誰かが元気でなくとも、他の人が元気であれば、その元気を伝えることができるのです。

身近な方なら、なおさらです。

制約された中でも、楽しみを見つけることも、創ることもできます。

少しでも、日々を楽しみ、元気に過ごしましょう。

笑うことは、免疫力・抵抗力を高めるそうですしね。

また、今だからこそできることに取り組んでもよいのではないでしょうか。

家族とのコミュニケーション、読書、勉強、調べもの、整理整頓、大掃除など、今まで不足してもの、したいと思いながらしてないものなどの時間に当ててはいかがでしょうか。

困っている方のために、皆が快適に過ごすために、何かできないか。

それを考える時間、行動する時間に当てるのも、とても素晴らしいことだと思います。

今回のことで、様々な問題点が浮き彫りになりました。

輸入品の入手困難、買い占め、転売、デマによる混乱、過剰反応による他人への不信感 等

他にも、いろいろとあります。

中でも、『働き方』や『家族のあり方』について考えさせられることが多いように思います。

休みたくても休めない、満員電車による感染の不安、学校・職場での感染の不安、共働きで突然の休校に対応できない、子供の預け先がない、日中の子供の食事の心配 等々

でも、これって、戦前の日本だったら、ここまで大事にならなかったのではないでしょうか。

都会への人口集中、会社員の増加、核家族の増加、共働きの増加、義務教育制度、給食制度…。

どれも、戦後、私たちは、それを良しとし、それが当たり前になっていて、そのことに疑問を持つことさえ、ありませんでした。

今回の新型コロナウィルスは、「今までのあり方・当たり前を見直しない」という、天からの啓示のように思います。

働き方』や『家族のあり方』だけでなく、『過度なグローバル化』も問題ですよね。

命や健康に関わるものの生産は、国内ですべきです。

今回は問題になっていませんが、食料もそうですよね。

日本は、あまりも輸入に頼り過ぎています。

食料自給率が低いのは危険です。いざと言う時に、自国を守ることができません。

今回のことを教訓に、私たちは今までのあり方・当たり前を見直すべきです。

まずは、自分ができることから始めませんか。

どんな小さなことでもいい。
私たち一人一人が変わることで、世の中を動かすこと・変えることができます。

私たち国民一人一人が判断し、行動して、また、繋がって、自分たちにとって居心地のよい国を作っていきませんか。